カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

なんという桜?

2009-03-09 | 音楽
 河津桜にしては遅いようですが、よく似た桜が勤務先の近くで咲いていました。桜も種類が多いのでよくわかりません。

 昨夜は特別番組でオランダから生中継でロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のマチネー・コンサートの模様が放映されていました。深夜に及ぶ時間帯だったのですが、結局最後まで見てしまいました。最初のシューマンのピアノ協奏曲は、ちょっと身が入らずに聞いてしまったのでなんともいえませんが、次のブルックナーの9番はとてもよい演奏でした。指揮は長いことこの楽団の主席指揮者だったベルナルト・ハイティンクで80歳になるとのこと。格別個性的な演奏とはいえませんが、ブルックナーの交響曲のスケールの大きさ、充実した響きを十二分に伝えていました。
 私のTVは、オーディオ装置に接続しているので、TVの音声はオフにして久しぶりにオーディオ装置の音響で楽しみましたが、ブルックナーの交響曲といえばコンサートホールの隅々まで音が満たされる音の洪水が魅力のひとつ。とてもその迫力はオーディオ装置でもだせるものではありません。コンセルトヘボウの聴衆はどんな響きを耳にしたのだろうかと思わずにはいられませんでした。ブルックナーの交響曲を聞くといつも宇宙をイメージし、星々の輝きを垣間見ることができますが、昨晩の演奏でも宇宙のなかに身を置いた感覚を味わいました。


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