ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

2020年GW、自宅で観た映画 《備忘録》

2020年05月08日 | 映画や小説
ここ数日、自宅周辺で何度かイソヒヨドリを見かけました。こんな住宅街にイソヒヨドリが姿を見せることは滅多にないと思います。すぐに飛び立ってしまって写真が撮れなかったので、10年前、鹿児島県指宿の海沿いで見かけたイソヒヨドリをアップします(不鮮明ですが…………)。


大型連休も一段落。男子ごはんにチャレンジした日以外はほとんど買い物にも出かけず、後半はちょっと足を痛めてウォーキングもお休みしたので、ほぼ自宅で過ごした9日間でした。この間に観た映画をいくつか、自分自身の備忘録として残しておきたいと思います。

まず最初に観たのは『グリーンブック』。去年の3月1日、日本で封切られたまさにその日、モスクワに向かう機内で観たのですが、とても素晴らしい映画だったのでもう一度観ることに…………。
黒人ピアニスト、ドクター・シャーリーとその運転手として雇われたイタリア系アメリカ人トニー。出自も性格もまるで異なる二人が、激しい黒人差別の残るディープサウスを旅するうちにお互いを理解し、なくてはならない存在になっていく感動の物語でした。


『グッド・ライ』
10数年の難民キャンプ生活を経てアメリカに渡った4人のスーダン内戦孤児と、その受け入れを担当するアメリカ人女性が、次第に心を開きあっていきます。


『ヴィンセントが教えてくれたこと』
アルコールとギャンブルに溺れるちょい悪オヤジのヴィンセントと隣に引っ越して来たいじめられっ子オリバー。気難しい老人と気弱な少年の冒険物語です。


『英国総督 最後の家』
2次大戦で疲弊したイギリスは植民地インドから手を引くことになり、円滑な主権譲渡のために最後の英国総督としてマウントバッテン卿を派遣。独立前夜、混迷を深めるインドを舞台に繰り広げられた壮大で感動的な歴史秘話で、グッと引き込まれるような映画でした。


『アデライン、100年目の恋』
29歳の姿のまま不老となり100年を越える年月を孤独に生きてきたアデラインと、彼女が心惹かれた青年との出会い。そこに突然現れた60年前の恋人。永遠の若さを手に入れるということは、現実にはこんなに悲しくて切ないことなんだと改めて考えさせられました。奇跡は二度おきますよ。


『Love Letter』
婚約者を亡くした主人公が、忘れられない彼への気持ちが募って、あてもなく手紙を出します。すると数日後、返ってくるはずのない返事が…………。主人公の女性と、婚約者と同姓同名の同級生(女性)との奇妙な文通が始まりました。


『黄金のアデーレ 名画の帰還』
2次大戦中ナチスに略奪され、戦後はオーストリア政府所有となったクリムトの名画「黄金のアデーレ」。家族も財産もナチスに奪われ、命からがら祖国を脱出して今はアメリカで暮らすアデーレの姪マリア・アルトマン(82歳)は、自らが正当な所有者であることを認めさせるため、若き弁護士とともにオーストリア政府に戦いを挑みました。


『ピザ!』(原題「Crow's Eggs)
貧富の差が激しいインドのタミル地方のスラム街で暮らす幼い兄弟と家族。ある日、少年たちの遊び場だった広場にピザショップが出店します。一度ピザを食べてみたいと知恵を巡らす兄弟を微笑ましく、腹黒い大人たちを風刺を交えてコミカルに描いています。


『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
王宮で心休まらない孤独な日々を送るヴィクトリア女王と、女王の在位50周年を祝うために植民地インドからやってきた青年アヴドゥルの心の交流の物語。老いた気難しい女王と物怖じせず本音で語る青年との間に生まれる、身分や年齢を越えた絆が感動を誘いました。


『パターソン』
ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手パターソンとその妻ローラ、愛犬マーヴィン。一見何の変化もない日々の暮らしを7日間、穏やかに優しく描いていきます。日常の些細な出来事を綴った詩を書き留めたパターソンの秘密のノートや、映画の最後で日本人旅行者との思いがけない不思議な出会いが印象に残りました。


