ツクシ

　そろそろツクシのシーズンは終わりに近づいていますが、周りのスギナには朝露が光っていました。
　このブログを書いている今、キジバトが家の前の同じコースを何度も翔んで行くのが窓から見えます。きっと巣材を運んでいるのではないかと思います。

イヌシデの新緑

　イヌシデの新緑はすっきりと混じり気のない緑色で新緑というイメージにぴったりの色合いです。写真は17日に撮影したもので、今週はもう少し濃い緑になっていました。
　昨日はアオジ、ツグミという冬鳥がまだ見られた一方で、オオルリ、センダイムシクイ、サシバという夏鳥の声が聞かれ、いよいよ鳥の世界も春に衣替えです。オオルリは美麗な鳥なので、囀りだけでなく、姿も見たかったのですが、繁り始めた木々の葉が邪魔をしたこともあり、残念ながら見ることはできませんでした。
昨日確認できた鳥を挙げておきます。
サシバ、キジ、コジュケイ、キジバト、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、センダイムシクイ、オオルリ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス、アオサギ、カルガモ、ガビチョウ。以上25種。

薫風の谷戸

　昨日は町田の谷戸へ。3週間続けてになりましたが、1週毎に緑が変化して行きます。まだ辛うじて樹種毎の新緑の色の違いが見て取れますが、次週にはほとんど同じような色合いになることでしょう。
　昨日はやや風があって、時間の経過とともに強くなってきましたが、湿度の少ないさっぱりとした風が吹き抜け、雑木林の中を歩くと大気までが緑に染まっているように感じられるほどでした。

空に向かって

　光を求めて枝を伸ばす木々。中央付近を横切る白い帯は飛行機雲で、この辺りは飛行コースになっているらしく、よく飛んでいるのを見ます。17日撮影。

ヒメオドリコソウ

　ヒメオドリコソウ（シソ科）とオオイヌノフグリ（ゴマノハグサ科）は同じような環境が好きなようで、一緒に生えていることが多い。10日撮影。

イチョウの若葉

　まだ小さなイチョウの若葉ですが、形は一人前。生田緑地公園の枡形山の頂上広場で。
　この広場ではもうシベリアに帰ったものと思っていたシロハラが見られて、まだ渡っていない個体もいたのでした。山頂に至る自然探勝路ではアオゲラの鳴き声を聞きましたし、途中で会った方がタヌキがいたと言って撮った写真を見せてくれました。三ツ池公園と比べると同じ都市公園という性格の公園ではありますが、自然度はこちらの方が高いです。

椿散り敷く

　生田緑地公園の散策路を歩いていると道が椿の花で真っ赤に染まっていました。枡形山の展望台に上がって四方を見渡すとだいぶ霞んではいましたが、スカイツリーが見えました。昨年は横浜の山下公園からも見ましたが、より近いので一回り大きく見え、一際抜きんでて高く聳えていました。

岡本太郎美術館

　生田緑地公園の中にある岡本太郎美術館は雑木林に包まれています。この時期の雑木林が最もきれいですね。一口に新緑と言っても木の種類毎にみな色合いが異なり、微妙な色の違いを楽しめます。岡本太郎は同郷の芸術家なので、この美術館にはそのうちに入ろうと思っていますが、その作品にはどうも馴染めないこともあって、いつも公園内の散策が先になってしまい、まだ果たしていません。

ヤマブキ

　昨日は新緑の生田緑地公園を歩きました。昨日は時々聴いているラジオ深夜便を聞いたのですが、4月20日の誕生日の花はヤマブキ（バラ科）ということでした。ヤマブキの花に出会ってそのことを思い出してので、これは撮らなくてはと思い撮りました。

イヌシデの種子

　これがシメが食べていたイヌシデの種子で、地面一面に散り敷いていて、100羽、200羽の群れでも食べきれないほど大量に落ちていました。まだ木に付いているものもあり、観察しているとシジュウカラやヤマガラもこの種子を食べていましたから、多くの野鳥の食を満たしていることがわかります。