オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

知床羅臼側渓流初夏のオショロコマ。

2025-01-09 14:26:27 | 渓流魚、蝶、自然
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知床羅臼側渓流初夏のオショロコマ。




202X-7-10 (土) 曇り 15度C 寒い



昨日からオショロコマ調査のため数日の予定で知床に来て常宿の温泉旅館に泊まっている。 朝8:00起床。 



朝風呂に入って、朝食のあと 9:00. 知床半島羅臼側にあるオショロコマ生息渓流 S 川へ出発。





普段ごうごうと増水しやすいS川はこの日の水量は普通で、なんとなく穏やかな釣りが出来そうな予感。





まず、海から数百m上流でズドンと深くなって左手側のやや流れが緩やかなところにオショロコマが溜まっていた。




とはいっても、最初は全く魚信がなく、経験の浅い人ならきっとオショロコマはいないと判断して移動するだろうと思う。

夏、オショロコマの活性が最高に高まり、入れ食い状態のこともあるが、そうでないこともあるのです。










始め10分ほどはまったく魚信なかったが 細かな上下動を加えることによって かすかなあたりでオショロコマがかかった。












その後はなんとなくコツがわかりどんどん釣れ始めた。

























この渓流の河口付近に特徴的なやや緑色がかった色調の良型オショロコマは少なく、いわゆる山岳オショロコマが上流から落っこちてきたと思われるような個体をはじめ様々な色調、種々の赤点紋理のオショロコマが釣れた。
























これらを水中で手早く撮影しては、丁寧にリリースする作業を繰り返した。





































岸辺の水面が平らで川底もきれい、今日は水もきれいで、良好な撮影場所でせっせと撮影できた。

















一部、最近知床の渓流で増えてきた水カビ病になっているオショロコマが見られた。これまでこの渓流では水カビ病のオショロコマは見られなかったのだが。







2時間ほどで 20-30匹ほど撮影するとさすがに魚信が遠のいたので上流へ遡行してみたが思いがけずヤマベが1匹かかった。






実はこの渓流は以前から多少のサクラマスが遡上する数少ない川として知られている。






とある6月に青森県からという釣り人グループが、この川の河口に一時的に群れている大型遡上サクラマスを釣っているのを見たことがあります。北海道ではサクラマスを川で釣ることは法律で禁じられていて罰金は目を向くほど高い。そんなことを知ってか知らずか、皆さん嬉々として楽しんでいました。 毎年来ていると話していました。





さて、この日期待に反して、ここのオショロコマはあまり特徴めいたものはなく、さらに上流へゆくのはちょっと決心がつかず引き上げることにしました。 最後に川を下って河口から汽水域を釣ってみたがいつもと違って魚信はなかった。








川岸の崖にはシャクナゲがびっしり。




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2021年、最初の北見大雪の記録。

2025-01-08 10:45:56 | 北見市の出来事
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2021年、最初の北見大雪の記録


2021-1-8  (金)  大雪






昨夜から全道的に大荒れとなり、交通機関はおおかた止まりひたすら雪が降りしきった。

普通は、こんな時でもオホーツクの北見市だけは、大雪をまぬがれるのだが今回ばかりはそうはゆかなかった。


昨日まではほぼ積雪ゼロが続き、道路など本当に走りやすかったのだが昨夜から降り続いた雪は積雪50cmくらい。


いっぺんに冬の景色になってしまった。




先日、エンジン除雪機のホンダ雪丸のエンジン始動テストを行い、30分もかかってなんとかエンジン始動にこぎつけていたので大雪さあこいと言った体制であったが、本当に大雪が来るとは。


救世主のような、悪魔のような、大型除雪車(グレーダー)が現れた。





救世主出現でみるみる道路の雪は除雪されるのだが、悪魔のように道路脇、車庫前、玄関先に山のように除雪した雪を積み上げてゆく。グレーダーは天使と悪魔、二つの顔を持つ。







各家庭は道路に出るため玄関先にうずたかく積み上げられた雪を必死に除雪しなければならない。







しかし、どうにもおっくうで、なかなか作業に出たくない。昼は昨夜のブタしゃぶの余り汁でおいしいおじや。






昼食後、かみさんにうながされ、しぶしぶ雪丸の出動となった。お向かいさんの駐車場もふくめ、たっぷり2時間の作業で荒削りな除雪が終了した。





孫長男君はまだ子供だがエンジン除雪機に興味しんしん。やらせろとねだるので安全な雪かき仕上げをやらせてみたが上手なのにびっくり。














全作業が終わったらもう夜になってしまった。














今日は雪かきがんばったからと夕食は黒毛和牛のすき焼きを奮発してくれました。









2021-1-9(土) 快晴

昨夜までの悪天候はウソみたいに晴れ上がった。実は午前3時ころ、なぜかもう一回グレーダーが入って、さらにこまかく除雪したものだから、またけっこうな積み上げができていた。



