コロナ規制以来、やたらと勧誘電話やセコハン買い取り業者なる得体の知れない電話が増えた。断ればあっさりと引き下がる手合いもあれば、一方的に口上を述べまくって、こちらが話を挟む余地もないくらいの強者もいる。
今日の電話は「古本はありませんか?」だったが、「古着」だとか「使っていない、または壊れたカメラ、時計、アクセサリー等はありませんか?」などと、すぐにでも入り込んでくる勢いの電話攻勢も過去にはあった。あっさりと言えば、ガラクタ製品は持ち合わせていないし、あったとしても、即座に役所から依頼された回収業者の荷台に収まってしまうから、買い取り電話に応じることはできないのだ。今の世はこの手合いが勢いをつけている。玄関から入れば押し込み強盗に化けて、住人を束縛して金品を奪う強奪事件が多発している。これほど日本人が悪くなったのも新しい傾向だと思うのだが、端緒は雇われ中国人の犯罪か?人間性悪説を採れば「いつの世も悪事は絶えない」のだが、対立する警察力の劣化もあるだろうし、姿が見えないデジタル社会の落とし穴が、今様の犯罪を大胆にさせる契機となっているとも言える。折も折、フィリピンを指令拠点にした、強奪殺人事件の容疑者が強制送還されてきた。これも犯罪の一角を占めたグループであろうし、この手合いはまだまだ潜んでいるだろうから、留守を預かる老若男女は賢くならなければいけないね。