オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

枯葉ヤマベ

2025-01-29 09:49:37 | ヤマベ釣り
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


枯葉ヤマベ






202X-11-3 (火) 晴れ 6℃ 寒い


山の木々の葉は落ち、カラマツの葉が黄金色に染まるオホーツクの晩秋。もはや渓流釣りの季節は終わったのに、とにかく釣りが大好きなヤマベ釣り師たちは一年中ヤマベとかかわっていなければ気がすまないかのように、わざわざ枯葉ヤマベ:カレハヤマベを見るためにふらふらと山奥へ出かけることがあります。 









私はもっぱら旬の美味しいヤマベしか釣らなくなって久しいのですが、この日、オショロコマの産卵状況を見た後、とあるヤマベ川の源流に何となく寄ってみました。

















すでに大型サクラマスたちの派手派手しい産卵行動は終わって、斃死した産卵後の親サクラマスたちの姿もいつの間にか消えていました。この産卵行動には河川残留型サクラマス:ヤマベ たちも小さな体ながら果敢に参加します。北海道の渓流に棲むヤマベはほぼ全てがオスなのです。




大型サクラマスペアが大きく口を開けて一気に産卵・放精する瞬間に小さなヤマベたちもそこへ素早く滑り込んで放精します。この行動で美しかったヤマベ2年魚、3年魚は傷だらけになり、しばしばサクラマスに噛まれて痛々しい傷を負って、重症の個体は死亡してしまいます。



















生き残ったこの時期のヤマベを釣り師たちはカレハヤマベと呼びます。枯葉ヤマベは厳しい冬を生き延びると、雪解け水の渓流でさかんに索餌を開始しますが、この時期のヤマベを雪代ヤマベ:ユキシロヤマベと呼びます。比較的元気な2年魚は降海するものもいるかもしれません。


















そして傷だらけで瘦せ細っていた体躯はみるみる蘇り、初夏の頃にはまた限りなく美しい ( 美味しい)旬ヤマベの姿に戻るのです。


今回、水中で手早く撮影させていただいた枯葉ヤマベたちは、全て丁寧に元の場所にリリースしました。



アメマスもかかりましたが、ここではアメマスたちの本来の棲家はもう少し下流になります。










最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年暮れ、ホテル網走湖荘へ温泉旅行。

2025-01-26 21:46:24 | 旅行
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2024年暮れ、ホテル網走湖荘へ温泉旅行。


2024-12-29(日)  晴れ  -2℃   明け方は -12℃


午前11時、日射しが強く 道路の雪や氷は解け始めている。 今日、明日は天気は良さそう。 12月31から1月1日 にかけての天気予報は雪マークだ。

午後2時。 年越し温泉旅行。3年ぶりのホテル網走湖荘へみんなでセレナで出発。



途中、黒澤明の映画 夢 で使われた観光写真スポットに止まったが寒いので長女君以外は車から出てきません。







北見から網走は近い。1時間ほどでホテル網走湖荘へ到着。 湖畔は強い寒風で死ぬほど寒い。






ジブリ映画の 千と千尋の神隠し のモデルになったというホテル玄関ふきんの様子は3年前と変わらない。





湖畔の一部氷が開いているところに白鳥が二羽。 




3人とも、滅多にはしない、やたらと真面目なお顔でポーズをとっている。



網走湖は氷が張ったばかりのようで、まだワカサギ釣りは行われていない模様。



部屋はレイクビュー。広くて豪華感あり。どうも三年前と同じ部屋のような気がする。私たちはベッド。孫たちは広い部屋に布団を敷いて雑魚寝のパターン。












みんな可愛いね。どこから来たの?。 すぐ近くの北見です。 このサキイカ食べてごらん。うっそー 柔らかい。おじさんは商売上手でとても柔らかいサキイカ購入。







売店を見て回り 富良野ワイン赤 や お茶うけ用に川海老やワカサギの佃煮 やわらかいサキイカ お菓子 など買った。








私はカミさんにシマエナガの耳飾りなど買った。

















これはダイオウイカなのです。買おうか迷ったが結局買わなかった。





















温泉は広くて 40度、41度、42度 の浴槽と めちゃ寒い露天風呂。温泉水がとてもきれいで、実は昨日浴槽の大掃除をしたばかりという。温泉水は肌にやさしい感じでなめると塩分がありニガリの風味もある。




夕食は お膳タイプでバイキングではないが、かなり豪華感あり。その後のステーキなどスタッフがこまめに運んできてくれる。















































スタッフのほとんどは東南アジア系外国人でとても訓練がいきとどいており違和感はない。今どきのホテルの光景です。客の入りはこの時期なのに阿寒のように目茶クチャに混んではおらずゆったりした雰囲気が流れているのが良い。





ホタテ炊き込みご飯。 美味しい。















これは 豊楽 と書いてあるらしい。





デザートはいつもの流氷ゼリー。








夕食後 午後8:00~8:40 田村正和そっくりさんの田村まさかショーがあるというのでみんなで見に行ったが、お笑い物まねショーとばかり思っていったら、実は彼のピアノ演奏と 自動ピアノとオカリナ演奏がえんえんと続くものでやや期待はずれ。



















