カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2017-04-03 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日の多摩川台公園は花見の人で賑やかだったが、桜はまだやっと3分咲き程度だったし、午前中は気温があまり上がらなかったから、ちょっと寒々とした感じだった。
 私は花見というよりエナガの様子が気になって出かけたが、営巣していると思われる木の下で見上げて待っていると1羽が現れて繁みの中に入ってゆくのが確認でき、営巣中であることを確認できてほっとした。ところが公園の端まで行き、この木の所に戻ってくるとエナガの鳴き声が騒がしい。見上げるとなんとオナガが巣があると思しき場所から2メートルほど下の枝に止まっていて、徐々に巣の方に近づこうとしていたのだった。2羽のエナガが盛んに鳴いて威嚇しているつもりなのだろうが、大きさがまるで違うのでオナガにはまったく通じない。難なく巣があると思しき場所に入っていったと思うと1分経ったかどうかという頃出てきた。何かを咥えているようには見えなかったが、少し離れた枝に移った後、飛び去っていった。しかし、オナガは群れ行動していて次々とこの木に止まったり近くの木に止まったりしながら10羽ほどが通過していった。
 2羽のエナガがどうするかと様子を見ていると1羽が巣があると思しき場所に入っていったもののすぐに出てきてしまい、別の1羽も2,3分の間は近くの木に止まったり、営巣木に止まったが、その後、飛び去ってしまった。
 写真はオナガが飛び去った後のエナガの様子で、尾羽が湾曲していることから巣の中に籠っていたことがわかる。雌の可能性が高いか?結局、もう1羽の方は見失ってしまったので再度巣に戻ったのかどうかわからないが、卵または雛鳥はオナガに食べられてしまったのかもしれない。数年前にも同じ木に営巣したものの途中で放棄してしまったのは、オナガにやられてしまったのだろうか。
 
 エゴノキの芽吹き。
  
 ところでアキュフェーズのアンプについて。その後、バッハの平均律とベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番をリヒター盤で、テレマンのターフェル・ムジークをムジカ・アンティカ・ケルン盤で、シベリウスの交響曲第2番をベルグルンド盤で聴いた。ピアノの音はアキュフェーズで聴くとほんの少し角を丸めたような響きになるが、バッハの平均律の録音は残響音なのかピアノの音が変にふくらむ傾向にある録音で、これが一層強調されるので、ラックスマンの方が聴きやすいようだ。しかし、それ以外ではアキュフェーズの方が音色が豊かで、絵画に例えれば絵の具の色が増えた具合で、CDに含まれていた音が素直に引き出されている印象がある。私が使っているCDプレーヤーはデノンの1650SEで、このアンプで使うにはやや役不足だと思うが、アキュフェーズによりこれまで以上の能力が発揮されたようだ。ちなみにスピーカーはヴィエナ・アコースティックスのベートーヴェン・コンサート・グランド。
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