大上段に構える・・・・・見栄を切るポーズには違いないが、その後のなりふりが気になる。
振り上げた拳の下ろし方に通じる粗暴さと、短絡的な思考も垣間見えるからである。
他人様に拳骨をふるうどころか蛮勇が無い自分としては、いささか気の重い日常を送っている。
何と言っても世界は暴力に犯されている。、タリバーンやIS、ボコハラムの連中が自分たちの意を通そうとして、騒乱を起こしているからだ。彼らに共通しているのは不満分子の集団で、反政府行為が武力闘争であること。
だが、国境をまたいで活動している反動集団の地域は、生活が貧しいゆえに彼らを受け入れる素地もあるのだろう。
思想の宣伝教化によって住民を取り組んでいく手法もある。
グローバル化が進んだと思ったら、経済のぎくしゃくが国際関係を切り刻んでしまった。
寛容な気風はナショナリズムの台頭とともに勢いを失くし、大国は自国優位の占有化へと走っているのはロシアや中国を見ても明らかだ。米国だってTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を利用して、自国の優位を図ろうとしている。
経済先進国と後発国の格差はますます拡大するのは目に見えている。紛争もまた格差ゆえに拡張するとすれば、地球上の居場所も狭められていく。東南アジアの経済向上が一つの救いなのではないか。BRICSの牽引力が何処まで持ち堪えられるかも問われる。<サウジアラビア軍がイエメンの反政府軍を空爆した>一筋縄ではいかない中東情勢は今後どのような展開を見せるのだろう?