今日は、自然要素=土地について述べる。セカンドライフ(SL)は、比較的自由に土地の形成を行うことができる。あとはシム制作者の考え方次第という訳だ。Japanシムなどを見ていると、土地を平らに造成し、正方形に区画し、分譲や賃貸を行っている光景があった。そこにはビジネス優先という考え方が読み取れる。しかし、それでは、ファーストライフの日本の郊外都市と全く同じビジネスモデルではないか。やはりファーストライフでは、できないことを試みるからこそ、セカンドライフの、環境&ライフ・シミュレーションとしての価値があるだろう。
私達が、マナティー・リゾートで試みたのは、先ず平らな土地の造成を行わないこと。正方形の区画=専門用語では画地(かくち)と呼んでいる敷地の小割り区画をしないこと。そして、シムの制作限界である最高高さの山岳地帯を設けることであった。上図の山稜は、SL状で制作できる最高高さとしている。土地は高さに応じてテクスチャーが変わるので、変化あるシムの風景をつくることができる。
シムをリゾートでとして設定した以上、風光明媚であることは、必要不可欠な構成要素である。それを仮想環境でどこまで表現できるかが、制作者の感性だろう。
ファーストライフでは、 山稜や丘陵地帯や海岸線といった自然要素のグランドデザインは、規模が大きすぎ、技術的にも、経済的にも開発できない要素である。だからこそ、SL上で制作する意味があり、グランドデザイン・シミュレーションが、可能となるのである。もしSL上でグランドデザイン・コンテストなどが開催されれば、シム制作の向上につながるであろう。また山岳地帯だけではなく、丘陵地帯の傾斜面や微地形を活かしたビレッジや街ができれば、それは実に面白いシムの風景ができるだろうと私は予測している。そうした点でSLは、ランドスケープ・シミュレーションという可能性を持っているのである。ただし、他のソフトに対するインポートとエキスポートができないのは難点だが・・・。
マナティー・リゾートの山岳地帯は、このシムが将来拡張した場合を、想定して私達は制作した。シムの現在の施設配置構造を踏まえれば、西側に新たなシムを接続することが、広場やマーケットとシームレスに連続でき、アバターの動線も連続させられ誘導しやすい。さらに山岳地帯をそのまま延長することを想定した。拡張した山岳地帯の端部には、火山をつくろうという将来イメージを既に描きながら制作した。今回火山を見送ったのは、シムの大きさという制約である。実は山岳地帯だけでも、相当規模の土地を必要とする。私達は見かけ上の山岳地帯を制作したが、実際リアルな山岳地帯とするには、シム全体の敷地を必要とするぐらいのスケールや規模を必要とする。その論拠は、こうしたグランドデザインを行うのに際し、ランドスケープソフト「Vue」を用いた検討結果に基づいている。
私達が、マナティー・リゾートで試みたのは、先ず平らな土地の造成を行わないこと。正方形の区画=専門用語では画地(かくち)と呼んでいる敷地の小割り区画をしないこと。そして、シムの制作限界である最高高さの山岳地帯を設けることであった。上図の山稜は、SL状で制作できる最高高さとしている。土地は高さに応じてテクスチャーが変わるので、変化あるシムの風景をつくることができる。
シムをリゾートでとして設定した以上、風光明媚であることは、必要不可欠な構成要素である。それを仮想環境でどこまで表現できるかが、制作者の感性だろう。
ファーストライフでは、 山稜や丘陵地帯や海岸線といった自然要素のグランドデザインは、規模が大きすぎ、技術的にも、経済的にも開発できない要素である。だからこそ、SL上で制作する意味があり、グランドデザイン・シミュレーションが、可能となるのである。もしSL上でグランドデザイン・コンテストなどが開催されれば、シム制作の向上につながるであろう。また山岳地帯だけではなく、丘陵地帯の傾斜面や微地形を活かしたビレッジや街ができれば、それは実に面白いシムの風景ができるだろうと私は予測している。そうした点でSLは、ランドスケープ・シミュレーションという可能性を持っているのである。ただし、他のソフトに対するインポートとエキスポートができないのは難点だが・・・。
マナティー・リゾートの山岳地帯は、このシムが将来拡張した場合を、想定して私達は制作した。シムの現在の施設配置構造を踏まえれば、西側に新たなシムを接続することが、広場やマーケットとシームレスに連続でき、アバターの動線も連続させられ誘導しやすい。さらに山岳地帯をそのまま延長することを想定した。拡張した山岳地帯の端部には、火山をつくろうという将来イメージを既に描きながら制作した。今回火山を見送ったのは、シムの大きさという制約である。実は山岳地帯だけでも、相当規模の土地を必要とする。私達は見かけ上の山岳地帯を制作したが、実際リアルな山岳地帯とするには、シム全体の敷地を必要とするぐらいのスケールや規模を必要とする。その論拠は、こうしたグランドデザインを行うのに際し、ランドスケープソフト「Vue」を用いた検討結果に基づいている。
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