北九州市の「夏に行く券」プロジェクトが、昨日23:59:59をもって終了しました。たった8日間の募集期間だったにもかかわらず、支援者は5445人に達し支援金額は9,000万円に迫る勢いでした。このプロジェクトが、事業者の皆さんの苦境を単に数カ月先送りことに止まらず、次のステップに進むためのささやかな後押しになりますように……*\(^o^)/*


連休間に観た10本の映画…………『グリーンブック』、『グッド・ライ』、『英国総督 最後の家』、『黄金のアデーレ 名画の帰還』、『ヴィクトリア女王 最期の秘密』は、舞台となった地域の事情や時代背景について理解するいい機会となり、彼らが生きた歴史の追体験・疑似体験ができました。主人公に感情移入してハラハラした『アデライン、100年目の恋』も、最後に起きる2度目の奇跡でほっと和めたり…………。どの作品も観ていて楽しく、ストーリー展開に惹きつけられ、後味もよかったです。中でも『グリーンブック』は、涙あり・笑いあり、痛快で感動的。今すぐにでももう一度観たいほど素晴らしい映画でした。
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男子ごはん~広島お好み焼きと大葉たこキムチ

2020年05月06日 | 男子ごはん
大型連休も今日で終わりますね。繁華街には人出がなく交通機関もガラガラ。寂しいGWとはなりましたが、これも新型コロナウイルスという試練を乗り越えるための籠城作戦。もう少し頑張りましょう~

わが家の庭のジャーマンアイリスです。今朝、二つめの花が咲きました。


真っ白に見える花びらには、葉っぱで言う葉脈のような筋が伸びていて、真ん中にいくほどごくごく淡いクリーム色。ビロードのようなやわらかな感触です。近づくといい匂いがしますよ。


さて、昨日の男子ごはんです。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」特別版、外出自粛している視聴者のために家庭でできるプロの味を伝授するという『緊急企画!プロのおうちごはん』が話題になっていますね。私は見逃したのですが、昨日たまたまその一部(炒飯、お好み焼き)を見る機会があって、急きょわが家の夕食は広島お好み焼きになりました。番組やCMなどに影響されやすくて、ほんとに困った性格です (^-^)ゞ
妻が焼いて私は食べる専門のはずだったのですが、1枚目を食べ終わった後、妻にそそのかされて見よう見まねで作ってみることになりました。
それでは、当代屈指のお好み焼き職人、市居馨さん直伝(?)の「家庭で焼く美味しい広島お好み焼きの作り方」に沿って焼いていきますヽ(^o^)丿

《プロのおうちごはん:キャベツたっぷり 広島お好み焼き》
小麦粉に卵と塩を加えて牛乳で伸ばした生地を丸く広げ、その上にキャベツをふわっと置きます。キャベツの間に空気を含ませると蒸気の通り道ができて、早く焼けるだけではなくキャベツの甘みを引き出せるそうです。


キャベツの上に天かす、もやし、豚バラを載せます。1分待ってからキャベツの隙間を保つよう優しく裏返して、手を加えずじっくり蒸し焼きに。キャベツがしんなりするまで何もせず、じっと待つのがポイントだそうです。


5分ほど蒸し焼きにしたら、焼きそばをほぐしながら焼いて、その上にお好み焼きをドーンと。


その横で卵を崩しながら丸く成形。その上にお好み焼きを載せ、再度ひっくり返します。吹っ飛びそうで、ここが一番緊張しました〜


おたふくお好みソースを塗って、ネギ、かつお節、マヨネーズをかけてできあがり。あ、青のり忘れた (^-^)ゞ
そばがバラバラだったり、卵の形がいびつで切れているのはご愛敬。なにしろ、初お好み焼きですから。
見た目は悪いですが、キャベツの甘みが強くて美味しかったです。


