
デカニジマスと釧路川水系支流源流域のオショロコマ

202X-6-5 (金). 晴れ のち雨 27℃
朝8:45 釧路川水系支流源流域へオショロコマを見に北見市の自宅を出発。
途中の峠は濃い霧で前方視界が悪く走りにくかった。
峠を下ると霧は晴れ、そのまま 目的の渓流にひた走り、まっすぐに目的のポイントに入った。
しかし、思いがけず、オショロコマの魚信が全く無くて、気負ってきたのに拍子抜け。
時間をかけてねばったがその後も魚信なく、諦めかけたところ不意に巨大な魚がヒット。猛烈な引きは60cm級のデカニジマスと思われた。オショロコマ用の細い仕掛けの上、気がついたらランデングネットははるか向こうに置いたまま。
何度ものされそうになって、3.0m の細い渓流竿をやっとの思いで立てた途端、竿の中程でグキッと折れた。

仕方なく半分の長さになった竿で頑張ったが、テンションが強くなったせいかすぐにハリス切れで大型魚遁走。
その後、竿と仕掛けをとり変えて振り込むと、小型ニジマス一匹ヒットの後、なんとなくオショロコマが釣れ始めた。



おそらく、オショロコマたちは凶暴かつ用心深いデカニジマスに餌取り最適のニッチを独占されていたのだろうと推察されます。





















このポイントでは、ニジマスたちがいなくなった後、5匹ほどのオショロコマを釣って撮影することができました。
ニジマスたちに餌の先取りをされてはいるようですが、それでも餌は豊富なようでオショロコマたちの栄養状態は悪くはなかった。
その後、もう一箇所のオショロコマ生息ポイントへ向かい、さらに4匹のオショロコマを釣って撮影することができた。


















この日の釧路川水系原流域のオショロコマたちは、いずれも立派な美しい姿態で栄養状態が良いのが印象的でした。しかし、こんな源流域にもニジマス汚染が見られ、稚魚、幼魚が見られないことから自然繁殖の気配は強くないものの、今後注意深く経過を見て行きたいとおもいます。

少ないがアメマスも釣れました。オショロコマ同様、栄養状態の良い個体でした。

帰路、若いエゾシカが林道中央でトウセンボ。


ゆっくり近づくが何故かよけない。

さらにゆっくり近づくと、とうとうピヨーンと飛んで逃げた。

夜、帰宅すると庭にはエーデルワイスとシャクナゲが開花していました。


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