ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

朝焼け ~ 阿蘇内牧温泉

2009年08月19日 | お出かけ
この旅で宿泊したのは、外輪山に囲まれた阿蘇の北西部分にある内牧(うちのまき)温泉。
朝湯を浴びて部屋に戻る頃、赤く染まりはじめた東の空。
刻々と変化していく朝焼けに見とれて、長いこと窓に張りついていました。

最初は、赤みが強く夕焼けに似た空が、周囲が明るくなるにつれて、
地平線付近は次第に淡く、高い部分は青く濃く、雲は輝きを増していきます。
そして、待つことおよそ40分。遂に、外輪山の向うから太陽が顔を出しました。


上の写真の15分くらい前は、まだ赤みがかった空。


ホテルを出発し、気球を見て、ブルーベリーを摘んだ後、
日田往還と呼ばれる国道212号線を北上。大観峰付近からの眺望を・・・・。


今回の熊本は石橋めぐりが主体で、阿蘇らしい風景はあまり見なかったかなぁ (^-^)ゞ


外輪山を越えるあたり。阿蘇の風景も、しばらくは見納めです。


宿泊したホテルは二つの源泉を持っていたので、泉質の違うお湯を楽しめました。


阿蘇五山や米塚などが望める展望風呂。曇りがちで、視界が今ひとつ冴えなかったのが残念。


石橋をめぐり、温泉三昧を楽しみ、熱気球を間近に眺めたりと、楽しい旅もいよいよ終盤。
この日は、もうひとつの目的である小鹿田焼の里を見るため、日田に向かいました。
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熱気球

2009年08月17日 | お出かけ
宿泊したホテルのすぐ近くで、熱気球の体験搭乗をやっていました。
時おり聞こえる、ゴーッゴーッというバーナーを焚く音。臨場感があります。


        5分くらいでランディング、次のお客さんに交代します。
       

天気も上々。ロープで地上に繋留しているとは言え、さぞ気持ちのよい空中散歩でしょう。
阿蘇五山方向に低い雲が垂れ込めているのが、ちょっと残念ですね。


さて、次はブルーベリー摘みを体験するため、「阿蘇ゆたっと村 里山交流館」に向かいます。


お盆休みのようでしたが、せっかく来たのだからとブルーベリー畑に案内してくれました。
畑は思いのほか山の奥で、辿りつくまでの道の細さ、険しさに驚かされましたが、
人も車も、なんとか無事到着。(でも、帰り道が心配・・・・)


30分で約700グラムの収穫。交流館の方が、近くで摘んできてくれたブラックベリーも・・・・。
昨年始めたばかりのブルーベリーの栽培は、まだ軌道に乗っていないとのことでした。


畑までの道がどんなだったかって言うと・・・・・、

一番揺れていない時に撮った写真のうち、一番ブレていなかったのがコレです(笑)
タイヤも車体も滑ること滑ること。深い轍がなければ走れないような道でした。

気球を見るのも、ブルーベリーを摘むのも初めての体験。両手両足をフルに使って踏ん張った
畑への往復も、ジェットコースターのようで、それなりに楽しめました。
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石橋を巡る ~ その2

2009年08月16日 | お出かけ
石橋を巡る旅のなかで、最も楽しみにしていたのは、熊本県山都町にある通潤橋。
残念ながら、今回は見ることができませんでしたが、大放水で有名ですよね。
この橋は、人の通行のためではなく、谷の向こう側に水を送り込むために架けられたもの。
(写真では、左から右へ)
橋長79.64m、橋幅6.65m、橋高21.43mという威風堂々たる石橋です。


近づくにつれて、その大きさが際立ってきます。中央に見えるのは上部放水口。


上部放水口の下、窓のような部分が下部放水口。わずかに水が流れ出しています。


3本の石造りの通水管が通る水路橋。人を渡す橋ではないので欄干はありません。


橋の下を流れるのは五郎ヶ滝川。


通潤橋に水を流す水路です。


最後に訪れたのは、緑川水系の支流、八勢川に架かる下鶴眼鏡橋。
この橋も、通潤橋と同じく、東京の旧二重橋や日本橋など、
多くの石橋を架けた名工橋本勘五郎、弥熊父子が手がけたものだそうです。


