Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE125. 食文化の街

2010年12月20日 | Kyoto city
 最近撮影にでかける時間もないので、先月の画像をアップさせている。もう師走だが、原稿書きの仕事が淡々と続いているので、撮影徘徊もできもない。
 総務庁の家計調査年報からパンの消費量を県別に集計したデータがWEBにあった。それによると京都府の1世帯あたりの年間パン消費量は62.1kgと算出され、全国平均値44.7kgを上回り全国一位である。それだけパン屋さんが伝統の街京都市内には多いようだ。その理由は自営業が昔から多く、手軽に食べられることがパン屋の多い理由だそうだ。
 京都市内でパンの老舗といえば進々堂であり、私も植物園や情報センターに足を運んだときは、ほぼこの店でパンのお昼、トルティーヤね。その他にもおいしいパン屋が市内には多いことも事実だ。
 ちなみに事業所統計調査によると、蕎麦屋をのぞく日本料理店が多いのが東京、ついで京都となっており、和と洋をためらいもなく食する京都人の新しい物好きの気質が、伺えるようだ。
 また私の仕事先である名古屋は、古い物好きという超保守気質だから、私はこの二極を毎日往復しているわけだ。さて食べ物は名古屋と京都とどっちがうまいかといえば、そりゃ京都だよ。和から洋まで圧倒的に種類が多いし、味もよい。それにお総菜文化が発達している。「おばんざい」ということばも京都独自だ。京都は食文化の街なのである。
 そういえば昨日のお昼は、朝はマフィンで昼は百貨店で売っている下鴨茶寮のお弁当だったな(笑)。

即宗院, 2010年11月28日
OLYMPUS PEN E-P2,14-150mm/f4.0-5.6
ISO200,60mm,f5.6,1/160,露出補正-1,iFinish
コメント
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