皆既月食①

　昨夜は皆既月食があったので、いつも鳥の撮影用に使っている400㎜レンズで撮影を試みました。天文現象はなんといっても天候次第ですが、昨夜の川崎の空は月食が始まってから、しばらくは薄い雲がかかったものの次第に雲が取れてまずまずの天気に恵まれました。
　400㎜レンズで月を撮るとイメージセンサー上には4㎜の月が写りますが、少し小さいのでトリミングして拡大してあります。1枚目のこの写真は21：52撮影で、月食が始まってから7分後の状態です。

エノキの黄葉

　エノキの黄葉も始まっていました。砧公園は写真のように園内は芝生になっていて、木々が密に繁っている所は少なくて、どちらかというと全体に明るく開けた感じ。ＴＶなどで見るイギリスの公園を想わせるような雰囲気があります。広さも私がよく行く公園のなかで最も広い三ツ池公園よりもさらに広い面積をもっています。
　公園を歩き始めると間もなくオオタカが翔んでいるのを目にして驚きましたが、考えてみれば広い緑地がある上に多摩川まで1㎞余りしか離れていないのですから、オオタカがいても何も不思議なことはないのでした。

シマサルスベリの紅葉

　砧公園に来たのは2、3年前に自転車仲間と来て以来でした。これまでに何回か来ていますが、紅葉の時期に来たのは初めてかもしれません。ちょうど紅葉の盛りだったのはイチョウとこの木でしたが、名札がなかったので名前がわからないまま撮りました。樹皮はサルスベリのような感じですが、葉はサルスベリとは違うので、さて何だろうと思っていましたが、今日再度撮影しに行き管理事務所で尋ねるとシマサルスベリとのことでした。インターネットで調べると沖縄や中国、台湾に分布するとありました。
　紅葉は赤くなる葉と黄色に色づくもの、赤に緑が混ざったものなどが入り交じり、なんともきれいなものでした。

紅葉映る

　田圃に残った水たまりに近くの雑木林の紅葉が映り込んでいました。

雑木林秋景

　コナラを中心とした雑木林の紅葉。今年は台風の強風で少なくない木々が折れたり、倒れたりという被害を被った年でした。いつも見慣れた景色が、一本の大きな木の枝がなくなったことにより、すっかり変わってしまった所もあります。ヤマザクラの老木はいよいよ勢いが弱くなり、4半世紀近くも通っていると自然も思ったより変化するものだと気付きます。

煌めくカエデ

　岡本公園には大きなカエデの木があり、晴れていたので日を受けて輝いていました。赤というよりオレンジ色の紅葉。コンパクトデジカメ1台だけしか持って行かなかったのを少し後悔しました。

岡本公園民家園

　昨日は成城学園に用事があったので、途中、岡本公園民家園と砧公園に寄りました。写真は岡本公園民家園でのもの。藁葺きの屋根は半年ほど前に葺き替えたばかりなのだそうです。周囲は大きなケヤキなどの木や竹林に囲まれて世田谷とは思えないような風景。

錦秋

　曇り日だったので、しっとりとした色合いの紅葉。多摩川台公園のカエデでは最も赤味の濃いものでした。

草紅葉と

　高さ40㎝ほどのすっと伸びた葉がきれいに紅葉していて、その周りにはエノコログサがあって、自然の生け花のよう。

カエデの形

　多摩川台公園のカエデですが、これはイロハモミジでしょうか。少し緑が混ざった方が、かえって赤を強く感じるような気がします。