こちらは1枚目。妻が焼いたお好み焼きです。さすがに私よりきれいに焼けてますね~


《ピリ辛きゅうり&大葉たこキムチ》
次は私の手抜き料理、ピリ辛きゅうりと大葉たこキムチです (^-^)ゞ
ピリ辛きゅうり(奥)は、叩いたきゅうりをおろしにんにく、ごま油、酢、輪切り唐辛子、創味シャンタン、塩コショウと一緒にジップロックでもみもみ。冷蔵庫で冷やして、器に盛ったら煎りゴマを振ってできあがり。料理らしいところと言えば、にんにくをすりおろすのと、叩いたきゅうりを切るくらい。火は一切使いません。


たこキムチは、たこの刺身(ボイル)と市販のキムチを混ぜるだけ(料理本に載っている基本レシピはここまで)。こんなの料理本に載せてもいいのか!とツッコミたくなるほどの手抜きぶりです(笑)
追加レシピに従って、ごま油をたっぷりかけ、大葉を散らして大葉たこキムチに進化。ごま油と大葉の香りだけでずいぶん美味しく感じられます。こちらも火を使わないのはもちろん、包丁を握るのも、たこと大葉を切るときだけという手軽さ。


NHK『緊急企画!プロのおうちごはん』は、コロナ感染拡大防止のためスタッフが取材に行けない状況で、プロの一流料理人や伝説の家政婦さんなどが自宅で自ら撮って送ってくれた動画を編集したものだそうです。出演者の皆さん自身が、外出自粛や休業要請などで仕事を失って大変な苦境にあるにもかかわらず、家にいなければいけない視聴者のためにプロの技を公開してくれる、そんな心意気に頭が下がります。私たちにできるのはやはり家にいること…………「籠城じゃ。」をきちんと実践することですね。
中華料理人 古田等さんが教えてくれた「家族をつなぐ、パラパラチャーハン」も、いつか作ってみたいと思います。
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端午の節句

2020年05月05日 | 日記
端午の節句ですね。初夏の爽やかな風の中を、こいのぼりが悠々と気持ちよさそうに泳いでいました(4月25日撮影)。
毎年この時期、中間市役所前の遠賀川河川敷には、家庭で使われなくなったこいのぼりが掲げられます。今年は新型コロナの影響から中止も視野に検討されましたが、「開放的な環境なので問題はない」という結論に至ったそうです。


「節句」とは、季節の節目に五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄などを祈る行事で、奈良時代に中国(唐の時代)から伝わった風習です。五節句と呼ばれるように一年の間に五つの節句がありますますが、よく知られているのは、春の「上巳の節句(桃の節句)」と初夏の「端午の節句」ですね。
「端午の節句」の「端」とは「月の端(はし)」で月の始まりのこと。つまり、「端午」とは月の始めの「午の日」という意味で、必ずしも5月に限った行事ではありませんでした。次第に、「午(ご)」が「五(ご)」の音に通ずるため毎月5日を指すようになり、さらに「5」が重なる5月5日だけが端午の節句と呼ばれて定着したのだそうです。

こいのぼりは、黄河の急流にあった竜門と呼ばれる滝を登り切った鯉が龍になったという中国の故事に由来するもので、男の子の出世を願って飾られるようになりました。また、鯉は清流だけではなく様々な環境にも耐える生命力が強い魚であることから、劣悪な環境にあっても鯉のように逞しく成長してほしいという願いが込められています。


河川敷に降りて歩いていると、黒崎駅から折尾、中間、直方、飯塚などを経由して博多駅を繋ぐ福北ゆたか線と並行して、古い鉄橋が架かっていました。レンガの橋脚が時代を感じさせますね〜


河川敷ではこの日、鳶の餌付けをしている人を見かけました。河川敷に集まってきた鳶が次から次へと、男性が手にした餌を掴もうと力いっぱい足を延ばして舞い降りてきます。
鳶は警戒心の強い鳥。基本的には人間に近寄ることはないと思っていたので、意外な光景でした。


「鳶が鷹を生んだ」とか「鳶も居ずまいから鷹に見える」など、ワシやタカの仲間の中では一段低く見られがちな鳶ですが、近くで見るとかなり迫力がありました。


猛禽類らしからぬ柔和な表情の鳶。足まで羽毛で覆われていますね。


全長は約60cm、羽を広げると約160㎝もの大きさがあります。


去年は5月1日に咲き始めたジャーマンアイリス。今年はまだ開いてくれず妻がやきもきしています。かなり膨らんできてはいるんですけどね~


 【写真追加】
……夜になって、とうとう咲きました (^-^)ゞ
……次のつぼみも膨らんできていますので、これから次々と咲いてくれそうです。



北九州市「夏に行く券」プロジェクトも、今日を含めて残すところ3日になりました。支援者はその後も増え続け11時現在で3289人、5,500万円を超える支援金が集まっています。すごいですね~(*^^*)