この積み上げは、最初のと較べると大したことはないのだが、これを除雪しなければ車を出せないので各家庭、ブーイングしながら朝からまた除雪。











エンジン除雪機が出動するほどのこともなさそうなので、孫3女君が中心になってせっせと除雪した。





毎年ごとにオホーツクの北見市では降雪量が減る一方で、昨年は雪丸の出動は二回しかなく、庭の積雪がほとんどない冬でした。



そのため、例年なら雪の下で保温されていた寒さに弱いシュウメイギクが全滅したりして、明らかな異変を身をもって体感しつつあります。



今年の冬はどんなことになるのでしょうか。



当時のコンピューター日記より。



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変顔と顔ヨガ

2025-01-03 17:22:42 | 北見市の出来事
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変顔と顔ヨガ





閑話休題。


とても美味しいロールケーキが手に入ったので、孫たちと騒ぎながら食べた。




可愛い孫たちはまだ思春期とは程遠く、天真爛漫そのもので可愛い盛り。







体力もぐんぐんついて、でんぐり返りやエビゾリをやっては私やカミさんに誇示する。私たちはもうデングリ返しやエビゾリをやったら命に関わる年頃なのを見透かされているみたい。







得意の変顔をやって見せるというが、もともと可愛い上に何をやってもさらに可愛いくて変顔とは程遠い。






得意の寄り目も今日は決まらない。




怖い顔をして見せているらしいのだが何にも怖くないと姉たちにバカにされるばかり。










孫次女君が、最近カミさんが凝っている顔ヨガの本に興味を示した。





だんだん、その気になってきて顔ヨガやってやろうではないかという雰囲気。










ついにやりました。顔ヨガ。




いったん ものすごい 孫次女君の 変顔風顔ヨガ写真 をここにアップしたのですが あまりにもすごいので 10分後 やっぱり削除しました。




当時のコンピューター日記より。


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オショロコマ復活の奇跡?

2024-12-28 20:04:44 | ニジマスによる被害
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オショロコマ復活の奇跡?





2024-11-2 (土) 曇り 8℃

この日向かった渓流では一時は継続的ニジマス放流のためオショロコマが壊滅的に激減した。


しかし、その後地方自治体による継続的ニジマス放流が生態系保護などの視点から中止になり、さらに積極的ニジマス駆除行われた結果、近年オショロコマが復活し始めている気配が感じられていたが、久しぶりに調査に入りました。


最初に放流ものヤマベの末裔と思われる2匹が釣れた。かってはニジマスとともに放流されたヤマベたちは下流域にあるダム湖を海に見立てた格好で、それなりの生態系ができていたが、継続的放流が途絶えてからは急速に個体数が減っている。
















もともとこの渓流では陸封されたアメマス(エゾイワナと呼ぶこともある)は多かったが、放流もののニジマス、ヤマベが増えてからは個体数が減ってきた印象を持っていました。しかし、この日、小型個体ばかりではあるがアメマスはとてもよく釣れて、明らかに数が増えていた。














































































小型アメマスはとても多くて、呑まれるのを嫌い、早合わせに徹しているため釣り落としは10匹以上を数えたが、確実に釣り上げて撮影後リリースしたものは21匹。










オショロコマは昨今さらに個体数が増えつつあり、この日は時期的にとても喰いが浅いため釣り落としも多かったが確実に釣って撮影後リリースしたものは 19匹。





























































































オショロコマはこの時期の常で、すでに段階的に産卵行動を行っており、痩せて腹部が引っ込んだ成魚も見られました。


オショロコマはサケマスのように一気に産卵し尽くすことはせず、時間差で段階的に産卵するのは、種族保存のためには合理的な戦略かもしれません。
















この日のオショロコマの外見をみると、ある一定のパターンに収束することなく実に多様性に富んでいて驚きました。実はこの水域のオショロコマ成魚は従来外見的にはくすんだ淡い色調に小さな赤点紋理といった独特のものでした。


















しかし、この日のオショロコマたちは種々のパターンの外見が目立ち、おそらく遺伝的にも多様性に満ちた個体群に見えます。一旦、激減したオショロコマが復活しているのは明らかですが、この外観の多様性の理由はいろいろ考えましたが、今のところ。よく説明できません。





今日のオショロコマのように、幼魚から若魚の時期の外見は多彩だが、最終的に完全な成魚になった時には元のこの渓流独特の外観に収束するかも、という仮説を立てましたが、どうなるかは経過を見なければわかりません。











さて、一時期はオショロコマを圧倒して繁栄していたニジマス。  継続的放流が途絶え、さらに釣り圧に屈して衰退しつつあるニジマスは、どうでしょうか。 



今日は、かろうじて幼魚から若魚を4匹確認できたに過ぎずニジマスの衰退は明らかです。幼魚がいることからいまだに自然繁殖が続いていることはわかりますが、今後は消えてゆくのかどうか慎重に様子を見たいと思います。































ニジマスは継続的放流が無くなったとしても、将来は生存に適した北海道のいくつかの渓流においては帰化外来魚( 私の造語です) のような格好で在来魚と共存しながら居ついてゆく可能性は全くないわけではありません。



自然や生態系は、太古の昔から日々大きく変動しつつあります。ある特定の時期の特定の生態系にのみ固執するのは、この後に及んでは、状況によってはナンセンス( ブラックバスやニジマスやブラウンしかいなくなった閉鎖水域でこれらを駆除することなど )、といった場合もあるといった感情が強くなっている昨今です。



