
2010-11-05(金) 晴れのち曇り 寒い
この日、十勝川水系支流KS川へ入った。この川は本来オショロコマしかいない渓流であったが、本流域に絶え間ないニジマス放流が続いた時期があり、それが上流のKS川にも侵入してきた。当初はニジマスは少なくて、そのうち消えてゆくと思っていたが甘かった。この10数年の間に放流ニジマスはここに定着して野生化し、繁殖を繰り返し、驚くべき勢いで在来種のオショロコマを圧倒しつつある。ニジマス狙いの釣り人に混獲されてオショロコマが減少した可能性も多少あるかも知れない。この渓流は自然度抜群の森の中を流れ、渓相も最高だが、それでも実際に魚のいる場所はいつもごく限られた水域である。今日は時間的にも遅いので、間違いなく魚のたまっている良ポイントへ直行し、そこでのオショロコマとニジマスの力関係を見ることにした。結局、そこではオショロコマ15匹のほかニジマス20-30cm が4匹釣れた。ニジマスは駆除と夕食のおかずの目的で持ち帰ることにした。オショロコマは水中で手早く撮影後、全て丁寧に元の場所にリリースした。釣れた魚の約3割がニジマスであったのは驚異である。これまでの経験上、このニジマス繁殖の勢いはきっととどまるところを知らないと思う。午後4時、もうあたりが薄暗くなり武装解除した。




















2010-11-05(金) 晴れのち曇り 寒い
この日、十勝川水系支流KS川へ入った。この川は本来オショロコマしかいない渓流であったが、本流域に絶え間ないニジマス放流が続いた時期があり、それが上流のKS川にも侵入してきた。当初はニジマスは少なくて、そのうち消えてゆくと思っていたが甘かった。この10数年の間に放流ニジマスはここに定着して野生化し、繁殖を繰り返し、驚くべき勢いで在来種のオショロコマを圧倒しつつある。ニジマス狙いの釣り人に混獲されてオショロコマが減少した可能性も多少あるかも知れない。この渓流は自然度抜群の森の中を流れ、渓相も最高だが、それでも実際に魚のいる場所はいつもごく限られた水域である。今日は時間的にも遅いので、間違いなく魚のたまっている良ポイントへ直行し、そこでのオショロコマとニジマスの力関係を見ることにした。結局、そこではオショロコマ15匹のほかニジマス20-30cm が4匹釣れた。ニジマスは駆除と夕食のおかずの目的で持ち帰ることにした。オショロコマは水中で手早く撮影後、全て丁寧に元の場所にリリースした。釣れた魚の約3割がニジマスであったのは驚異である。これまでの経験上、このニジマス繁殖の勢いはきっととどまるところを知らないと思う。午後4時、もうあたりが薄暗くなり武装解除した。
