Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング967..小説:小樽の翠872.うちは淡泊でなくてよかったですねぇー

2025年02月10日 | field work

 美希ねえちゃんの札幌にも真冬の寒風はやってくる。
仕事を切り上げて美希姉ちゃんがアパートに帰ってきた。
直人君が出迎える。
美希「あら、直人!、今日は大学は休みかい?」
直人「豪雪注意報が出たので午後から休校だよ。だって山奥だから、道がふさがったら帰れないもん。でも真駒内駅まで雪道を友達達と歩いちゃったもん。雪合戦しながらコンビニでホットコーヒーのんだりして、さぶーーかった!!」。
美希「元気だねぇー。ついでにあっちも?」。
直人「ハイハイ、こっちは寒さで縮んでいます」。
美希「じゃ、回復させてしようよ。それから晩ご飯ね」。
美希姉ちゃんがしようよと誘ってくるときは、やっぱ雪道を苦労して帰ってきたんだ。つまり直人君の体温で暖まりたいというわけだ。
美希「豪雪で午後からロケ中止。モニターが真っ白でなんも撮れないよ。遠くに照明さんのライトだけがポツネンと。もう天気が回復してからにしようだもん」。
そういって美希姉ちゃんは、外套やらセータターやらスウットを脱いでインナーだけになって・・・・。
美希「手がかじかんでブラのホックがずれない」
直人「ハイハイ、僕がしてあげましょう」。
そして直人君とベッドにしけこんだ。
美希「ひゃー、暖かい!、直人の息子は元気かなぁー。あら縮んでるじゃん」。
直人「さっぶかったもん。そりゃチジミマスよ・・・」。
美希「じゃあ、お口で温めてあげるね」。
そういって直人君の息子を咥え、ウグウグと頭を動かしている。
直人「大分解けてきたみたい・・・」
美希「はひゃく・・・げんひになって・・・・」。
直人「なんか凍傷患者のケアみたいですねぇー」。
美希「バスに乗らないで歩くんだもん。ペニスは凍傷みたいだよん」。
直人「美希の口の体温で次第にペニスは元気を取り戻してきた」。
美希「それじゃ、いれっか・・」。
美希姉ちゃんが直人君の上にまたがってきて、狙いをさだめて腰を落とした。
美希「私って性欲がつよすぎるんかなぁー。だって友達なんか週1だって。それで旦那は前日に爪をきってヤスリをかけて、といった具合に準備が大変なんだってさ。そんでするから週1回だって。」
直人「うーーん、最近の日本人の傾向じゃないですかぁー・・・。最近超淡泊。だってお口なんか不潔だから絶対しないって人もいるもん」。
美希「なんかおかしいよね。アアアッ、ついてもっとついて・・・」。
直人「うちは淡泊でなくて良かったですねぇー・・・、こう・・・」
そういって直人君が腰を続けざまに突き上げ、美希姉ちゃんが腰を前後に揺すり燃え始めている。
・・・
豪雪警報がでた街を歩く人はいない。
静かだ。
コメント
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