

20XX-9-10 (金) 晴れ のち曇り
謎の湖を空撮
所用で午後5時20分のANAのプロペラ機で女満別空港から札幌へ飛んだ。

飛行機はジェット機よりはやや低く飛び、飛行中、夕陽がきれいであった。
今日は北見市近郊、原生林の中にあるチミケップ湖は見えなかったが、しばらく飛ぶと途中で比較的大きな湖が見えたので撮影した。



離陸後40分ほどでANAのプロペラ機は札幌郊外の丘珠飛行場へ着陸した。


さて、飛行中に撮影した湖の名前は何だろう。
特徴的な形をしているのですぐわかると思ったのだが地図をみてもこんな格好の湖は飛行ルート上に無かった。
ウソだろう。ムキになって徹底的に調べることにした。
しかし、しらみ潰しにそれらしい湖を探していったがわからず絶望的な気持になりとうとう諦めた。どう調べても北海道にこんな形状の湖はなかった。
それから数年後、またこの湖の正体が気になりインターネットの国土地理院の25000分の1地図などを開いて入念に探したが、こんな形状の湖は地図に無く、やっぱりわからなかった。
諦めかけた頃、あるとき突然ひらめいた。一般的に地図は北を上に描かれている。それをひっくり返して南を上にした感じで調べてみた。
結果。この湖が大きな人造湖の糠平湖であることはすぐにわかった。あっけなく謎がとけた。
考えてみれば私が如何に固定概念にとらわれている人間かよくわかって情けなくなってしまった出来事であった。