それでも観客が少なかったので最後は孫たちのリクエスト曲演奏や写真撮影などでけっこう盛り上がった。





そのあとは 部屋に戻って恒例のババ抜き大会。
















この日はいつもと違って大人たちが上位入賞をしめ以下子供たち。この間、私は富良野ワイン大瓶半分ほど飲んでけっこう酔っぱらった。




ババ抜き大会の景品の数々。  















私たち夫婦は自室へもどり 坂の上の雲 再放送 などを見て寝た。孫たちはさらに遅くまで騒いでいた模様。 今日は可愛い孫たちとかなり交流できたとても良い日でした。






2024-12-30 (月) 曇り のち小雪


朝早く、孫長男君と朝風呂。広い大浴槽には誰もいなかったので、つい泳いでしまった。



バイキングスタイルの朝食。 ごく普通の朝食でしたが東南アジア系のスタッフのサービスがよく快適でした。























網走のせいかイクラは大きな容器にそれこそいくらでもあり、急遽、朝からイクラてんこ盛りのイクラどんぶりになってしまいました。













朝食のあと 午後10時チェックアウト、一人17000円ほどでこの時期の阿寒や知床などの半額でした。この時期にしては、かなり割安感、満足感あり。










冬になるとビートを原料にする砂糖工場が稼働します。工場が自前で電力を作る蒸気タービンの白い蒸気はこの時期の風物詩です。






暮れというのに韓国では大きな飛行機事故がありました。合掌。






約1時間で 路面も良く、セレナは順調に走って帰宅。 お留守番していた愛犬マメとしばらくじゃれたが、この日 マメ は薄い茶毛の模様が入りまっ白犬ではないことがわかった。





このところ時間がとても速く過ぎて行くのが実感される。孫たちは日々すごい勢いで成長している。可愛い孫たちと暮れの温泉旅行に行けるのはあと何回あるのだろうか。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大型エゾイワナの棲む美しい渓流はヒグマの巣窟。

2025-01-22 14:08:39 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

大型エゾイワナの棲む美しい渓流はヒグマの巣窟。






202X-6-26 (金) 曇り のち雨  17℃



我が家から車で1時間ほどの原生林の奥に、とりわけ美しい渓流がありそこには大型のエゾイワナ(陸封型アメマス)が棲んでいる。
















しばしば50cm級の個体も見られるが30~40cm級のものが多く、理由ははっきりしないが6月になると大きな溜まりに集結していることがあり、それに当たると思いがけない大釣りができることがあります。




とある理由でこの渓流に至る林道はゲートには鎖がかけられ一般の方が侵入することは極めてまれになって久しい。




この鎖を外し、重いゲートをなんとか開けて林道に侵入、しばらく原生林の中を進むとこの渓流に至る分かれ道に着く。ここからは廃道になった林道の草木をかき分けてしばらく歩いて美しい渓流に至る。






川に踏み込んだ途端、足元から大型のエゾイワナが矢のように走り・度肝を抜かれる。






美しい渓流をせっせと撮影しながら釣り登った。





大型個体が集結するポイントへ直行した。この日わくわくしながら振り込んだものの、当初、意外にも魚信がない。どうも、この日はダメみたい、大釣りは無理と直感した。











それでもオショロコマ数匹、小型エゾイワナ数匹。







































その後、本当にかすかなコツコツというアタリで合わせると予想通り40cm級のエゾイワナがかかる。













猛烈な引きだが負けずに強引に寄せてランデングネットで確保するが、喰いが甘いせいか針がかりは危うげな状態で、身切れで逃げられるものが多い。

























































この日は、あちこちにヒグマの糞が見られ、古いものもあるがついさっきのものかと思われる、まだ新鮮、生々しくて、かすかに生臭い匂いのものもあり、ヒグマの巣窟で釣りをしていることが実感されます。










ヒグマの糞は、こんもりしたエゾタヌキの溜め糞に似たものもあるが、タヌキの糞は普通死ぬほど臭いので匂いで容易に鑑別できます。

















この時期のヒグマの糞は一般的に真っ黒い色が普通で、これは主に柔らかく美味しいフキを食べているためです。秋にコクワの実を腹一杯食べたヒグマの糞は、クリーム色のコクワジャムみたいになります。







糞を割って見るとフキの繊維が確認できます。
















少し雨風にあたった感じのやや古いヒグマの糞。





この日は、比較的大型のヒグマ成獣と思われる糞を4か所で発見しました。











ヒグマの姿は見かけませんでしたがエゾシカはとても多くて、至るところで見かけました。人が入らなくなった林道沿いは、まさに野生の王国になっています。









最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏のブラウントラウト、生息環境とニジマスとの戦い。

2025-01-15 12:34:22 | ブラウントラウト
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

夏のブラウントラウト、生息環境とニジマスとの戦い。





2024-7-26 (金) 曇り 19℃

この日、夏のブラウンを見に出かけた。

この時期、川は植物たちのエネルギーに満ち溢れ、ヨシをはじめとする岸辺の植物が急速に勢いずいて、しばしば川面を覆い尽くしてしまうところが多く、振り込めるポイントは限られる。要するにとても釣りにくい時期です。












また、梅花藻、金魚藻、浮き草といった水草たちも大繁殖、水面の白い梅花藻の花がとても美しい。








この水面が炸裂し、ブラウンがヒットします。



































そんなわけで、早春や秋と比べるとブラウン釣りも、やや難易度が高くなる。ちなみに、この時期、フライやルアーではかなりの苦戦を強いられ、結果、釣り果はとてもさみしいものになるでしょう。




