緊急事態宣言が今月いっぱいまで延長となり、福岡県における外出自粛要請や休業要請も継続されることになりました。長丁場を覚悟し「新しい生活様式」を実践する…………なかなか大変だと思いますが、何かしら楽しみを見つけながら、前向きに籠城作戦に取り組んでいきたいと思います。
一方で、特別警戒対象地域の13都道府県でも、博物館・美術館や図書館などは感染防止対策を講じた上で再開が認められました。北九州市では、2月28日に図書館が閉館となって2カ月以上経ちますので、これはちょっとうれしい一歩です。ただ、図書館などの再開を心待ちにしていた人は多いでしょうから、三密を避けるとともに人との接触をできるだけ減らすよう、お互いの意識と協力が大切ですね。
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男子ごはんで『籠城じゃ。』

2020年05月03日 | 男子ごはん
外出自粛がこれからも続きそうですね。ウォーキングに出かけるとき以外は、ずっと自宅で過ごす毎日。おかげで、ほとんど料理をしたことのなかった私が、男子ごはんにチャレンジする機会が増えています。酒の肴を作ってみようと思い立ったのが始まりですが、次第にご飯ものにまで幅が広がってきました。たまに私が食事を作ることを妻は喜んでいて、自粛生活が長引くなかでストレス解消になっているそうです。
とは言え、これまでは食べる方にしか関心がなかったので、どのみち大したことはできません。先日買った料理本も「手抜き」をテーマにしたもの。これって、「手を抜きたい」からではなく、普通の人の「手抜き」レベルが、私にとっては精一杯だろうと思ったからなんです (^-^)ゞ

何かのテレビ番組で紹介されていた岡山県の津山ホルモンうどん。とっても美味しそうだったので、クックパッドを検索して作ってみました。新鮮な脂たっぷりの生のシマチョウが抜群の旨さ。ビールにぴったりの焼うどんでしたヽ(^o^)丿


以前作ったことのある砂肝のクミンシード炒め。美味しかったのですが、クミンならカレーと相性がいいのではと、ふと思いついて作ってみたカレーバージョン。悪くはないけれど、あえてカレー味にしなくてもよかったかも…………。


納豆とご飯が合うんだから、炒飯にしても美味しいのではと思って作ってみた納豆チャーハン。フライパンで納豆を炒め始めた途端、匂いがすごくて卒倒しそうになりました。納豆って熱を加えると独特の臭みが助長されるんですね。びっくりです。
でも、卵やネギを加えて炒めるうちに匂いも収まり、最終的には美味しい納豆チャーハンができました。よかった~♪


あるとき、家族に食べてもらうために作ったニラともやしの塩焼きそば。ホットプレート上の大量の麺と具材に悪戦苦闘中です。大人数の料理の大変さを初めて体験しました (^-^)ゞ


砂肝ねぎポン酢もいつもの倍の量。辛みを抑えるため予めネギをレンジで加熱したのですが、シャキッとした食感と辛みがあった方が酒の肴には向いているようです。


妻が先に休んだ深夜…………散々飲んだ挙句に〆の麺類を食べたくなって、こっそり作った焼きソーメン。揖保乃糸を2束炒めたのですが、丸ごと1個使ったタマネギに隠れて麺が見えません。


夜中の12時にこんなに食べちゃいかん!と翌朝反省しましたが、時すでに遅し…………でした(笑)