しかし、私達にとって今ある有用かつ貴重な古来からの生態系を破壊するような外来種放流には当然ながら断固反対すべきと考えます。



継続的放流で一時ニジマス一色になるほどオショロコマが衰退したが、継続的放流の中止とその後の釣り圧でニジマスが激減、近年オショロコマが復活しつつあると考えたいところですが今後、さらに慎重に経過を見て行きたいと思います。




この日撮影できたのは、繰り返しになりますが ヤマベ2、 ニジマス4。       

アメマス21、 オショロコマ19 でした。   

明らかにニジマスとオショロコマの立ち場が逆転しているかのように思われます。

 なお提示した写真枚数と個体数は関係なく、同一個体を何枚も撮影したものもあります。




このあたりは保安林で鳥獣保護区のせいか鹿撃ちハンターたちの手を逃れたエゾシカがものすごく多い。夕方になると林道から国道へ出るあたりは 多数道路へ出てくるので走りにくいことこの上ないのです。










秋の終わり、落葉のカラマツの葉が黄色くなって、その後一斉に葉が落ちると林道が黄金色に染まります。









この日の夕食は野菜スパ。美味しい。








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新居常呂川源流に奇跡的に棲息するとても小規模なオショロコマ個体群。

2024-12-20 17:02:20 | 渓流魚、蝶、自然
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新居常呂川源流に奇跡的に棲息するとても小規模なオショロコマ個体群。







2022-5-27 (金) 曇り のち雨 強風

オホーツクの名流常呂川の上流にある大きな支流新居常呂川(ニイトコロガワ)は、優秀なサクラマス繁殖河川に位置ずけられているようでとにかくヤマベが多い。



しかし、4~6月にギンケ化して降海するヤマベの比率がとても高いために、川に残留していわゆるヤマベ釣りの対象になる2年魚以降のヤマベが極めて少ない。


ちょっとしたよどみには超小型の当年魚が群れて、振り込むとわっと群がってくるが針にもかかりにくいチビヤマベばかり。


降海した銀毛ヤマベたちは3年後、海で大型サクラマス漁の対象となり、残りは大型サクラマスとして大挙して遡上産卵する。


つまり、サクラマス資源の確保には極めて効率的な河川だがヤマベ釣りの川としては誠につまらない川だという釣り人の中での位置付けになっている。


この川の源流域にはアメマスこそ見られるが従来オショロコマは発見できないで経過していた。一般的にオショロコマはヤマベとの共存を嫌う傾向が強く、知床半島でのオショロコマの繁栄はヤマベがほとんどの渓流で見られないことと無関係ではないと考えています。



2022-5-20、偶然に新居常呂川のとある支流でオショロコマが生息しているところを発見できた。









まことに小規模な、いかにも奇跡的に残ったオショロコマ個体群だった。







2022-5-27 この日は、他のいくつかの渓流でブラウントラウトやオショロコマの調査・撮影を行い、帰路、この新居常呂川支流でオショロコマが確実に棲む唯一の支流にもう一度寄って見た。










付近では大規模な松の伐採が行われたようで、雨と強風のせいもあって独特の伐採後の強烈な松の香りが山一帯に漂っている。私にはさほどイヤな臭いではないがさしずめ大虐殺された松たちのすざまじい死臭とも感じられてしまう。




写真ではうまく表現できていないがここのオショロコマは独特のくすんだような青みがかった体色が特徴だ。




















渓流の規模が小さく浅いせいか、大型個体は見られず多くは10cm前後。














とても小型で、おそらく幼魚に近い大きさで産卵行動を行う特異な個体群ではあるまいか。





















この日は7匹を釣って撮影、すべて丁寧に元の場所にリリースしました。




周囲は広範な伐採が始まっており、ここのオショロコマの生息環境が限りなく悪化してゆくことは避けられない。やがて地球温暖化の影響も顕性化してくることは必須であり、おそらく長期的にはここのオショロコマ個体群の未来は明るくないと思います。



そういったことを大前提に各水域のオショロコマの画像記録などは可及的にしっかり行ってゆくつもりです。


















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2022年、年末のベチャ雪地獄の記録

2024-12-18 15:54:58 | 北見市の出来事・行事など
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2022年、年末のベチャ雪地獄の記録


