カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2015-08-05 | 多摩川台公園とその近隣公園
 連日の猛暑続きですが、意を決して多摩川台公園へ。いつもは散策の人がたくさんいるのですが、暑さのため人影がほとんどなくセミの鳴き声ばかりが賑やかでした。そのセミの声も例年と比べると少し少ないようにも感じられました。今年はセミの発生が少ないのでしょうか。
 この時期は被写体が少ないのでカメラの中が空っぽも覚悟していましたが、なんとかいくつか被写体とであうことができました。広場で見つけたのは体長2㎝もない位の小さなカミキリムシ。ヒゲナガゴマフカミキリでしょうか。迷彩柄で木に止まっていたらなかなか見つけるのは難しいでしょう。
 
 セミはアブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえていましたが、ニイニイゼミの骸が落ちていたので、この公園では同時期に4種類のセミが生息していたことになります。
 
 歩いていると足元から飛び立ったのはツクツクボウシでしたが、すぐ近くに着地したので撮影。撮影後左側の翅が半分ほどなくなっていることに気づきました。そのためにあまり飛べなかったようですが、羽化に失敗したのかもしれません。
 
 毎年ハグロトンボが見られる場所では10頭ほどが集まっていてだいぶ数が増えてきました。
  
 撮影終了後は大田図書館に寄って火照った体をクールダウンしてから帰りましたが、図書館に至る六郷用水沿いの道には途中鬱蒼とした斜面緑地になっている部分があって、そこだけは冷気が降りてきて気持ちよく走ることができます。100メートル余りと短い距離なのであっという間に通り過ぎてしまいますが、そこを通るたびに一瞬の涼を楽しんでいます。

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