この辺りのブラウンは特異な生息環境のため大型個体がかかることは稀で、ある時期のみ大型個体が見られるが、それでも50cmクラスが最大です。支笏湖などのように大型化したブラウンを狙う方には向いていません。一方、各ステージの写真撮影が目的の私にとっては最高のフィールドです。


























各ポイントで、不安定な深い川底に転びそうになりながら立ち込んでブラウンに慎重に超接近、そっと振り込み一気に釣っては、せっせと撮影し丁寧にリリースを繰り返しました。



























この日はとある理由で川の水がいつもより澄んでおり、比較的綺麗な写真が撮れたように思います。この時期の生息水域の環境も十分に記録できました。















今回は小型ブラウンが多かったが夏場の元気一杯、パワフルな大小17匹を撮影できて私的にはまあまあの釣り行になりました。ちなみに呑まれるのを嫌い早合わせに徹しているせいかほぼ同数を釣り逃がしています。





























この水域では少なくとも20年以上はブラウンとニジマスの戦いが続いていますが常にニジマスが圧倒的に押さえ込まれている気がします。それでもニジマスが消えてしまうことがないのは、時々放流がなされている可能性は否定できません。


ブラウン圧倒的優勢の理由はブラウン稚魚はとても多いがニジマス稚魚は見たことが無いことから繁殖力の違いと考えています。



この日も多数のブラウンに対して、ニジマス若魚が1、良型1のみが釣れているに過ぎません。













午後4時過ぎに武装解除して帰路につきましたが、川に繁殖した水草こぎでけっこう疲れた釣りになってしまいました。











北見へ向かう途中の峠でバンビがはねられていました、途中の街中では猫がはねられていました。ロードキルには遭遇したくないものです。山形県では山奥に入った岩魚釣りの3名が悪天候下に行方不明になり、けっこうマスコミに騒がれていましたが、今日無事に自力下山したとのこと。どうも他人事とは思えず気になっていたのですが一安心、良かったです。


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知床羅臼側渓流初夏のオショロコマ。

2025-01-09 14:26:27 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

知床羅臼側渓流初夏のオショロコマ。




202X-7-10 (土) 曇り 15度C 寒い



昨日からオショロコマ調査のため数日の予定で知床に来て常宿の温泉旅館に泊まっている。 朝8:00起床。 



朝風呂に入って、朝食のあと 9:00. 知床半島羅臼側にあるオショロコマ生息渓流 S 川へ出発。





普段ごうごうと増水しやすいS川はこの日の水量は普通で、なんとなく穏やかな釣りが出来そうな予感。





まず、海から数百m上流でズドンと深くなって左手側のやや流れが緩やかなところにオショロコマが溜まっていた。




とはいっても、最初は全く魚信がなく、経験の浅い人ならきっとオショロコマはいないと判断して移動するだろうと思う。

夏、オショロコマの活性が最高に高まり、入れ食い状態のこともあるが、そうでないこともあるのです。










始め10分ほどはまったく魚信なかったが 細かな上下動を加えることによって かすかなあたりでオショロコマがかかった。












その後はなんとなくコツがわかりどんどん釣れ始めた。

























この渓流の河口付近に特徴的なやや緑色がかった色調の良型オショロコマは少なく、いわゆる山岳オショロコマが上流から落っこちてきたと思われるような個体をはじめ様々な色調、種々の赤点紋理のオショロコマが釣れた。
























これらを水中で手早く撮影しては、丁寧にリリースする作業を繰り返した。





































岸辺の水面が平らで川底もきれい、今日は水もきれいで、良好な撮影場所でせっせと撮影できた。

















一部、最近知床の渓流で増えてきた水カビ病になっているオショロコマが見られた。これまでこの渓流では水カビ病のオショロコマは見られなかったのだが。







2時間ほどで 20-30匹ほど撮影するとさすがに魚信が遠のいたので上流へ遡行してみたが思いがけずヤマベが1匹かかった。






実はこの渓流は以前から多少のサクラマスが遡上する数少ない川として知られている。






とある6月に青森県からという釣り人グループが、この川の河口に一時的に群れている大型遡上サクラマスを釣っているのを見たことがあります。北海道ではサクラマスを川で釣ることは法律で禁じられていて罰金は目を向くほど高い。そんなことを知ってか知らずか、皆さん嬉々として楽しんでいました。 毎年来ていると話していました。





さて、この日期待に反して、ここのオショロコマはあまり特徴めいたものはなく、さらに上流へゆくのはちょっと決心がつかず引き上げることにしました。 最後に川を下って河口から汽水域を釣ってみたがいつもと違って魚信はなかった。








川岸の崖にはシャクナゲがびっしり。




最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021年、最初の北見大雪の記録。

2025-01-08 10:45:56 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2021年、最初の北見大雪の記録


2021-1-8  (金)  大雪






昨夜から全道的に大荒れとなり、交通機関はおおかた止まりひたすら雪が降りしきった。

普通は、こんな時でもオホーツクの北見市だけは、大雪をまぬがれるのだが今回ばかりはそうはゆかなかった。


昨日まではほぼ積雪ゼロが続き、道路など本当に走りやすかったのだが昨夜から降り続いた雪は積雪50cmくらい。


いっぺんに冬の景色になってしまった。




先日、エンジン除雪機のホンダ雪丸のエンジン始動テストを行い、30分もかかってなんとかエンジン始動にこぎつけていたので大雪さあこいと言った体制であったが、本当に大雪が来るとは。