2024年12月18日(水) 晴れ      朝方  -15℃ 日中は ~ -2℃。

朝方は大地はカチカチに凍り、しばれが強く寒気を吸い込むと鼻や喉がヒリヒリする感じ。


このところ、朝方にはうっすらと数cmの雪が見られるが、日が照ると大方解けて、北見市は今のところ積雪ゼロが続いています。

北海道日本海側や岩見沢、士別、その他の地方ではあたかも豪雪地帯みたいな積雪だが、北見市などオホーツク一帯は未だ雪が無いのです。


このまま積雪がないまま年を越すと、いつも雪の下で寒気をしのいでいた庭の植物が多数死んでしまうのが心配です。


北見市などオホーツク地方は一般的に冬の気候は大雪山系などの日本海側に比べれば穏やかなことが多いのですが、ごく稀に大雪を見ることがあります。


それとは別に2022年度暮れにひどいベチャ雪地獄を経験しましたので記録しておきたいと思います。





2022-12-23(金) 雪 のち 雨   +2℃



昨夕から湿った雪が降り始め 孫長男君が除雪機で飛ばしている。







結局30cmほど積もり除雪車が入って道路脇に積み上げたのを孫たちが少し除雪しました。残り95%を私がホンダ除雪機雪丸と剣先スコップで3時間かけてやっと除雪。


湿った雪は重く 雪丸では飛ばしにくく、ブレードに凍り付きやすい。湿った雪は寒気ですぐにガチガチに固くなるため、道路脇の積み上げ部分は剣先スコップでこまかく崩してから除雪機で飛ばすという二度手間で体力消耗は二倍になりまいった。





湿った雪の重みで庭木の多くが曲がって折れそうなので雪を払い落とした。この湿ったベチャ雪のせいでオホーツク各地で、倒木で電線が切れてしまい紋別は全市停電。幸い、北見は停電はなかった。






湿ったみぞれみたいな雪は私のダウンコート上で解けて、結局下着までグッショリ濡れて取り替えるほどになった。 ダウンコートはこの一着しかないので洗濯機の乾燥機で水を飛ばし、乾燥機にかけて扇風機をまわして干したら 数時間でなんとか乾き、それを着てまた除雪作業。





昼はマイタケ炊き込みご飯チンコしたのとコーンスープ、蒲鉾、半熟ゆで卵。






退屈な孫たちがかまくら造りを始めた。湿った重い雪でスコップの柄を折ったがなかなか趣のあるかまくらができた。窓もあり手を出したりして喜んでいる。













孫長女君は映画大好き人間です。 ジージ。今晩、アバター2 見に行きたい。  おーそうか。 行こう。 いこう。




 
夕食は 鍋焼きウドン。







午後8時15分からのイオンシネマ上映中のアバター、ウェイオブウォーターを孫長女君と二人で見に行った。これは以前から二人で見に行くことを約束していた映画。大雪のためか客は私たち以外には数名で映画館貸切状態。




前作 アバター1 の続きで、こりない地球軍はふたたびやってきて惑星パンドラに基地を造り、原住民のアバターたちのゲリラ戦に手を焼いていた。ゲリラの指導者 ジェィクとその妻と子供4人を狙う特別な海兵隊員によるアバター討伐隊が組織され、惑星パンドラに送り込まれる。ジェイク一家は強力な刺客隊の追跡を逃れ、翼竜にのり 水の民のナビ(惑星パンドラ原住民)の国へかくまわれるが.......。





とにかく面白い映画でした。ジージが孫と見にゆく映画としては最高の映画です。 私も前作 アバター1 は二回見たほどのファン。




11時40分、映画が終わった。いつもと違い雪で屋上駐車場は閉鎖され、屋外の大駐車場に車を止めてある。エレベーターは3階で止まってしまい、孫長女君のカンをたよりに照明が消えた広いイオン売り場を彷徨ったあげく、なんとか車にいきついた。雪原の野球場みたいな、だだっ広い真っ暗い駐車場に私の車だけがポツンと一台という不思議な光景。雪でガタガタ凸凹のひどい道を走ってなんとか帰宅した。実は11時過ぎに終わる映画は18歳未満の場合父兄同伴でも禁ということだったが、それは後に初めて知りました。






2022-12-25 (日)  みぞれ  +2℃


斜め向かいのお宅は家の周りに十分な雪捨て場がないため、朝から軽トラに除雪機で雪を飛ばし、雪捨て場へピストン排雪をやっています。






昨夜中、オホーツク一帯でまたベチャ雪が降ったようだが幸い北見は積雪少なく20cmくらい。しかし雪がのちに雨になって途中でかなり解けたようだ。



脇道のわだちがすごいので、そのため除雪車が入ったもようで道路脇の積み上げがすごいこと。うんざりだが車が車庫や駐車場から出れないので積み上げを除雪機で飛ばしにかかった。









塊状の積み上げはまだガチガチには凍っておらず、けっこう飛ばす事が出来て、約1時間30分ほどでなんとか片づいた。 しかし後半は、やや気温が上がってきたのかベチャ雪が解けてさらに水分の多いベチャ雪になり、とうとう除雪機のブレードや回転ファンにへばりつき、それが寒風でたちまち凍る。排雪筒のなかもベチャ雪が筒状にぎっしり詰まって凍り、まったく排雪不能に陥ってしまい作業を中止した。お湯をかけて凍り付いたベチャ雪を解かして除去して、やっと治ったが、体力続かず今日はこれまで。


