カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

サルスベリ

2015-08-07 | あちこち
 東京は猛暑日の連続記録を更新する毎日が続いています。熱帯夜も続いていてじわじわと疲労が蓄積されている感じがします。
 近所で咲いていたサルスベリの花。花期が長い花ですからまだまだ咲き続けてくれるでしょう。
 
 旧ソ連邦の名ピアニスト、リヒテルが生まれて今年は100年ということでCDがまとめて発売されました。リヒテルのCDはバッハの平均律クラヴィーア曲集など数枚もっていますが、よい機会なのでバッハとベートーヴェンをそれぞれ2枚ずつ購入。暑いのでなかなか聴く意欲がわきませんが、その内のバッハのイタリア協奏曲、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第18番などを聴きました。イタリア協奏曲は1991年の録音と古い録音ではないのですが、ライヴ録音のせいか少し音がクリアーではない感じがします。この曲はこれまではグールドの演奏で聴いていたので、リヒテルの演奏はテンポが遅い感じしてまだちょっとなじめないでいます。何度か聴くと印象が変わってくることでしょう。ベートーヴェンの方も1992年のライヴ録音ですが、こちらは音質もよく演奏もいかにもリヒテルという感じ。ダイナミックレンジが広く濃密な表現力にあふれた演奏でした。リヒテルは1997年に亡くなっているのでどちらも晩年の録音ですが、もう亡くなって18年にもなるのかという思いです。
 ところで国立競技場の建設問題。どうしてこんなことになってしまったのか。日本という国は何事につけ喉元すぎれば・・・という国ですが、この問題についてはしっかりと検証して責任の所在を明らかにすべきと思うのです。同じような過ちを繰り返さないために。それに60億円という大金が無駄に消えてなくなってしまったのですから。
 礒崎首相補佐官の発言についても「撤回します」で済む話ではないでしょう。法律など関係ないという人が政治の中枢に居座り続けるなどということはあってはならないこです。

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多摩川台公園

2015-08-05 | 多摩川台公園とその近隣公園
 連日の猛暑続きですが、意を決して多摩川台公園へ。いつもは散策の人がたくさんいるのですが、暑さのため人影がほとんどなくセミの鳴き声ばかりが賑やかでした。そのセミの声も例年と比べると少し少ないようにも感じられました。今年はセミの発生が少ないのでしょうか。
 この時期は被写体が少ないのでカメラの中が空っぽも覚悟していましたが、なんとかいくつか被写体とであうことができました。広場で見つけたのは体長2㎝もない位の小さなカミキリムシ。ヒゲナガゴマフカミキリでしょうか。迷彩柄で木に止まっていたらなかなか見つけるのは難しいでしょう。
 
 セミはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえていましたが、ニイニイゼミの骸が落ちていたので、この公園では同時期に4種類のセミが生息していたことになります。
 
 歩いていると足元から飛び立ったのはツクツクボウシでしたが、すぐ近くに着地したので撮影。撮影後左側の翅が半分ほどなくなっていることに気づきました。そのためにあまり飛べなかったようですが、羽化に失敗したのかもしれません。
 
 毎年ハグロトンボが見られる場所では10頭ほどが集まっていてだいぶ数が増えてきました。
  
 撮影終了後は大田図書館に寄って火照った体をクールダウンしてから帰りましたが、図書館に至る六郷用水沿いの道には途中鬱蒼とした斜面緑地になっている部分があって、そこだけは冷気が降りてきて気持ちよく走ることができます。100メートル余りと短い距離なのであっという間に通り過ぎてしまいますが、そこを通るたびに一瞬の涼を楽しんでいます。

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