欄干などに、徳利や月と太陽の透かし穴などの意匠を用いたこの眼鏡橋、
他の石橋の質実剛健さと比べるとやや異質ですが、施主の風流心が感じられます。


全国のアーチ式石橋の半数近くは熊本県にあるとも言われており、
緑川流域には、今も80基を越える石橋が残されているそうです。
また機会があれば、今回見ることができなかった橋を巡ってみたいと思います。
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石橋を巡る ~ その1

2009年08月15日 | お出かけ
長年の風雪に耐え、苔むしてひっそりと佇む石の橋。
何とも言えない雰囲気があり、歴史の重みを感じさせてくれますよね。
熊本県は優れた石工を輩出し、今も多くの石組みの橋が残されています。
この夏休み、阿蘇内牧温泉に宿がとれたので、かねてから見たかった石橋巡りを計画。
幸い、前日のうちに復旧した九州自動車道を松橋ICで降り、
国道218号線、445号線をぐるりと周って、いくつかの石橋をゆっくり見て歩きました。

まず最初に訪ねたのは、二俣五橋。
緑川の支流津留川と釈迦院川が合流するところに架かる双子橋で、こちらは第一橋。
手前の川が釈迦院川。前方を横切っているのが津留川。


こちらは、津留川に架かる第二橋。この橋の向うに、コンクリート製の新しい橋があります。


双子橋が同時に見える場所から撮影。右の写真の上部に見える背の高い石橋は、年祢(としね)橋。
更に、その向うに現在国道として使われているコンクリート橋。
下の三橋とこの二橋を合わせて、「二俣五橋」と言われるそうです。


これは、周囲を田んぼに囲まれた小さな橋、大窪橋。
橋の下側のアーチが比較的緩いのが特徴で、これ以上平坦にすると崩壊するとのこと。
春には桜がきれいだそうです。


弘化4年(1847年)に架けられた霊台橋。橋長90mもある大きな単一アーチ橋です。


緩やかなカーブを描いているアーチ上部の欄干が、優美な印象を与えてますね。


一説によると、わずか7ヶ月でこの立派な橋を完成させたというから驚きです。


この橋は、ガイドブックにも載っていない小さな橋で、霊台橋の展望所に至る小道にあります。


熊本県に現存する石橋をいくつか見て周りましたが、
大小にかかわらず、どの橋も本当にどっしりとしていて、存在感がありますね。
当日は、かなり強い雨が降ったり止んだりといった状態だったので、
苔むした石がしっとりと濡れて、なお一層きれいに見えました。
このほか、通潤橋と下鶴眼鏡橋も見てきましたので、近々アップしたいと思います。
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南京ラーメン 黒門

2009年08月15日 | 食べ歩き
てんもりさんのブログを見て、遠賀町にある人気の行列店、黒門に行ってきました。
メニューは至ってシンプル。「ラーメン、ラーメン大、おにぎり」の3種類のみという潔さです。
ラーメンに対する自信とこだわりが感じられますねぇ。

という訳で、ラーメンとラーメン大(写真)を注文しました。
トンコツらしからぬ透明感のあるスープは、あっさりしながらもダシの旨みがあり、
滋味を感じる味。豚骨に鶏ベースの旨みが加わっているような気がしました。

見た目もきれい。眺めているだけで、美味しさが伝わってくるような・・・・・・。

静かな住宅街の一角にある黒門。暖簾の「黒門」という字がいい感じですね。


遠賀町の黒門。あっさりしながらも、深い旨みが感じられる美味しいラーメンでした。
あっさり系の九州ラーメンの中では、学研都市ひびきのにある「まんまる」が好きですが、
これに勝るとも劣らぬ旨さだと思います。


南京ラーメン 黒門 ラーメン / 遠賀川)


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