なんとか家や車庫の周りは除雪した。








昼食は イカ飯。






国道はベチャ雪がグレーダーで除雪されて走りやすくなったが、道路が狭くなり 2車線が 1.5車線程度になっているので要注意。








夕食は トリトン お持ち帰り生寿司。車が跳ねてイクラ軍艦ひっくり返った。








2022-12-27(火)昨夜雪 曇り +2℃


朝7:00 雪が積もっているよ、雪かきしてと起こされた。眠い。お向かいさんがママさんダンプで除雪中。



発達した低気圧の通過で珍しくオホーツク海側の各地でも湿った大雪で、雪の重みで倒れた木で電線が切れたりして停電の被害も相次いだ模様。









湿った雪の上に今朝は さらさら雪が20cmほど積もった感じだが 深い部分は依然ベチャ雪で除雪機でとばしにくい。




予報では 連日の雪は 明日からはおさまりなんとか落ち着くようだ。




夕食は ホッケ干物焼き魚   ハムとチンゲンサイ野菜炒め キムチ納豆   










実はホッケの焼き魚は皮も最高に美味しいのです。





その後、2022年、年末のベチャ雪地獄はなんとかおさまり、暮れ正月は比較的穏やかでした。


    当時のコンピューター日記より。


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ダムの下流はヤマベとアメマスと分断されたオショロコマ。

2024-12-15 17:28:22 | 渓流魚、蝶、自然
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ダムの下流はヤマベとアメマスと分断されたオショロコマ


202X-8-10 ( 月 ) 曇り  強風  26℃





このダムの下流にはわずかばかりのアメマス、ヤマベが見られ、オショロコマも少し生息しているが、いずれも極めて少なく個体群としては全く勢いがない。



おそらく数千年の長い経過で構築されてきた微妙な生態系が、この砂防ダム一基のためにたちまち破壊されてしまったことがはっきりとうかがえます。



状況的には上流に棲んでいたアメマス個体群はダムができたため海からの親魚の遡上が途絶え、その後エゾイワナ化できずに絶滅。ダム下流域にわずかに命脈を保っている格好でしょうか。








ヤマベ(サクラマス)はダムのために上流へ行くことが出来なくなり不本意ながら産卵にはあまり適していないダムの下流域で産卵することにより勢いを削がれながらもなんとか命脈を保っているのはアメマスと同じ。



川岸を見れば典型的なダム下流域特有のひどい荒廃状態です。長年続いていた適度の土砂の流れがダムで止められた結果、細かな砂礫は流れ去る一方で、結果、川底が年ごとに沈下し大岩大石のみとなり川とその周囲の生物にとってはまことに生きにくい環境になっています。










状態の良さそうなヤマベを少し食べるために持ち帰りました。





本来、最適な産卵場所は源流域であったものがダムのためそこには到達不能になり、そのため従来の勢いはないものと思われます。



オショロコマはこの渓流の下流から源流まで広範に分布していたがダムの上下で現在の朝鮮半島みたいに個体群が二つに分断されてしまった格好だ。
















それでも未だ何とかダムの上流と下流で、個別に世代を繰り返していると思われました。しかし、これら個体群間の遺伝的交流は完全に絶たれた格好です。












しかし、この砂防ダムの寿命は、もしかすると あと数十年程度かもしれませんし、持ってもせいぜい100年程度かもしれません。いずれ底抜けを起こしたり支えきれなくなった土砂で崩れてゆく可能性があります。その時、もし渓流魚たちが生きながらえていれば、また新しい生態系が構成されてゆくのでしょう。


おしまい。







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ダムの上流は小型オショロコマのみ局所的に棲息

2024-12-11 16:24:39 | 渓流魚、蝶、自然
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ダムの上流は小型オショロコマのみ局所的に棲息。






202X-8-10 ( 月 ) 曇り  強風  26℃

カラフトセセリやゴマシジミを撮影しながら峠を越えると右手に常呂川水系支流源流域の細流が見えた。







その細流のさらに支流を登るとほんの狭い水域にだけ超小型のオショロコマ個体群が生息しているのを発見した。































まさかこんな最源流域にオショロコマがいるとは思っていなかったので少し釣って撮影させてもらいました。











尾叉長10cm前後ととても小さく、腹部は多少淡い黄色に着色するものがあるがヒレの着色は無く、やや暗色調で赤点紋理は鮮明さがなく、とても地味な外観の個体群です。














































ここから1kmほど下流には本格的な砂防ダムがあり、魚道はない。ここから先は魚類の遡上は無理で、まさに魚止めのダムです。





         この項、続く。


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2024年12月6日、居酒屋つぼ八でのお祝いパーティ。

2024-12-09 01:17:36 | 北見市の出来事
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2024年12月6日、居酒屋つぼ八でのお祝いパーティ。





