12月に入ったからか、通勤途上のとある国道筋の電光掲示板に、気温が表示されておりました。今朝の表示温度は4℃。まあ低温には違いないですが、まだ道が凍るには少々高い温度ですし、真冬にはマイナス3℃や4℃くらいは結構出てくることを思えば、まだまだ序の口といえる気温です。実際グローブだけでは半分も行かぬうちに手がこごえて難儀するのは、この表示がマイナス2℃になったあたりからですので、4℃、と言う表示を見ると、寒いな、というより、まだまだ暖かい、という風に私などは見てしまいます。
さて、メガ牛丼に対抗した? テラ豚丼なるものを試作して撮影しネットで公開したアルバイト2人が、処分されたのだそうです。どういう処分なのかは非公開ですのでよく判りませんが、解雇されたか減給されたか、というところでしょうか。この行為によって非買運動でも起こって店の売り上げに響きでもしたらひょっとして損害賠償なんて話もあるのかもしれませんけど、実際のところはどうなのでしょう? 40通ほどのメール、電話等での抗議があったという報道ですが、それくらいですと、抗議殺到、というほどでもないような気がいたします。
まあその行為自体はまことに馬鹿馬鹿しいことではありますが、私としては、なんとなくほほえましさも覚えないこともありませんでした。大昔からパイ投げなど食べ物を笑いに使う例はあったわけですし、ここは大馬鹿野郎! と一括して大目玉をひとつ食らわせれば、後は笑って済ませてもよかったんじゃないか、という気が、私にはするのです。
それよりも私は、メガ牛丼なる醜悪な食べ物が冗談ではなく販売されていることのほうがよほど食の冒涜のように感じますし、昨今メディアで取りざたされる「大食い」を見世物にして喜ぶ風潮にこそ、異様で病的なものを覚えます。
日本人は基本的に肉体の構造が大食いに対応しておらず、欧米人に比べて食べ過ぎによる糖尿病等いわゆるメタボリックシンドロームを患いやすい人種です。それだけでなく、肉の食いすぎは大腸ガンのリスクを上げるようでもありますし、子供のうち、若いうちから脂肪のうまみにおぼれきってしまうと、現在の中高年よりずっと早く、肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧などの疾患に蝕まれていくことでしょう。それにわが国は食料自給率が半分にもみたず、国内生産自体も、海外から輸入する石油なしには成り立たない脆弱な産業構造を持っています。そんな国民が大食いを娯楽とし、日常的に食べ過ぎを享楽するのは倒錯的で末期的な様相に見えます。
「食べ物を粗末にするな」というのなら、この機会に、自らの食生活を見直してみてはいかがかと思うのです。
テラ豚丼は確かにほめられない行為ではありましたが、あれは漫画的なデフォルメであり、非日常的な笑いの要素があると感じました。それよりも、ブロイラーにえさを詰め込むがごとく展開される日常風景にこそ、非難すべき点があるのではないか、と私は思います。
さて、メガ牛丼に対抗した? テラ豚丼なるものを試作して撮影しネットで公開したアルバイト2人が、処分されたのだそうです。どういう処分なのかは非公開ですのでよく判りませんが、解雇されたか減給されたか、というところでしょうか。この行為によって非買運動でも起こって店の売り上げに響きでもしたらひょっとして損害賠償なんて話もあるのかもしれませんけど、実際のところはどうなのでしょう? 40通ほどのメール、電話等での抗議があったという報道ですが、それくらいですと、抗議殺到、というほどでもないような気がいたします。
まあその行為自体はまことに馬鹿馬鹿しいことではありますが、私としては、なんとなくほほえましさも覚えないこともありませんでした。大昔からパイ投げなど食べ物を笑いに使う例はあったわけですし、ここは大馬鹿野郎! と一括して大目玉をひとつ食らわせれば、後は笑って済ませてもよかったんじゃないか、という気が、私にはするのです。
それよりも私は、メガ牛丼なる醜悪な食べ物が冗談ではなく販売されていることのほうがよほど食の冒涜のように感じますし、昨今メディアで取りざたされる「大食い」を見世物にして喜ぶ風潮にこそ、異様で病的なものを覚えます。
日本人は基本的に肉体の構造が大食いに対応しておらず、欧米人に比べて食べ過ぎによる糖尿病等いわゆるメタボリックシンドロームを患いやすい人種です。それだけでなく、肉の食いすぎは大腸ガンのリスクを上げるようでもありますし、子供のうち、若いうちから脂肪のうまみにおぼれきってしまうと、現在の中高年よりずっと早く、肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧などの疾患に蝕まれていくことでしょう。それにわが国は食料自給率が半分にもみたず、国内生産自体も、海外から輸入する石油なしには成り立たない脆弱な産業構造を持っています。そんな国民が大食いを娯楽とし、日常的に食べ過ぎを享楽するのは倒錯的で末期的な様相に見えます。
「食べ物を粗末にするな」というのなら、この機会に、自らの食生活を見直してみてはいかがかと思うのです。
テラ豚丼は確かにほめられない行為ではありましたが、あれは漫画的なデフォルメであり、非日常的な笑いの要素があると感じました。それよりも、ブロイラーにえさを詰め込むがごとく展開される日常風景にこそ、非難すべき点があるのではないか、と私は思います。