昨日の台風は大型で関東でも瞬間風速45mと予想されていたので風の被害が心配だったが、本当に強い風が吹いたのは30分ほどで、それも30mにも達しなかったのではないか。その後は急速に風が弱まり明るくなってきて、ほどなく雨も上がったので拍子抜けしてしまった。前日から強い雨が降り続いていたので、むしろ雨による被害がでてお隣の横浜では土砂災害が発生した。先日TVの自然災害をテーマにした番組の中で水害を防ぐために一般市民ができることとして、大雨のときに風呂の水を流さないことがあるとコメンテーターが言っていた。風呂桶1杯の水は200ℓあるとのことで、各家庭で流すとその量はばかにならないというのだ。その記憶があったので、それでは大雨のときに降る雨の量というのはどんなものなのかと思って、洗面器を外に出してみた。洗面器の開口部の直径は30cm(面積は約0,28㎡)で、これを2時間半ほど置いておいたところ2ℓほどの量がたまり、こんなにたまるものかとびっくりした。洗面器の大きさでもこれだけの量だから、屋根の広さにはどれだけの雨が降っているかと計算してみた。仮に屋根の面積が20坪(66㎡)だとすると上に書いた洗面器約230個分になる。洗面器で時間当たり700㏄だとすると700を230倍して1時間で161ℓという数字になり、ほぼ風呂桶1杯分ということがわかる。風呂桶の水を流さないというだけでなく、風呂桶1杯分の水を貯えられるような設備を各家庭が持っていたら、さらに水害の防止につながるのではないかと思った。
台風一過の中、大田図書館に借りていたCDの返却にでかけたので、丸子橋の上から増水した多摩川を撮った。高さ3mほどの木がそのままの姿で流れているのも見えて、根こそぎ流されたことがわかる。画面奥の緑濃い多摩川台公園の上には青空が広がって陽射しがきつかった。
台風一過の中、大田図書館に借りていたCDの返却にでかけたので、丸子橋の上から増水した多摩川を撮った。高さ3mほどの木がそのままの姿で流れているのも見えて、根こそぎ流されたことがわかる。画面奥の緑濃い多摩川台公園の上には青空が広がって陽射しがきつかった。