ツマグロヒョウモンの雄

　ツマグロヒョウモンは雌雄で同じ蝶とは思えないほど違った模様を持っていて、こちらは雄ですが、「・・・ヒョウモン」という名前のとおり、豹柄の模様の蝶です。
　昨日は谷戸に着くなりカワセミの翔ぶ姿が見られ、エナガの群れにも遭遇、そしてモズの高鳴きも聞けましたが、まだ、冬鳥が飛来するのはしばらく先のことなので、めぼしい鳥はこの程度。この時期は鷹が南の国に渡ってゆく季節ですが、今夏もサシバを一度も見ることなく終わりました。

ツマグロヒョウモンの雌

　昨日は気温が上がったので、蝶を始め様々な昆虫たちが花にやってきて、せっせと栄養補給に励んでいました。
　ツマグロヒョウモンは以前は町田の谷戸では見られなかった蝶ですが、温暖化の影響で2，3年前から急に増えて、今では普通に見られるようになりました。彼女にとってはノハラアザミはよほどのご馳走らしく、いつまでも蜜を吸い続けていました。