
知床羅臼側渓流初夏のオショロコマ。

202X-7-10 (土) 曇り 15度C 寒い
昨日からオショロコマ調査のため数日の予定で知床に来て常宿の温泉旅館に泊まっている。 朝8:00起床。
朝風呂に入って、朝食のあと 9:00. 知床半島羅臼側にあるオショロコマ生息渓流 S 川へ出発。

普段ごうごうと増水しやすいS川はこの日の水量は普通で、なんとなく穏やかな釣りが出来そうな予感。

まず、海から数百m上流でズドンと深くなって左手側のやや流れが緩やかなところにオショロコマが溜まっていた。

とはいっても、最初は全く魚信がなく、経験の浅い人ならきっとオショロコマはいないと判断して移動するだろうと思う。
夏、オショロコマの活性が最高に高まり、入れ食い状態のこともあるが、そうでないこともあるのです。






始め10分ほどはまったく魚信なかったが 細かな上下動を加えることによって かすかなあたりでオショロコマがかかった。







その後はなんとなくコツがわかりどんどん釣れ始めた。













この渓流の河口付近に特徴的なやや緑色がかった色調の良型オショロコマは少なく、いわゆる山岳オショロコマが上流から落っこちてきたと思われるような個体をはじめ様々な色調、種々の赤点紋理のオショロコマが釣れた。













これらを水中で手早く撮影しては、丁寧にリリースする作業を繰り返した。



















岸辺の水面が平らで川底もきれい、今日は水もきれいで、良好な撮影場所でせっせと撮影できた。






一部、最近知床の渓流で増えてきた水カビ病になっているオショロコマが見られた。これまでこの渓流では水カビ病のオショロコマは見られなかったのだが。



2時間ほどで 20-30匹ほど撮影するとさすがに魚信が遠のいたので上流へ遡行してみたが思いがけずヤマベが1匹かかった。


実はこの渓流は以前から多少のサクラマスが遡上する数少ない川として知られている。

とある6月に青森県からという釣り人グループが、この川の河口に一時的に群れている大型遡上サクラマスを釣っているのを見たことがあります。北海道ではサクラマスを川で釣ることは法律で禁じられていて罰金は目を向くほど高い。そんなことを知ってか知らずか、皆さん嬉々として楽しんでいました。 毎年来ていると話していました。

さて、この日期待に反して、ここのオショロコマはあまり特徴めいたものはなく、さらに上流へゆくのはちょっと決心がつかず引き上げることにしました。 最後に川を下って河口から汽水域を釣ってみたがいつもと違って魚信はなかった。


川岸の崖にはシャクナゲがびっしり。
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