オショロコマの森ブログ5

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夏のブラウントラウト、生息環境とニジマスとの戦い。

2025-01-15 12:34:22 | ブラウントラウト
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夏のブラウントラウト、生息環境とニジマスとの戦い。





2024-7-26 (金) 曇り 19℃

この日、夏のブラウンを見に出かけた。

この時期、川は植物たちのエネルギーに満ち溢れ、ヨシをはじめとする岸辺の植物が急速に勢いずいて、しばしば川面を覆い尽くしてしまうところが多く、振り込めるポイントは限られる。要するにとても釣りにくい時期です。












また、梅花藻、金魚藻、浮き草といった水草たちも大繁殖、水面の白い梅花藻の花がとても美しい。








この水面が炸裂し、ブラウンがヒットします。



































そんなわけで、早春や秋と比べるとブラウン釣りも、やや難易度が高くなる。ちなみに、この時期、フライやルアーではかなりの苦戦を強いられ、結果、釣り果はとてもさみしいものになるでしょう。




































この辺りのブラウンは特異な生息環境のため大型個体がかかることは稀で、ある時期のみ大型個体が見られるが、それでも50cmクラスが最大です。支笏湖などのように大型化したブラウンを狙う方には向いていません。一方、各ステージの写真撮影が目的の私にとっては最高のフィールドです。


























各ポイントで、不安定な深い川底に転びそうになりながら立ち込んでブラウンに慎重に超接近、そっと振り込み一気に釣っては、せっせと撮影し丁寧にリリースを繰り返しました。



























この日はとある理由で川の水がいつもより澄んでおり、比較的綺麗な写真が撮れたように思います。この時期の生息水域の環境も十分に記録できました。















今回は小型ブラウンが多かったが夏場の元気一杯、パワフルな大小17匹を撮影できて私的にはまあまあの釣り行になりました。ちなみに呑まれるのを嫌い早合わせに徹しているせいかほぼ同数を釣り逃がしています。





























この水域では少なくとも20年以上はブラウンとニジマスの戦いが続いていますが常にニジマスが圧倒的に押さえ込まれている気がします。それでもニジマスが消えてしまうことがないのは、時々放流がなされている可能性は否定できません。


ブラウン圧倒的優勢の理由はブラウン稚魚はとても多いがニジマス稚魚は見たことが無いことから繁殖力の違いと考えています。



この日も多数のブラウンに対して、ニジマス若魚が1、良型1のみが釣れているに過ぎません。













午後4時過ぎに武装解除して帰路につきましたが、川に繁殖した水草こぎでけっこう疲れた釣りになってしまいました。











北見へ向かう途中の峠でバンビがはねられていました、途中の街中では猫がはねられていました。ロードキルには遭遇したくないものです。山形県では山奥に入った岩魚釣りの3名が悪天候下に行方不明になり、けっこうマスコミに騒がれていましたが、今日無事に自力下山したとのこと。どうも他人事とは思えず気になっていたのですが一安心、良かったです。


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