2024年12月6日( 金 ) 晴れ -5℃ 寒い

この日の朝9時、孫次女君が彼女の人生で最初になる偉業を達成したことがわかり、あまりの嬉しさに号泣する人まで出る始末。



そこで、急遽その偉業達成を祝してお祝いパーテイをやりました。






場所は我が家からほど近い つぼ八北見。











居酒屋つぼ八は北見市では有名な小さな子供同伴でも酒が飲める珍しい居酒屋です。









メニューは豊富でおいしく、おまけに安いのです。料理はどちらかというと子供が喜びそうなものがかなりあって、大人専用の居酒屋とは趣が異なるのです。








急なことでしたが、うまいこと予約が取れて 午後7時30分からパーティ開始。











カラオケがないので飲めや歌えというわけにはいきませんが、いつも通りのどんちゃん騒ぎパーティになったのでした。










このビヨーンと伸ばすやつ。かなり気を入れないとうまく行きません。この日は孫長男君が最も長くビヨーンと伸ばして優勝。














今日のお店のおすすめはマダラの精巣(タチ)の天ぷら。もしかして子供達は食べないかもと心配したが、クリーミーで美味しいと完食。











ビール大ジョッキを開けた後は、型通りのレモンサワーならぬグレープフルーツサワー。孫たちが力まかせに果汁を絞っています。







しめはおにぎりやらサケ茶漬けやら握り寿司などいろいろ。







デザートは恒例の 揚げパンアイス。美味しい。








最後に、きっと忘れられていたサイコロステーキが蛇足みたいに出てきました。






最近は孫たちは喧嘩しないで仲良く食べる余裕が出てきたようです。






ふと見ると, ウッソー、最近勉強に目覚めた孫長男君は、パーティの終わり頃、漢字教材を出してせっせと学習中。








おしまい。


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美しいオショロコマの森の復活。

2024-12-05 15:04:10 | 渓流魚、蝶、自然
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美しいオショロコマの森の復活。






202X-6-26 (金) 曇り のち雨   17℃


この日、あちこちの渓流を回って、最後に美しいオショロコマの森に寄った。




この水域は森と渓流がとても美しく、ここにいるだけで心癒されるところです。





現在、小型のオショロコマが主体で小型のアメマスも見られる。

















かってこの水系には継続的なニジマス放流が続いた時期があり自然繁殖したニジマスのため豊富に生息していたオショロコマが激減したことがあった。



バブルが終わり、世の中が落ち着いて地方自治体もニジマス放流による生態系破壊の害を認識してニジマスの継続的放流は終わった。その後、私たちは積極的なニジマス駆除を開始、主に早春産卵のため遡上するデカニジマスを集中的に狙った結果、ニジマスは激減し最近ではオショロコマやアメマスが復活し始めている。それでもかってのようなオショロコマの楽園とは程遠い規模だと思います。

























ここのオショロコマは多少くすんだような色調で赤点紋理も鮮明ではなくオショロコマとしては美麗な個体群とは言い難いが、いかにも野性的な感じで私は好きです。 この日は美しいオショロコマの森で10数匹のオショロコマを釣って撮影し、すべて丁寧にもとの場所にリリースしました。







































小型のアメマスも混生しており、少し撮影させていただきました。産卵時期には大型アメマスが集結している場面に当たることもあります。

































ニジマスは激減していますが、完全に消えてしまったわけではなく、ごく少数が残存しています。










継続的放流が終わった現在では、この渓流に限って言えばニジマスは往時の勢いはないので、かってのような積極的な駆除はせず、自然経過を見させてもらっています。このような状況下での今後のニジマスの動向にはとても興味があります。継続的放流がなくなった場合、ニジマスの立ち位置はあるところに落ち着いて、将来的には在来のトラウトとあるレベルで永久共存する、帰化外来魚(この言葉は私の造語であることをお断りしておきます)という存在になる可能性があるのではないかと想像しているのです。


しかし、一般的にはオショロコマが消えてしまい最終的にニジマス一色になる渓流がほとんどです。







この日の夕食はポークチョップ。美味しい。 夜半から かなりの雨になってきた。








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愛犬チワワのコロの画像記録

2024-12-04 11:16:22 | 北見市の出来事
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愛犬チワワのコロの画像記録




2015-5-18 から2024-3-20 まで孫達が飼っていた愛犬コロの写真を発見。













このブログには滅多に登場することがなかったので、生前の姿をアップしておきます。この際、下記の記事など見ていただければ幸いです。

コロがきた。


 
コロが吼えた


孫達は最初は争って世話をしていましたが、やがて飽きてしまい、その後は 餌やり ペットシーツ交換 水の取り替え シャンプー など細かな当番表を作っているようでした。

































2024-3-20(水) 曇り

体調不良の日々が続いていた愛犬コロ。この日の夕方から、コロの動きが鈍く、ヨタヨタするようになり 午後 6:15 死亡。 老衰でしょうか。  孫たちは、わんわんと大泣き。 明日、犬猫専用の火葬装置のある車に来てもらい火葬することになった。

私のコンピューター日記で検索してみると コロの記載はとても少なく、これが最後でした。




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2024年秋、とある誕生会。

2024-12-01 02:21:53 | 北見市の出来事
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2024年秋、とある誕生会。



2024-10-13 ( 日 ) 晴れ 18℃


午後 6:30〜    孫3女君の誕生パーティ。 ちなみにこの日は諸般の事情により彼女の本当の誕生日とは相当ずれ込んでいます。

いつもの誕生会メニューの手巻き寿司は飽きたので 今日はカボチャシチューとサラダ。
















新発売の量多めのノンアルコールビール。













バースディケーキのチョコレープレートに幼児期の写真をプリントした今どき流行りの新しいメニューの誕生会イチゴケーキ。






















誕生プレゼント色々。













新しく家族の一員になったワンチャンの まめ とお揃いのブランドものGAPトレーナー。












これ、欲しかった。子供達の間で密かに流行している高性能眉毛書きペンシル。最近の女の子たちはみなさん化粧もするし相当にオシャレなのです。

















彼女は部活もやっているせいか友達がとても多いので皆んなから届いたお菓子やカップ麺など、心ずくしの誕生プレゼント盛りだくさんの山。






パーティの後は恒例のババ抜き大会。









最近ではあまり並ばなくとも買えるようになった羽田空港のバターシュガーの木やキャラメルなどが景品。景品にやや豪華さに欠けるところがあったせいか、いい加減にテレビなど見ながらやっていた孫3女君がまさかの優勝。私は5位でシュガーバターの木5個ゲット。