救世主のような、悪魔のような、大型除雪車(グレーダー)が現れた。





救世主出現でみるみる道路の雪は除雪されるのだが、悪魔のように道路脇、車庫前、玄関先に山のように除雪した雪を積み上げてゆく。グレーダーは天使と悪魔、二つの顔を持つ。







各家庭は道路に出るため玄関先にうずたかく積み上げられた雪を必死に除雪しなければならない。







しかし、どうにもおっくうで、なかなか作業に出たくない。昼は昨夜のブタしゃぶの余り汁でおいしいおじや。






昼食後、かみさんにうながされ、しぶしぶ雪丸の出動となった。お向かいさんの駐車場もふくめ、たっぷり2時間の作業で荒削りな除雪が終了した。





孫長男君はまだ子供だがエンジン除雪機に興味しんしん。やらせろとねだるので安全な雪かき仕上げをやらせてみたが上手なのにびっくり。














全作業が終わったらもう夜になってしまった。














今日は雪かきがんばったからと夕食は黒毛和牛のすき焼きを奮発してくれました。









2021-1-9(土) 快晴

昨夜までの悪天候はウソみたいに晴れ上がった。実は午前3時ころ、なぜかもう一回グレーダーが入って、さらにこまかく除雪したものだから、またけっこうな積み上げができていた。



この積み上げは、最初のと較べると大したことはないのだが、これを除雪しなければ車を出せないので各家庭、ブーイングしながら朝からまた除雪。











エンジン除雪機が出動するほどのこともなさそうなので、孫3女君が中心になってせっせと除雪した。





毎年ごとにオホーツクの北見市では降雪量が減る一方で、昨年は雪丸の出動は二回しかなく、庭の積雪がほとんどない冬でした。



そのため、例年なら雪の下で保温されていた寒さに弱いシュウメイギクが全滅したりして、明らかな異変を身をもって体感しつつあります。



今年の冬はどんなことになるのでしょうか。



当時のコンピューター日記より。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変顔と顔ヨガ

2025-01-03 17:22:42 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

変顔と顔ヨガ





閑話休題。


とても美味しいロールケーキが手に入ったので、孫たちと騒ぎながら食べた。




可愛い孫たちはまだ思春期とは程遠く、天真爛漫そのもので可愛い盛り。







体力もぐんぐんついて、でんぐり返りやエビゾリをやっては私やカミさんに誇示する。私たちはもうデングリ返しやエビゾリをやったら命に関わる年頃なのを見透かされているみたい。







得意の変顔をやって見せるというが、もともと可愛い上に何をやってもさらに可愛いくて変顔とは程遠い。






得意の寄り目も今日は決まらない。




怖い顔をして見せているらしいのだが何にも怖くないと姉たちにバカにされるばかり。










孫次女君が、最近カミさんが凝っている顔ヨガの本に興味を示した。





だんだん、その気になってきて顔ヨガやってやろうではないかという雰囲気。










ついにやりました。顔ヨガ。




いったん ものすごい 孫次女君の 変顔風顔ヨガ写真 をここにアップしたのですが あまりにもすごいので 10分後 やっぱり削除しました。




当時のコンピューター日記より。


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オショロコマ復活の奇跡?

2024-12-28 20:04:44 | ニジマスによる被害
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

オショロコマ復活の奇跡?





2024-11-2 (土) 曇り 8℃

この日向かった渓流では一時は継続的ニジマス放流のためオショロコマが壊滅的に激減した。


しかし、その後地方自治体による継続的ニジマス放流が生態系保護などの視点から中止になり、さらに積極的ニジマス駆除行われた結果、近年オショロコマが復活し始めている気配が感じられていたが、久しぶりに調査に入りました。


最初に放流ものヤマベの末裔と思われる2匹が釣れた。かってはニジマスとともに放流されたヤマベたちは下流域にあるダム湖を海に見立てた格好で、それなりの生態系ができていたが、継続的放流が途絶えてからは急速に個体数が減っている。
















もともとこの渓流では陸封されたアメマス(エゾイワナと呼ぶこともある)は多かったが、放流もののニジマス、ヤマベが増えてからは個体数が減ってきた印象を持っていました。しかし、この日、小型個体ばかりではあるがアメマスはとてもよく釣れて、明らかに数が増えていた。














































































小型アメマスはとても多くて、呑まれるのを嫌い、早合わせに徹しているため釣り落としは10匹以上を数えたが、確実に釣り上げて撮影後リリースしたものは21匹。










オショロコマは昨今さらに個体数が増えつつあり、この日は時期的にとても喰いが浅いため釣り落としも多かったが確実に釣って撮影後リリースしたものは 19匹。





























































































オショロコマはこの時期の常で、すでに段階的に産卵行動を行っており、痩せて腹部が引っ込んだ成魚も見られました。


オショロコマはサケマスのように一気に産卵し尽くすことはせず、時間差で段階的に産卵するのは、種族保存のためには合理的な戦略かもしれません。
















この日のオショロコマの外見をみると、ある一定のパターンに収束することなく実に多様性に富んでいて驚きました。実はこの水域のオショロコマ成魚は従来外見的にはくすんだ淡い色調に小さな赤点紋理といった独特のものでした。


















