カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

バッハを聞く

2008-06-21 | 音楽
 今日は久しぶりにコンサートへ行ってきました。数年前に川崎駅前にできたホールで、このホールに入ったのも初めて。このホールどこかに似ているなと思ったのですが、ベルリン・フィルのホールに似ているようです(と言っても写真で見ただけですが)。
 演目はバッハのブランデンブルク協奏曲の全曲、演奏はバッハ・コレギウム・ジャパン。ライブの醍醐味を満喫して心ゆくまで楽しんできました。この楽団は古楽器で演奏しているので、いつも聞いているK・リヒターのCDとは大分違う響きで、特にホルンなどは楽譜が違うんじゃないかというくらい違った響きが聞かれました(古楽器ではホルンと呼ばないようですが)。2000人ほど収容のホールですが、その割りに小振りなので、舞台との距離が比較的近くて、小編成による演奏なのによく音が届いてきました。
 こういう聞き応えのあるコンサートを聞いてしまうとまた行きたくなります。それにしても、バッハというのはまったく大した作曲家です。

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オオバギボウシ

2008-06-20 | 町田の谷戸
 オオバギボウシ(ユリ科)が一輪咲いていました。今年の開花第一号です。これから次々と咲き始めることでしょう。この花の撮影の思い出としては、もう十数年前のことになりますが、カメラをセットして撮り始めたところ、トラマルハナバチが蜜を吸いにやってきて、花の中に飛び込んでゆきました。これは千載一遇のチャンス、出てきた瞬間を撮ろうとシャッターボタンに指を置いて、1,2秒後出てきたところをパチリ。シャッター速度が遅かったので、ぶれてしまったのが玉に瑕ですが、自分としてはかなりお気に入りの写真となり、私の写真集に載せたのでした。

 今日で個展が終わり、写真の撤去作業をしてきました。来場してくださった皆様には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。多くの方にご覧いただき、感想も寄せていただいたことを励みとして、これからも自然が見せる様々な表情を捉えてゆきたいと思っています。

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ノアザミ

2008-06-19 | 町田の谷戸
 ノアザミ(キク科)は開花期が長いのですが、写真の場合は、現在枯れた花と咲いている花が半々の状態です。半逆光の光でノアザミがとても輝いて見えました。

 一昨日は仕事からの帰り道、鶴見川の上空でチョウゲンボウというハヤブサを一回り小さくしたようなタカがツバメ10羽ほどのモビングを受けて飛び去って行くところを見ました。ツバメは盛んに鳴きながらチョウゲンボウの周りを飛び回り威嚇していましたが、そのうち、1羽だけは200メートル位先まで追いかけてゆきました。チョウゲンボウが飛んでゆく様子からは、「別に君たちを食べようとは思っていないんだけどなあ」と言っているように感じました。

モビング=小鳥やカラスなどが接近してきたワシタカ類を集団で威嚇して追い払う行動をいいます。

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田植え

2008-06-18 | 町田の谷戸
 町田の田圃でも田植えがされていました。まだ植えられて間もないので、小さく頼りなげな稲です。この写真はフィッシュアイ・ズームレンズで撮ったもので、画角は180度近いです。今年の5月は雨が多かったので、今のところ水は十分にあるとのことでした。

 この田圃を取り囲む雑木林でヤマガラの巣立ち雛を見ました。まだ体色が全体に薄くてあまりヤマガラらしくない姿でした。ヤマガラはシジュウカラと比べると姿や鳴き声からおっとりした印象を受けます。シジュウカラほど多くないので、ヤマガラの幼鳥を見たのは随分久しぶりです。
コメント (2)
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ジンガサハムシ飛ぶ

2008-06-17 | 町田の谷戸
 ジンガサハムシをオートブラケットで撮ったところ、3コマ目に飛び立ったジンガサハムシが写っていました(6月8日撮影)。私のカメラは秒3コマの連写スピードですが、最初の2枚は葉に止まっているところを、そして、最後の1枚が飛んだところを捉えていたというわけです。偶然撮れてしまったのですが、とても狙って撮れるものではないですね。
 シャッター速度は1/160秒でしたが、だいぶブレています。1/500秒くらいだともう少し止まって写っていたと思いますが、いずれにしてもピントは合っていなかったでしょう。ジンガサハムシの写真は、5月23日にも掲載していますので、ご覧ください。

コメント (2)
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蜂が・・・

2008-06-16 | 町田の谷戸
 雲がでないかとカメラをセットして待っているとトラマルハナバチ(?)がやってきて、ウツボグサの蜜を集め始めました。ファインダーに入った瞬間にパチリ。
 どうせちゃんと撮れているはずはないと思いつつ、帰ってからパソコンで見てみると思いがけず蜂の触覚にちゃんとピントが合っていました。奇跡と言うと大げさですが、めったにないことです。後ろ向きだったのはちょっと残念ですが、蜂の位置もなかなか決まっています。
 オオスズメバチと違ってトラマルハナバチは丸っこい体つきで愛嬌があります。

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ウツボグサ②

2008-06-16 | 町田の谷戸
 ウツボグサはピークを過ぎようとしているところ。来週はもう難しいと思い、先週に続いて撮影しましたが、この日は晴れて光が強すぎてしまい花の撮影には不向きな光。この写真は一瞬雲がかかったときに撮影したもの。もっと撮りたかったのですが、30分ほど待っても雲が出ず諦めました。
 晴天は風景的な撮影には好都合な場合もありますが、花の撮影には困った天気です。

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トンボの羽化

2008-06-15 | 町田の谷戸
 今日は町田の谷戸へ。梅雨の晴れ間でよい天気となり、日差しは強いものの空気はからっとしていて高原の夏を想わせるような爽やかでした。日陰にいると気持ちのよい風が流れてきて、一日中のんびりと座っていたいような心地よさ。もしここにあるのならコーヒーでもビールでもワインでも、いつもより一層おいしく味わえそうでした。
 
 さて、朝、谷戸に着いて歩き出すと田圃近くの草むらから羽化したばかりのトンボが1頭また1頭と飛び立ってゆきます。そこで付近をよく見るとあちこちに脱皮して羽を乾かしているシオカラトンボがいました。8時ころの撮影ですが、あと1時間早ければ脱皮する場面が撮れたかもしれません。

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ベニカミキリ

2008-06-13 | 町田の谷戸
 8日に見つけたこの虫ですが、ワインカラーのなかなかおしゃれな色合いをしています。虫には詳しくないのですが、カミキリムシぽいなと思い、帰宅後図鑑(北隆館のコンパクト版)で調べると最も近いと感じたのが、ベニカミキリでした。図鑑を見るとカミキリムシってこんなにいるのか、と思うほど沢山載っていましたが、私のはコンパクト版の図鑑ですから、実際にはこれに載ってないのも沢山あるのだと思います。

 この日はオオスズメバチにも遭遇。何かの羽音がするなと思い、立ち止まると3メートル位前をオオスズメバチが獲物探索中という感じで飛んでいました。道に沿って向かってくるので、木になったつもりで、じっと動かず通り過ぎるのを待ちましたが、あまり近くでは会いたくない生き物です。

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個展

2008-06-12 | 写真
 ギャラリーは、ギャラリー専用として設計されているわけではないので、外光の影響を受けやすいなど難はあるのですが、なかなか借りられるギャラリーが少ないなかではとても貴重です。

 昨日はウツボグサをご紹介しましたが、日曜日に咲き始めた花には、この他にホタルブクロがあります。まだぽつぽつというところで、ご紹介できるような写真が撮れませんでしたが、これから少なくとも2週間位の間は咲き続けてくれるでしょう。

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