トマトと卵のオリーブオイル炒め。夫婦そろって卵料理が大好きなので、こんな量でもペロリといけちゃいます。


ベーコンと卵をたっぷり使ったガーリック炒飯。ニンニクが効いて美味しかった~♪


緊急事態宣言が延長となり、外出自粛も休業要請も続けられることになります。「今が踏ん張りどころ」とはわかっていても、その「今」がいつまで続くのか……誰にもわからないから辛いですね。そんななか、熊本市の大西一史市長がツイッターで、「ステイホームも加藤清正公ならこう言ったでしょう。『籠城じゃ。』」というコメントとともに紹介したポスターが話題になっています。


なんとインパクトのあるポスターでしょう。「家にいよう。みんなで打ち克とう。」というメッセージも共感を呼びますね。
籠城じゃ。…………日本人の心にどーんと響くひと言です。もう少し頑張ろうかって気にさせてくれました。
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希望のタネを先払い!〜「夏に行く券」プロジェクト

2020年05月02日 | 北九州
緊急事態宣言に伴う休業要請に基づき、先月上旬から営業を停止していた焼鳥ダイニングとりぢゅうが、4月27日からテイクアウトの営業を始めました。外出自粛で外食も控えているところですが、私たち夫婦の結婚記念日でもあった昨日、とりぢゅうの料理をテイクアウトしてわが家で乾杯することにしました。
とりぢゅうで飲むとき、最初の一杯は琥珀エビスと決めているので、わが家でも…………🍺


粒マスタードのドレッシングが美味しい、薬味だけを使ったサラダ。前回のリピです (^-^)ゞ


軟骨の歯ごたえが良いつくねやささみの生胡椒焼など、好みの焼き鳥を12種類頼みました。
とりぢゅうの地鶏のたたきは絶品なのですが、テイクアウトできないのが残念です (^-^)ゞ


たっぷりのレタスを豚バラで巻いたレタス巻。レタスのシャキシャキ感と瑞々しさを残した絶妙の焼き加減です。


上のレタス巻もそうですが、こちらも前回食べて気に入ったふろふき大根のから揚げ。出汁が沁み込んだ大根に、揚げた粒マスタードのタレがいいアクセントになっています。


オーナーのメッセージが添えられていました。マスターにとってこそ「大変な時期」です。何とか乗り越えて、これからも頑張ってほしいと思います。


みんなで支え合ってこの窮地を乗り切ろう!
長引く外出自粛や緊急事態宣言に伴う休業要請を受けて、多くの事業者(とりわけ飲食業・サービス業)が存亡の淵に立たされています。苦境に陥っている事業者を何とか救いたいという趣旨で、北九州市が購入型クラウドファンディング「夏に行く券」プロジェクト(4月30日~5月7日)を始め、多くの市民の共感を呼んでいます。
「行く券」は、北九州弁の「行くけん」に掛けているんです。………今は行けないけど、夏には行くからね……そんな気持ちをこめて、夏に行くけん!


方法は至ってシンプル。参加している事業者を指定し一口5,000円(口数制限なし)の支援を行うと、支援金額の20%のプレミアムが付いた応援チケット(利用は7月1日~11月30日)が送られてくるというもの。「上乗せ支援」欄に金額を記入すると、お店には支援金が届きますが、その分の夏に行く券は発行されません。つまり、純粋な寄付ということもできます。ネットで簡単に手続きできるので、私も3軒のお店に4口分を登録しました。
「夏に行く券」という名称には、事業者にとって「夏」がギリギリの時期であるかもしれないこと、それまでには収束してほしいという切実な願いなどがこめられているんです。ウェブページの言葉が胸に沁みました。(以下、引用です)

「夏に行く券」の名称には、様々な議論がありました。
夏には情勢が落ち着くのか。自由に外出できるのか。
答えは誰にも分かりません。
しかし、この状況が夏まで続くと
多くの商業者が限界を迎えると危惧しています。
「夏に行く券」は、コロナ禍の収束を切に願う、祈りの言葉でもあるのです。
そのことをご理解ください。

今は行けない、そばで力になれないけれど
心を寄せて「夏に行くけん」

再び笑顔で会える日が、きっとくるから
どうかくじけず、元気を出してがんばって欲しい

そんな思いが資金とともに
スピーディに、ダイレクトに、支援先へ届く応援プロジェクトです。


古民家 焼き鳥ダイニング とりぢゅう焼き鳥 / 折尾駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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