しかし、この日のオショロコマたちは種々のパターンの外見が目立ち、おそらく遺伝的にも多様性に満ちた個体群に見えます。一旦、激減したオショロコマが復活しているのは明らかですが、この外観の多様性の理由はいろいろ考えましたが、今のところ。よく説明できません。





今日のオショロコマのように、幼魚から若魚の時期の外見は多彩だが、最終的に完全な成魚になった時には元のこの渓流独特の外観に収束するかも、という仮説を立てましたが、どうなるかは経過を見なければわかりません。











さて、一時期はオショロコマを圧倒して繁栄していたニジマス。  継続的放流が途絶え、さらに釣り圧に屈して衰退しつつあるニジマスは、どうでしょうか。 



今日は、かろうじて幼魚から若魚を4匹確認できたに過ぎずニジマスの衰退は明らかです。幼魚がいることからいまだに自然繁殖が続いていることはわかりますが、今後は消えてゆくのかどうか慎重に様子を見たいと思います。































ニジマスは継続的放流が無くなったとしても、将来は生存に適した北海道のいくつかの渓流においては帰化外来魚( 私の造語です) のような格好で在来魚と共存しながら居ついてゆく可能性は全くないわけではありません。



自然や生態系は、太古の昔から日々大きく変動しつつあります。ある特定の時期の特定の生態系にのみ固執するのは、この後に及んでは、状況によってはナンセンス( ブラックバスやニジマスやブラウンしかいなくなった閉鎖水域でこれらを駆除することなど )、といった場合もあるといった感情が強くなっている昨今です。



しかし、私達にとって今ある有用かつ貴重な古来からの生態系を破壊するような外来種放流には当然ながら断固反対すべきと考えます。



継続的放流で一時ニジマス一色になるほどオショロコマが衰退したが、継続的放流の中止とその後の釣り圧でニジマスが激減、近年オショロコマが復活しつつあると考えたいところですが今後、さらに慎重に経過を見て行きたいと思います。




この日撮影できたのは、繰り返しになりますが ヤマベ2、 ニジマス4。       

アメマス21、 オショロコマ19 でした。   

明らかにニジマスとオショロコマの立ち場が逆転しているかのように思われます。

 なお提示した写真枚数と個体数は関係なく、同一個体を何枚も撮影したものもあります。




このあたりは保安林で鳥獣保護区のせいか鹿撃ちハンターたちの手を逃れたエゾシカがものすごく多い。夕方になると林道から国道へ出るあたりは 多数道路へ出てくるので走りにくいことこの上ないのです。










秋の終わり、落葉のカラマツの葉が黄色くなって、その後一斉に葉が落ちると林道が黄金色に染まります。









この日の夕食は野菜スパ。美味しい。








最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新居常呂川源流に奇跡的に棲息するとても小規模なオショロコマ個体群。

2024-12-20 17:02:20 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

新居常呂川源流に奇跡的に棲息するとても小規模なオショロコマ個体群。







2022-5-27 (金) 曇り のち雨 強風

オホーツクの名流常呂川の上流にある大きな支流新居常呂川(ニイトコロガワ)は、優秀なサクラマス繁殖河川に位置ずけられているようでとにかくヤマベが多い。



しかし、4~6月にギンケ化して降海するヤマベの比率がとても高いために、川に残留していわゆるヤマベ釣りの対象になる2年魚以降のヤマベが極めて少ない。


ちょっとしたよどみには超小型の当年魚が群れて、振り込むとわっと群がってくるが針にもかかりにくいチビヤマベばかり。


降海した銀毛ヤマベたちは3年後、海で大型サクラマス漁の対象となり、残りは大型サクラマスとして大挙して遡上産卵する。


つまり、サクラマス資源の確保には極めて効率的な河川だがヤマベ釣りの川としては誠につまらない川だという釣り人の中での位置付けになっている。


この川の源流域にはアメマスこそ見られるが従来オショロコマは発見できないで経過していた。一般的にオショロコマはヤマベとの共存を嫌う傾向が強く、知床半島でのオショロコマの繁栄はヤマベがほとんどの渓流で見られないことと無関係ではないと考えています。



2022-5-20、偶然に新居常呂川のとある支流でオショロコマが生息しているところを発見できた。









まことに小規模な、いかにも奇跡的に残ったオショロコマ個体群だった。







2022-5-27 この日は、他のいくつかの渓流でブラウントラウトやオショロコマの調査・撮影を行い、帰路、この新居常呂川支流でオショロコマが確実に棲む唯一の支流にもう一度寄って見た。










付近では大規模な松の伐採が行われたようで、雨と強風のせいもあって独特の伐採後の強烈な松の香りが山一帯に漂っている。私にはさほどイヤな臭いではないがさしずめ大虐殺された松たちのすざまじい死臭とも感じられてしまう。




