今日は、防災危機管理課長と少し意見交換して、同僚の河尻議員とも話をしていました。今日はクルーズ船の乗客で感染された方のうち、ご高齢の2名の方がお亡くなりになられたというニュースが入ったことを知りました。そこで、新型コロナウィルスについて今後の動向はいろいろ不透明で、なおかつ、二月下旬には鈴鹿市内の各地で公民館発表会が開かれることや、その後は、中学校の卒業式、小学校の卒業式と行事が重なるので、市対策会議でも議論をしてもらうほうがいいのではないかと意見交換をしていたということです。
国が強制力を持って開催を中止しなさいとしない限りは、「卒業式を開催する」のか「卒業式を中止するのか」の選択は自治体で行うことになるでしょう。中止するということは選択しにくいことですが、「開催する」という方向で基本は考えたとしても、「中止」せざるを得ない場合を想定に入れておいたほうが良いと思います。開催するにしても、「従来通り開催する」、「従来通りだが延期して開催する」、「学校関係者(生徒・教員)のみで開催する」、「学校関係者のみで延期して開催する」、などなどいろいろなパターンが想定されます。
また、開催する時には「出席者全員、マスクを着用するのか」や「歌を歌ったりするのはどうするのか」などのようなことについての考えの整理も必要になるでしょうし、来賓や保護者の方には来場をご遠慮してもらうというのであれば、もしかすると「卒業証書渡しも含めた卒業式の様子を動画で撮影し、あとでDVDなどで配布をしてはどうか」などのようなことを考える可能性もあるでしょう。
いろいろな可能性を事前に想定しておけば、事態の変化に柔軟に対応できるでしょうし、また、生徒のみなさんはもちろん関わるいろいろな方と意見を交換しながら考えることもできると思います。
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