鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

今日(24日)のできごと

2010年03月24日 22時38分02秒 | Weblog
今日は、午前中は会派室で討論について考えをまとめる作業をしに行っていました。途中から事務局の職員さんと、昨日の釈然としない思いについて話をしながら、自分の気持ちを落ち着けていたのでもありますが…
そういう意味では、事務局の方にかなりサポートしてもらっていると思います。ありがたいことです。
その後、自宅に戻り、夕方からは地区の職員さんたちの総会と送別会に参加、中座させていただいて、三重のお酒を楽しむ会に参加させていただいていました。

時間に余裕があれば、職員さんとの交流にも、三重の蔵元さんとの交流にも時間を取りたかったのですが、どちらも中途半端な感じになってしまったことは、自分でも残念に思うところです。

職員の方々との交流については、よくない意味でのなれ合いになるのではなく、良い意味で鈴鹿をよくしたいという思いを共有する場になりえることと思っています。

三重の地酒に関してですが、以前に勤めていた職場の関係で、一部の蔵元さんとは顔見知りの関係でいます。現在は、地元の清水醸造さん(鈴鹿川蔵元)とお付き合いさせていただくことが多いのですが、ひさびさにいろいろな蔵元さんとお話しさせていただいて、刺激を感じました。

三重県には多数の日本酒の蔵元さんがあります。
すこし考えていただきたいのですが、良い日本酒を造るためには、よい米、よい水、酵母のために良い環境と、私たちが生きていくためにも良い環境が大事なわけです。ということは、単にアルコールに関する産業としてではなく、環境問題とつなげてもよいのではないかと思います。

まぁ、小難しい話はともかく、三重県で醸されるお酒にはそれぞれの地域を感じさせる香りや、飲み口の雰囲気があると思っています。

じゃあ、鈴鹿とそれらをつなげて考えると、鈴鹿はサーキットなどの観光を主として考えるのであれば、県内の特産品の集まる場としての位置づけを確立してはどうかと思います。
単発のイベントだけではなく、近隣市に先だって、県内各地の特産品をひきつけ、それをもとにしながら、全国的なイベントと関連付けて、「交流のまち」という色付けをすべきと思います。

観光で大切なことはまず楽しいかどうか、数字も大切ですがそれを大切にする施策を考えたいと思います。
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腑に落ちない

2010年03月24日 02時26分33秒 | Weblog
23日は予算決算常任委員会後、会派で議案についての賛否に係る議論をした後、午後からは議会改革特別員会でした。
議案に対する賛否について、どのように考えるのかなどを話し合ったことは意義あることでした。

ここで書いていると、「そういうことを言うのは君だけだ」というような声を聞きそうですが、議会改革についてはどうしても腑に落ちないことが多いのです。

今回は、前々回の委員会で触れた「各種会議の活性化」についての続きでした。
前々回、意見を出した委員は少数だったのですが、その際は時間もあまりなかったので、次の時に意見が出るのだろうと思っていました。が、今日の委員会でも具体的な意見はほとんど出ず、前々回の意見について、評論的に意見が出される感じだったので違和感を感じていました。

過去に議会で議論が行われているのであれば、関連することは整理して委員会の素材として出すべきと思います。また、そうなのであれば、暗黙の前提条件のようにするのではなく、会議の中で話すのが普通と思いますがいかがでしょうか?

また、前々回に意見を出しているので、今回は他の委員の方々はどう考えているのかを聞こうと少し黙っていたら、ほとんど意見が出ず、そのまま議論を深めず話が進むことに危惧を覚えたので意見を出すと、私の表現の拙さや話のまとまりがないことに原因はあるとはいえ、わからないと言われ心外に思いました。

常任委員会について、議員間討議や討論を明文化してはどうかと意見をしたのですが、そうしなくてもいいのではないかという意見と、議員の資質に任せればという意見がありました。しかし、その考えであれば、もう議員間討論が普通の光景になっているはずですが、そうなっていない現状があります。一言、例規集などに書き加えたりすることで、今後どのような人が議員になっても、議員間討議をすることが仕組みとしてできると思います。

市民と議会の接点を増やすという視点から、常任委員会で市民との意見交換会をしてはどうかと意見を出しても、これは言葉足らずの発言であるかもしれませんが「そのような場は必要ない」であるとか、「各議員が声を聞くから、議会として聞くことはなくてもよいのでは」という意見を聞くと、そういう考え方で今までとなにが違うのかな?と思わずにいられません。

今日の委員会では、予算決算委員会についても各種会議の活性化に組み入れてはどうかと意見しました。現在の形では、議会から積極的に予算案に修正をかけるということがしにくい状況ですから、ぜひ話し合うべきだと思います。

また、会津若松市やそのほか多数の市で行われている議会報告会や市民との意見交換会について、鈴鹿市議会としてどのように考えるのか、議論が深まらないかたちで置かれていることに釈然としない思いはあります。

議会改革は単に項目についての話し合いこなすことにあるのではなくて、それを通じてより本質的な議論につなげて、よりよい議会を目指すことにあるのではないかと思います。
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