写真ではうまく表現できていないがここのオショロコマは独特のくすんだような青みがかった体色が特徴だ。




















渓流の規模が小さく浅いせいか、大型個体は見られず多くは10cm前後。














とても小型で、おそらく幼魚に近い大きさで産卵行動を行う特異な個体群ではあるまいか。





















この日は7匹を釣って撮影、すべて丁寧に元の場所にリリースしました。




周囲は広範な伐採が始まっており、ここのオショロコマの生息環境が限りなく悪化してゆくことは避けられない。やがて地球温暖化の影響も顕性化してくることは必須であり、おそらく長期的にはここのオショロコマ個体群の未来は明るくないと思います。



そういったことを大前提に各水域のオショロコマの画像記録などは可及的にしっかり行ってゆくつもりです。


















最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年、年末のベチャ雪地獄の記録

2024-12-18 15:54:58 | 北見市の出来事・行事など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2022年、年末のベチャ雪地獄の記録


2024年12月18日(水) 晴れ      朝方  -15℃ 日中は ~ -2℃。

朝方は大地はカチカチに凍り、しばれが強く寒気を吸い込むと鼻や喉がヒリヒリする感じ。


このところ、朝方にはうっすらと数cmの雪が見られるが、日が照ると大方解けて、北見市は今のところ積雪ゼロが続いています。

北海道日本海側や岩見沢、士別、その他の地方ではあたかも豪雪地帯みたいな積雪だが、北見市などオホーツク一帯は未だ雪が無いのです。


このまま積雪がないまま年を越すと、いつも雪の下で寒気をしのいでいた庭の植物が多数死んでしまうのが心配です。


北見市などオホーツク地方は一般的に冬の気候は大雪山系などの日本海側に比べれば穏やかなことが多いのですが、ごく稀に大雪を見ることがあります。


それとは別に2022年度暮れにひどいベチャ雪地獄を経験しましたので記録しておきたいと思います。





2022-12-23(金) 雪 のち 雨   +2℃



昨夕から湿った雪が降り始め 孫長男君が除雪機で飛ばしている。







結局30cmほど積もり除雪車が入って道路脇に積み上げたのを孫たちが少し除雪しました。残り95%を私がホンダ除雪機雪丸と剣先スコップで3時間かけてやっと除雪。


湿った雪は重く 雪丸では飛ばしにくく、ブレードに凍り付きやすい。湿った雪は寒気ですぐにガチガチに固くなるため、道路脇の積み上げ部分は剣先スコップでこまかく崩してから除雪機で飛ばすという二度手間で体力消耗は二倍になりまいった。





湿った雪の重みで庭木の多くが曲がって折れそうなので雪を払い落とした。この湿ったベチャ雪のせいでオホーツク各地で、倒木で電線が切れてしまい紋別は全市停電。幸い、北見は停電はなかった。






湿ったみぞれみたいな雪は私のダウンコート上で解けて、結局下着までグッショリ濡れて取り替えるほどになった。 ダウンコートはこの一着しかないので洗濯機の乾燥機で水を飛ばし、乾燥機にかけて扇風機をまわして干したら 数時間でなんとか乾き、それを着てまた除雪作業。





昼はマイタケ炊き込みご飯チンコしたのとコーンスープ、蒲鉾、半熟ゆで卵。






退屈な孫たちがかまくら造りを始めた。湿った重い雪でスコップの柄を折ったがなかなか趣のあるかまくらができた。窓もあり手を出したりして喜んでいる。













孫長女君は映画大好き人間です。 ジージ。今晩、アバター2 見に行きたい。  おーそうか。 行こう。 いこう。




 
夕食は 鍋焼きウドン。







午後8時15分からのイオンシネマ上映中のアバター、ウェイオブウォーターを孫長女君と二人で見に行った。これは以前から二人で見に行くことを約束していた映画。大雪のためか客は私たち以外には数名で映画館貸切状態。




前作 アバター1 の続きで、こりない地球軍はふたたびやってきて惑星パンドラに基地を造り、原住民のアバターたちのゲリラ戦に手を焼いていた。ゲリラの指導者 ジェィクとその妻と子供4人を狙う特別な海兵隊員によるアバター討伐隊が組織され、惑星パンドラに送り込まれる。ジェイク一家は強力な刺客隊の追跡を逃れ、翼竜にのり 水の民のナビ(惑星パンドラ原住民)の国へかくまわれるが.......。





とにかく面白い映画でした。ジージが孫と見にゆく映画としては最高の映画です。 私も前作 アバター1 は二回見たほどのファン。




11時40分、映画が終わった。いつもと違い雪で屋上駐車場は閉鎖され、屋外の大駐車場に車を止めてある。エレベーターは3階で止まってしまい、孫長女君のカンをたよりに照明が消えた広いイオン売り場を彷徨ったあげく、なんとか車にいきついた。雪原の野球場みたいな、だだっ広い真っ暗い駐車場に私の車だけがポツンと一台という不思議な光景。雪でガタガタ凸凹のひどい道を走ってなんとか帰宅した。実は11時過ぎに終わる映画は18歳未満の場合父兄同伴でも禁ということだったが、それは後に初めて知りました。






2022-12-25 (日)  みぞれ  +2℃


斜め向かいのお宅は家の周りに十分な雪捨て場がないため、朝から軽トラに除雪機で雪を飛ばし、雪捨て場へピストン排雪をやっています。






昨夜中、オホーツク一帯でまたベチャ雪が降ったようだが幸い北見は積雪少なく20cmくらい。しかし雪がのちに雨になって途中でかなり解けたようだ。



脇道のわだちがすごいので、そのため除雪車が入ったもようで道路脇の積み上げがすごいこと。うんざりだが車が車庫や駐車場から出れないので積み上げを除雪機で飛ばしにかかった。









