今回の政権交代については、期待していたほうです。
長年続く体制の中で、固着したかのような仕組みができあがっていたのではと思っていたので、それがより開かれる形に変わるのではと思っていました。
しかしよく聞くように、政権交代後、このままで本当に大丈夫なのかという不安がぬぐえません。
土曜の朝、地域選出の衆議院議員の方の朝食会に出席しました。
そこで「地域戦略局」についての話があったのですが、はじめてこの話を聞いたときにも思っていたのですが、このときもこの仕組みの基本的な考え方は、党利党略優先という印象がぬぐえませんでした。
「政治主導」という言葉は、「政党主導」と同じ言葉ではないと思います。
地方の要望について、その党の党籍を持つ地方議員がまず議論して優先順位をつけるということでした。聞こえはいいようですが、地方分権、地域主権という言葉を骨抜きにするように感じます。
本当に地方の声を政治主導で上げていくというのであれば、特定の政党の影響に関係なく、公平に地方の声が国に上がる仕組みを考えるべきではないでしょうか。仮にこれから政権交代が起こったとしても、同じようにできる仕組みづくりこそ、本当の意味での政治主導での国政運営になるのではないかと思います。
このブログは、一地方議員の言葉ですから、いろいろな経験のある国会議員の方からすれば、取るに足らないことなのかもしれません。しかし同じように、それぞれの地域、それぞれの地方の政治に真剣に取り組もうとしている議員の方々はたくさんいらっしゃいます。
そのような人たちを、国会議員の論理から考えて扱うようなことは、ひいては地方政治を軽んじているのではないかと感じさせます。
このような形で政治を系列化するような仕組みは、是非考え直していただきたいと思います。
それだけでなく、地方議会が議会改革で動こうとしている時期に、このようなことを進めようとするのはナンセンスと思っています。
長年続く体制の中で、固着したかのような仕組みができあがっていたのではと思っていたので、それがより開かれる形に変わるのではと思っていました。
しかしよく聞くように、政権交代後、このままで本当に大丈夫なのかという不安がぬぐえません。
土曜の朝、地域選出の衆議院議員の方の朝食会に出席しました。
そこで「地域戦略局」についての話があったのですが、はじめてこの話を聞いたときにも思っていたのですが、このときもこの仕組みの基本的な考え方は、党利党略優先という印象がぬぐえませんでした。
「政治主導」という言葉は、「政党主導」と同じ言葉ではないと思います。
地方の要望について、その党の党籍を持つ地方議員がまず議論して優先順位をつけるということでした。聞こえはいいようですが、地方分権、地域主権という言葉を骨抜きにするように感じます。
本当に地方の声を政治主導で上げていくというのであれば、特定の政党の影響に関係なく、公平に地方の声が国に上がる仕組みを考えるべきではないでしょうか。仮にこれから政権交代が起こったとしても、同じようにできる仕組みづくりこそ、本当の意味での政治主導での国政運営になるのではないかと思います。
このブログは、一地方議員の言葉ですから、いろいろな経験のある国会議員の方からすれば、取るに足らないことなのかもしれません。しかし同じように、それぞれの地域、それぞれの地方の政治に真剣に取り組もうとしている議員の方々はたくさんいらっしゃいます。
そのような人たちを、国会議員の論理から考えて扱うようなことは、ひいては地方政治を軽んじているのではないかと感じさせます。
このような形で政治を系列化するような仕組みは、是非考え直していただきたいと思います。
それだけでなく、地方議会が議会改革で動こうとしている時期に、このようなことを進めようとするのはナンセンスと思っています。