この日は孫長女君がいなかったせいか、比較的静かなパーティでした。




この記事は10年後にもう一度みんなで見れることを念頭にアップしました。









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北国の原生林の奥の奥、巨大エゾイワナと遊ぶ。

2024-11-28 12:36:03 | 大型魚
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北国の原生林の奥の奥、巨大エゾイワナと遊ぶ。



2018-7-20 (金) 晴れ のち曇り 強風 27度C



9:15 近郊のT川上流へ向かい出発。



さて、今日はどの支流に入ろうか、迷いに迷いながら林道の奥へ進むと、いつもはガッチリとゲートが閉まっている支流の入り口に通りかかった。ひどく崩壊していたこの林道の整備が多少はすすんだのか、ゲートにぐるぐる鎖はかかっていたが今日は施錠はなく、通行可能になっていたので、ちょっと苦労して鎖を外してゲートを越えて、何となくその林道へ入ってみた。かって、このゲートの少し奥の美しい渓流で良い釣りをしたことを思い出したのです。



途中ではるか下を流れる川をみると、昨年の大増水で川の状態が完全に変わってしまって浅い平凡なダラダラ川になっているのに驚いた。



かなり走って以前入ったことのあるこの支流の支流へつながる、とある古い林道入り口に到着。こんな山奥に林野庁に鳥類調査を委託された環境調査会社という掲示のある札幌ナンバーの車が一台。



林道入り口はびっしりと笹でふさがっている。 古い放置された林道は灌木や笹、雑草で、ほぼ廃道に近い。




強引に草木をかき分けフォレスターでこの支流の橋手前まで行った。途中草で道がよく見えず ずるっと横に滑ったりしたが密生する笹を突破したあとはなんとか無事に走れた。



原始河川を思わせる美しく荒々しい、素晴らしい流れ。水は限りなく澄んで手を切るように冷たく清冽。きっと大釣りを約束してくれるだろう流れにワクワクドキドキしながら釣支度をした。ヒグマを恐れ、目一杯フォレスターのホーンを鳴らしまくってから、ヒグマ撃退グッズの入ったナップサックを背負い、川へ降りた。





最初のたまりで45cm 、30cm 20cm エゾイワナ 。思いがけず良型が かかってびっくり。 釣り人は入っていないのだろうか。かすかな人の踏み跡があったが環境調査員のものかも知れない。



その少し上のたまりで小型アメマス数匹と オショロコマ1♀若魚。














その後 しばらく遡行して 倒れ込んだ巨木手前のおおたまりに到着。かなりの深さがあるすばらしい大たまりで物陰にかくれながら振り込むと30~50cmのアメマス~エゾイワナが入れ食い状態で釣れたので驚いた。















ただ最初の一匹は思いがけず 30cmほどのニジマスだった。ニジマスはこの1匹のみで多数のアメマスのほかはオショロコマが 1匹。 

このたまりは水深2mはあって深いので引きも相当なものでした。


そこから上流域は 次から次へと、もういやになるほど多数の良型アメマスがかかり最後は撮影するのも面倒になり、釣ってはリリースを繰り返した。



































比較的喰いは甘くて呑ませた個体はなく、小さな釣り針の多くは顎骨上の軟部組織を浅くすくうような針かかり。そのため確保までに時間がかかると身切れで逃げられるので、できるだけ手早く釣り上げる必要があった。























釣り上げられる途中のアメマスの後を数匹のアメマスが猛烈に追いかけてくる光景は初めてみたが見事なもので、とても印象的でした。アメマスが大型ルアーを追ってくる時のシーンのようです。  

















今日最後の大たまりは、期待していた大物はいなくて30~40cmエゾイワナ5匹で終了。 この日も撮影させていただいた渓流魚たちは、すべて丁寧に元の場所にリリースしました。














文中、アメマスとかエゾイワナとか表現が異なっていますがこれらはすべて同一のもの Salvelinus leucomaenis です。ダムなどで海からの親魚の遡上が途絶えた場合絶滅する個体群が多いが、絶滅することなく小型化、陸封型となって命脈を保っているものを、生態的差異を念頭に置いて時々エゾイワナと呼んでいます。しばしば所謂アメマスとは形態的にも小型化、暗色調の体色、白点紋理の小型化など、かなり異なってきます。今回登場したものは 50cmクラスのものもいて、エゾイワナとしては最大級と言えます。