塊状の積み上げはまだガチガチには凍っておらず、けっこう飛ばす事が出来て、約1時間30分ほどでなんとか片づいた。 しかし後半は、やや気温が上がってきたのかベチャ雪が解けてさらに水分の多いベチャ雪になり、とうとう除雪機のブレードや回転ファンにへばりつき、それが寒風でたちまち凍る。排雪筒のなかもベチャ雪が筒状にぎっしり詰まって凍り、まったく排雪不能に陥ってしまい作業を中止した。お湯をかけて凍り付いたベチャ雪を解かして除去して、やっと治ったが、体力続かず今日はこれまで。


なんとか家や車庫の周りは除雪した。








昼食は イカ飯。






国道はベチャ雪がグレーダーで除雪されて走りやすくなったが、道路が狭くなり 2車線が 1.5車線程度になっているので要注意。








夕食は トリトン お持ち帰り生寿司。車が跳ねてイクラ軍艦ひっくり返った。








2022-12-27(火)昨夜雪 曇り +2℃


朝7:00 雪が積もっているよ、雪かきしてと起こされた。眠い。お向かいさんがママさんダンプで除雪中。



発達した低気圧の通過で珍しくオホーツク海側の各地でも湿った大雪で、雪の重みで倒れた木で電線が切れたりして停電の被害も相次いだ模様。









湿った雪の上に今朝は さらさら雪が20cmほど積もった感じだが 深い部分は依然ベチャ雪で除雪機でとばしにくい。




予報では 連日の雪は 明日からはおさまりなんとか落ち着くようだ。




夕食は ホッケ干物焼き魚   ハムとチンゲンサイ野菜炒め キムチ納豆   










実はホッケの焼き魚は皮も最高に美味しいのです。





その後、2022年、年末のベチャ雪地獄はなんとかおさまり、暮れ正月は比較的穏やかでした。


    当時のコンピューター日記より。


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダムの下流はヤマベとアメマスと分断されたオショロコマ。

2024-12-15 17:28:22 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

ダムの下流はヤマベとアメマスと分断されたオショロコマ


202X-8-10 ( 月 ) 曇り  強風  26℃





このダムの下流にはわずかばかりのアメマス、ヤマベが見られ、オショロコマも少し生息しているが、いずれも極めて少なく個体群としては全く勢いがない。



おそらく数千年の長い経過で構築されてきた微妙な生態系が、この砂防ダム一基のためにたちまち破壊されてしまったことがはっきりとうかがえます。



状況的には上流に棲んでいたアメマス個体群はダムができたため海からの親魚の遡上が途絶え、その後エゾイワナ化できずに絶滅。ダム下流域にわずかに命脈を保っている格好でしょうか。








ヤマベ(サクラマス)はダムのために上流へ行くことが出来なくなり不本意ながら産卵にはあまり適していないダムの下流域で産卵することにより勢いを削がれながらもなんとか命脈を保っているのはアメマスと同じ。



川岸を見れば典型的なダム下流域特有のひどい荒廃状態です。長年続いていた適度の土砂の流れがダムで止められた結果、細かな砂礫は流れ去る一方で、結果、川底が年ごとに沈下し大岩大石のみとなり川とその周囲の生物にとってはまことに生きにくい環境になっています。










状態の良さそうなヤマベを少し食べるために持ち帰りました。





本来、最適な産卵場所は源流域であったものがダムのためそこには到達不能になり、そのため従来の勢いはないものと思われます。



オショロコマはこの渓流の下流から源流まで広範に分布していたがダムの上下で現在の朝鮮半島みたいに個体群が二つに分断されてしまった格好だ。
















それでも未だ何とかダムの上流と下流で、個別に世代を繰り返していると思われました。しかし、これら個体群間の遺伝的交流は完全に絶たれた格好です。












しかし、この砂防ダムの寿命は、もしかすると あと数十年程度かもしれませんし、持ってもせいぜい100年程度かもしれません。いずれ底抜けを起こしたり支えきれなくなった土砂で崩れてゆく可能性があります。その時、もし渓流魚たちが生きながらえていれば、また新しい生態系が構成されてゆくのでしょう。


おしまい。







最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダムの上流は小型オショロコマのみ局所的に棲息

2024-12-11 16:24:39 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


ダムの上流は小型オショロコマのみ局所的に棲息。






202X-8-10 ( 月 ) 曇り  強風  26℃

カラフトセセリやゴマシジミを撮影しながら峠を越えると右手に常呂川水系支流源流域の細流が見えた。







その細流のさらに支流を登るとほんの狭い水域にだけ超小型のオショロコマ個体群が生息しているのを発見した。































まさかこんな最源流域にオショロコマがいるとは思っていなかったので少し釣って撮影させてもらいました。











尾叉長10cm前後ととても小さく、腹部は多少淡い黄色に着色するものがあるがヒレの着色は無く、やや暗色調で赤点紋理は鮮明さがなく、とても地味な外観の個体群です。














































ここから1kmほど下流には本格的な砂防ダムがあり、魚道はない。ここから先は魚類の遡上は無理で、まさに魚止めのダムです。





         この項、続く。


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年12月6日、居酒屋つぼ八でのお祝いパーティ。

2024-12-09 01:17:36 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
2024年12月6日、居酒屋つぼ八でのお祝いパーティ。





