3月20日に開業した阪神三宮駅東改札
3月20日火曜日。ダイヤ改正とともに阪神三宮駅東改札が開業しました。新開地で同駅始発の快速急行奈良行きの一番電車を撮影して、後続のS特急で三宮まで戻りました。早朝だけに人出はそれほどでもありませんが、ファンはあちこちに出没しており、朝からご苦労なことです。祝日の朝とあって利用者は少なめです。もっとも従来からある西改札?は結構な人出でしたから、毎日利用する人にとっては東改札は興味はあっても…といったところなんでしょうか。とりあえず真新しいホームから改札へと上がります。エスカレータの照明がなんば線の各駅同様おしゃれな感じがします。神戸を意識したのか側壁はレンガ造りになっています。コンコースに上がるとトイレの仕切りが花飾りになっていてsannomiyaと駅名が入ったおしゃれなものになっているのが目につきます。コンコースは新しいだけに広いです。西改札が狭過ぎるとも言えますが。改札前にはささやかなくす玉がありました。自動改札の数は少なめ。将来の拡張性はありますが、それは利用者次第といったところでしょうか。
改札前にはasnasがありました。阪神が阪急系であることを再認識させられます
改札外には阪急系のコンビニasnasがあります。いまさら気づいたのですが、阪神沿線でコンビニを展開していたアンスリーは全てasnasになっていたんですね。コンビニでも阪急・阪神が統合されているとは…。こうやって阪神の独自性が徐々になくなっていくのでしょうか?口の悪い人はそのうちタイガースも阪急タイガースになると言いますが、丸っきり嘘ではないかもしれませんね。昔のように鉄道で阪急と阪神が競い合ってくれたらファンとしては面白いのですが、JRも含めて最近は協調路線になっているので、見ている方としてはつまらん限りです。
改札外はまだまだ殺風景というか、さすがに西改札のようなにぎやかさはありません。あちらは三宮の中心部ですから比較するのがおかしいですが、乗り換えの便ではポートライナーへの乗り換えが格段に便利になりました。バスターミナルとも直結しています。また、ミント神戸やダイエーに近く、これらへのアクセスとこれまであまり駅に近くなかった三宮東部地区からのアクセスが大幅に改善されました。東改札の開業で阪神の利用者が増えるかどうかはまだまだ未知数ですが、三宮の街の拡大に一役買いそうな感じはしました。