ヒグマの気配濃厚な原生林の真っ只中、ふとあたりを見回した途端、急にえも言われぬ猛烈なヒグマへの恐怖心がこみ上げてきました。竿をたたみ大急ぎで川を下って入渓地点まで戻り、一息つき帰路につきました。






帰路、荒れ果てた林道が、染み出た沢水でぬるぬるになっているところでフォレスターが石に乗り上げたとたんずるーっと右に滑って危うく林道から急斜面へ滑落するところであった。危ない。あぶない。超危険、しかし超楽しい釣りだった。


当時のコンピューター日記より。


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猛暑の晩夏、大雨で増水した川でデカブラウンと遊ぶ。

2024-11-20 17:19:20 | ブラウントラウト
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猛暑の晩夏、大雨で増水した川でデカブラウンと遊ぶ。







202X-9-9 (金) 晴れ  32℃ 猛暑


ひどく暑いが、夏の終わりのブラウンを見に出かけた。このところかなりの雨があって、今日のブラウンの川はいつもより20cmほど水位が高く、流れも強くなっていて驚いた。








いつもは最初に入る腰まで立ち込む深さのあるポイントへ行くが流れがきつく立ち込むのが怖くなってパス。それでも目の前から30cmほどのブラウンが私の姿におどろき、矢のような速さで逃げるのを見て闘志がかきたてられる。






次のポイントでは、デカブラウン1匹ヒット。かなりの引きであったが何とかいなしてランデングネットで確保。魚が大暴れしたせいか、その後は魚信なし。


















次に入ったポイントでは、同じ場所から立て続けに2匹のデカブラウンヒット。































川岸の様子をみるとヨシなどが急流で押し倒された様子が鮮明に残っており、それをみると相当な規模の大雨大増水で、今より1mほど水位が高くなっていたことがうかがえる。ここが、大雨時には一気に大増水する川であることがよくわかる。そんな時、ブラウン達は一体どうしているのだろう。遠く、本流まで流されるのだろうか。




その後も、いつもより水位が上がって危険そうな場所は慎重に避けながらしばらくブラウンと遊んだ。ブラウンの引きは他のトラウトとは異なる独特の水中に引きこむような引きでデカブラウンがかかり、ウィウィと激しい糸鳴り、つの字に曲がる細い渓流竿、何度も竿を破壊されるのではないかと思う快感がたまらない。




















































遅い昼食の後、さらにブラウン若魚がたまるポイントで小型ブラウンを撮影しようとしたがここでは水位がいつもより30cmも高くなっていた。おっかなびっくり立ち込んでの釣りになり小型ブラウンを少し追加しただけで、早めに武装解除の日になった。











































この日は最近しばしば目にするニジマスは見られなかった。釣り上げたブラウン達は水中で手早く撮影した後、すべて丁寧に元の場所にリリースしました。















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北見市郊外に棲息する小規模なオショロコマ個体群。

2024-11-19 00:41:24 | 渓流魚、蝶、自然
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北見市郊外に棲息する小規模なオショロコマ個体群。






2024-9-13(金) 曇り のち晴れ のち曇り のち小雨 27℃




AM 10:10 久しぶりに北見市郊外に奇跡的に棲息している小規模なオショロコマ個体群の現状を見に出かけた。途中のセイコーマートで昼食のおにぎりと栗どらやき 大福 を買った。いつものルートが大雨の被害で道が壊れて通行止めで久しく、一本上流の橋から入った。11:00 目的の場所付近に到着。 







 


ごくごくせまい水域に棲息しているオショロコマ個体群だが、良型から若魚、および オスとメス の バランスはよかった。












































オショロコマ10数匹ほど釣って撮影。すべて丁寧にリリースした。






















身ごとなオショロコマ成魚オス。





































この狭い水域以外はこの渓流の渓相はあまりに良くない。100m ほどの短い範囲に比較的よい溜まりがあり、今回は思いのほか良型が多くいつもより型がよいが、数は例年と同じくらいだ。



































淡い黄灰色がかった独特の体色で成魚オスの腹部は濃い黄色、成魚メスの腹部はまっ白。赤点紋理は小さくオレンジ系の色調で派手やかさはない、といった ここ独特のパターンは変わらない。 オショロコマ以外の魚はいなかった。 

































































いつもは密生する背の高いクマザサのためこの水域にはなかなか入りにくかったが、この数年クマザサが広範に枯死したため、見通しも良くなり、このオショロコマポイントには到達しやすくなっている。










いくつかの理由で、ここではオショロコマに勝ち目のない強敵、攻撃的外来種筆頭のニジマス汚染はみられない。それなりに安定した生存を続けていかに見える、が個体群としての規模はとても小さいために、たとえば大きな気候変動( 高温、渇水、) や さらなる河川改修工事、伐採、ニジマス侵入、釣り人の乱獲 etc…… などの外的ストレスがあればたちまち消えてしまう(絶滅 )可能性が高い。








さらに荒れた林道を1-2Km 登ってみたが 以前と同じく林道崩壊場所で行き止まり。 この林道崩壊は治しようがないようで長年放置されたままです。








クリどら焼きで一服。






午後2時30分 武装解除。









夕食は、北見市のスパゲティ専門店ジョリーパスタで 和風スパ おいしかった。













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