2024年12月6日( 金 ) 晴れ -5℃ 寒い

この日の朝9時、孫次女君が彼女の人生で最初になる偉業を達成したことがわかり、あまりの嬉しさに号泣する人まで出る始末。



そこで、急遽その偉業達成を祝してお祝いパーテイをやりました。






場所は我が家からほど近い つぼ八北見。











居酒屋つぼ八は北見市では有名な小さな子供同伴でも酒が飲める珍しい居酒屋です。









メニューは豊富でおいしく、おまけに安いのです。料理はどちらかというと子供が喜びそうなものがかなりあって、大人専用の居酒屋とは趣が異なるのです。








急なことでしたが、うまいこと予約が取れて 午後7時30分からパーティ開始。











カラオケがないので飲めや歌えというわけにはいきませんが、いつも通りのどんちゃん騒ぎパーティになったのでした。










このビヨーンと伸ばすやつ。かなり気を入れないとうまく行きません。この日は孫長男君が最も長くビヨーンと伸ばして優勝。














今日のお店のおすすめはマダラの精巣(タチ)の天ぷら。もしかして子供達は食べないかもと心配したが、クリーミーで美味しいと完食。











ビール大ジョッキを開けた後は、型通りのレモンサワーならぬグレープフルーツサワー。孫たちが力まかせに果汁を絞っています。







しめはおにぎりやらサケ茶漬けやら握り寿司などいろいろ。







デザートは恒例の 揚げパンアイス。美味しい。








最後に、きっと忘れられていたサイコロステーキが蛇足みたいに出てきました。






最近は孫たちは喧嘩しないで仲良く食べる余裕が出てきたようです。






ふと見ると, ウッソー、最近勉強に目覚めた孫長男君は、パーティの終わり頃、漢字教材を出してせっせと学習中。








おしまい。


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しいオショロコマの森の復活。

2024-12-05 15:04:10 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

美しいオショロコマの森の復活。






202X-6-26 (金) 曇り のち雨   17℃


この日、あちこちの渓流を回って、最後に美しいオショロコマの森に寄った。




この水域は森と渓流がとても美しく、ここにいるだけで心癒されるところです。





現在、小型のオショロコマが主体で小型のアメマスも見られる。

















かってこの水系には継続的なニジマス放流が続いた時期があり自然繁殖したニジマスのため豊富に生息していたオショロコマが激減したことがあった。



バブルが終わり、世の中が落ち着いて地方自治体もニジマス放流による生態系破壊の害を認識してニジマスの継続的放流は終わった。その後、私たちは積極的なニジマス駆除を開始、主に早春産卵のため遡上するデカニジマスを集中的に狙った結果、ニジマスは激減し最近ではオショロコマやアメマスが復活し始めている。それでもかってのようなオショロコマの楽園とは程遠い規模だと思います。

























ここのオショロコマは多少くすんだような色調で赤点紋理も鮮明ではなくオショロコマとしては美麗な個体群とは言い難いが、いかにも野性的な感じで私は好きです。 この日は美しいオショロコマの森で10数匹のオショロコマを釣って撮影し、すべて丁寧にもとの場所にリリースしました。







































小型のアメマスも混生しており、少し撮影させていただきました。産卵時期には大型アメマスが集結している場面に当たることもあります。

































ニジマスは激減していますが、完全に消えてしまったわけではなく、ごく少数が残存しています。










継続的放流が終わった現在では、この渓流に限って言えばニジマスは往時の勢いはないので、かってのような積極的な駆除はせず、自然経過を見させてもらっています。このような状況下での今後のニジマスの動向にはとても興味があります。継続的放流がなくなった場合、ニジマスの立ち位置はあるところに落ち着いて、将来的には在来のトラウトとあるレベルで永久共存する、帰化外来魚(この言葉は私の造語であることをお断りしておきます)という存在になる可能性があるのではないかと想像しているのです。


しかし、一般的にはオショロコマが消えてしまい最終的にニジマス一色になる渓流がほとんどです。







この日の夕食はポークチョップ。美味しい。 夜半から かなりの雨になってきた。








最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛犬チワワのコロの画像記録

2024-12-04 11:16:22 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

愛犬チワワのコロの画像記録




2015-5-18 から2024-3-20 まで孫達が飼っていた愛犬コロの写真を発見。













このブログには滅多に登場することがなかったので、生前の姿をアップしておきます。この際、下記の記事など見ていただければ幸いです。

コロがきた。


 
コロが吼えた


孫達は最初は争って世話をしていましたが、やがて飽きてしまい、その後は 餌やり ペットシーツ交換 水の取り替え シャンプー など細かな当番表を作っているようでした。

































2024-3-20(水) 曇り

体調不良の日々が続いていた愛犬コロ。この日の夕方から、コロの動きが鈍く、ヨタヨタするようになり 午後 6:15 死亡。 老衰でしょうか。  孫たちは、わんわんと大泣き。 明日、犬猫専用の火葬装置のある車に来てもらい火葬することになった。

私のコンピューター日記で検索してみると コロの記載はとても少なく、これが最後でした。




最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする