格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

2009.7.14 野田佳彦 衆議院本会議演説

2011-12-05 21:47:43 | 阿修羅コメント


2009.7.14 野田佳彦 衆議院本会議演説

私は、ただいま議題となりました麻生内閣不信任決議案に対して、民主党・無所属クラブを代表して、賛成の立場で討論をいたします。(拍手)
 ただいまの自民党細田幹事長の討論を聞いていて、私は議題がわからなくなりました。鳩山民主党内閣不信任案に対する賛成討論じゃありませんか、今のは。いや、まさに、自民党の中で、麻生さんの足を引っ張るさもしい動きも問題だけれども、麻生さんを守るべき人たちの力のなさを今強く感じた次第であります。
 さて、まず初めに、一昨日、首都決戦東京都議会議員選挙におきまして、私ども民主党、おかげさまで第一党に躍進をさせていただき、そして、目標であった自公過半数割れを実現することができました。応援をいただいた都民の皆様、有権者の皆様に心から感謝を申し上げるとともに、これからが勝負であり、勝ってかぶとの緒を引き締めて、次なる戦いに挑んでいきたいと思います。
 さて、今回の都議会議員選挙は、もちろん都政の争点、新銀行東京の問題、あるいは築地市場の移転の問題、いろいろな争点はありました。しかし、総選挙直前の都議選であって、間違いなく有権者は麻生内閣不信任、自公政権不信任の意思表示を明確にあらわしたと確信をしています。
 すなわち、このたび示された民意は、早く民意を問え、信を問えということだと思います。(発言する者あり)だから解散を決めたというお話がありますが、七月二十一日の週に解散をして八月三十日投票日、我々の任期は九月の初めまでです。八月三十日投票は任期満了選挙と同じじゃありませんか。直ちに信を問うべきだというふうに思います。
 そして、この都議選だけではなくて、先ほど鳩山代表がお話をされたとおり、私ども民主党推薦候補に社民党、国民新党の御支援もいただき、さいたまが勝ちました、千葉が勝ちました、静岡県が勝ちました、東京都が大きく変わりました、奈良が変わりました。日本が今度は変わるときであります。そのためにも、改めて早期の解散・総選挙をお訴えしたいと思います。
 今回は、麻生内閣に対する御批判だけではなくて、思い返していただきたいんですが、昨年の秋の自民党総裁選挙では五名の方が立候補されました。麻生太郎氏の圧勝でした。その理由は、選挙目当て、選挙の顔は麻生さんしかいない、そういう声が圧倒的に多かったからであります。
 ところが、十カ月もたたないうちに、麻生さんでは勝てないからといって、麻生おろしが顕在化する、署名集めをする、あるいは総・総分離を行おうとする、あるいは外部の雑誌に論文を発表する。この矜持を失った浅ましい自民党の姿こそ、国民が見放しているんです。
 また、本議案は単なる麻生内閣不信任決議案にとどまらず、少なくとも、四年前の郵政選挙以来三分の二を占めるに至った与党のこれまでやってきた行状に対する私は不信任だと思っています。
 思い返していただきたいんです。四年前の争点は、郵政民営化、是か否かでした。ワンポイントイシューで決まりました。
 その郵政改革を訴えた当時の小泉元総理の発言を私は思い出しています。特定郵便局の局長は特別職の国家公務員、国家公務員が世襲をするのはおかしいと言っていました。
 ところが、今度は、御勇退をされるに当たって、御子息が世襲をされるということ。しかも、小泉家にとっては、たしか四世です。ルパンだって三世までですよ。やはりおかしい。郵政改革は一体何だったのかと思わざるを得ません。
 郵政民営化、マルかバツか。その用紙の下にはカーボンコピーが敷かれていて、そこには、後期高齢者医療制度、マルかバツか、そこにつける仕掛けがありました。その下には、障害者自立支援法、マルかバツかというカーボンが敷かれて、マルがつけられている、そういう仕掛けがつくられました。
 結局、何が起こったのか。三分の二を得た与党は、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法、強行採決を連発いたしました。そして、骨太の二〇〇六によって社会保障費を削減し、医療崩壊と福祉の後退をもたらしました。(発言する者あり)内閣不信任と関係ないと言っていますが、これが麻生内閣に至るまでの不信任の淵源であるんです。
 小泉内閣の後に生まれた安倍内閣においては、参議院の選挙の直前に、消えた年金五千万件の問題が明らかになりました。最後の一円まで、そして最後の一人まで一年以内に解決をすると言いました。いまだに解決ができていない状況ではありませんか。
 九十歳を過ぎて、年金記録が明らかになって、二千万、三千万、本当は年金がもらえることがわかった。でも、今その方は病床に伏している。にもかかわらず、すぐにお金を支給するのではなくて、一年精査させろと言っている。こういう涙のない政治にこそ不信任が突きつけられるべきであります。
 結局、年金は、人生いろいろと言いましたが、ぼろぼろでした。百年安心の年金は、絵にかいたもちでありました。
 その後に生まれた福田内閣。私は、福田内閣の冒頭の、あの大田経済財政担当大臣の経済財政演説は、去年の演説で一番記憶に残っているんです。冒頭におっしゃいました、もはや日本経済は一流ではないと。時の経済閣僚が、長い間経済財政諮問会議にいた人が、経済は一流ではないと言った。それまでのお金の使い方を間違えてきたことをみずから認めるのと同じではありませんか。
 この資源配分の誤りは、福田内閣のあの道路問題の対応で如実にあらわれました。道路特定財源の一般財源化は名ばかり、暫定税率は三十四年も増税が続く暫定、これは、国民は納得できません。我々が闘ってその撤廃に努めましたが、数の力によって復活をさせられてしまいました。結局、一般財源化は名ばかり。そして、最近に至っては、あのBバイCで分析をして凍結をしたはずの国道の建設も、次々復活をしているんです。
 道路イズ政治、政治イズ道路という自民党の政治の本質は全く変わっておりません。道路のネットワークを整備した上で、その先で、救急で対応できる医療機関もない、ドクターもいない、こちらの方が今問題なんです。政策の優先順位を間違え続けてきた自公政権にこそ、ノーという意思表示をしなければなりません。
 さて、今までは淵源についてたどってまいりましたが、麻生内閣そのものについての不信任の理由を申し上げさせていただきたいと思います。
 まず、その第一は、昨年の秋から、もう既に麻生内閣で四本の予算が成立をいたしました。四本です。でも、一向に日本はよくならない。国民の生活はよくならない。結果が出ないという責任は極めて大きいと思います。
 その四本の予算は、結局は、与謝野大臣が、あの去年の秋のリーマン・ショックの後に、世界経済に対する影響は甚大であろうという予想の中で、日本はハチに刺された程度と言いました。この問題認識能力のなさが問題解決を誤らせている、そう思わざるを得ないと思います。
 しかも、景気対策、経済対策とは名ばかりで、実態は、ばらまきの選挙対策です。天下の愚策、あの定額給付金、あるいはアニメの殿堂、こんなばらまきを続けていて日本がよくなるはずはありません。バケツの水をざるに流し込むようなもったいないお金の使い方を何回やったって日本はよくなりません。まさに、このことに気づかなければならないと思います。
 しかも、その財源は借金です。借金は、要は、子供たちのポケットの中に手を突っ込んで、そしてそのお金を借りて事業をやっている。その借金がかさんだ亡国の予算をつくり続けてきた責任は、まさに不信任に値すると思います。
 さて、もう一つは、官僚政治をコントロールする能力と気概がないということであります。
 昨年の通常国会で、与野党が修正をして、国家公務員制度改革の基本法をつくったはずであります。でも、その基本法の精神はどんどんと後退をし、逸脱をし、そして今の、今国会の法案の提出となりました。中身は明らかに後退をしています。
 加えて、一番国民が問題にしている天下りやわたりを実効性ある方法でなくしていこうという熱意が全くありません。
 私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方でわかったことがあります。二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。その前の年には、十二兆六千億円の血税が流れていることがわかりました。消費税五%分のお金です。さきの首都決戦の東京都政の予算は、一般会計、特別会計合わせて十二兆八千億円でございました。
 これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。
 わたりも同様であります。年金が消えたり消されたりする組織の社会保険庁の長官、トップは、やめれば多額の退職金をもらいます。六千万、七千万かもしれません。その後にはまた、特殊法人やあるいは独立行政法人が用意されて、天下りすることができる。そこでまた高い給料、高い退職金がもらえる。また一定期間行けば、また高い給料、高い退職金がもらえる。またその後も高い給料、高い退職金がもらえる。六回渡り歩いて、退職金だけで三億円を超えた人もおりました。
 まさに、天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声に全くこたえない麻生政権は、不信任に値します。
 さらに、もう一つ言わなければならないのは、残念ながら我が国は、格差が拡大をし、そして固定化をしてまいりました。
 私は、昨年の十月五日、遺児と母親の全国大会に出席をさせていただきました。各党の代表者が出席をされていました。遺児とは、残された子供という意味であります。交通遺児、災害遺児、自死遺児、こうしたお子さんたちの悲鳴を聞きました。
 お母さんが朝も働く、昼も働く、夜も働く、でも生活するので手いっぱい、子供の教育費に手が回らない、子供たちは進学をあきらめざるを得ない、学校をやめざるを得ないという窮状でありました。何と十七年ぶりの全国大会です。それだけ限界に来ているということでありました。
 政治家の世襲についてさっき言及しましたが、もっと問題なのは、我が国では貧困の世襲が今起こっているということであります。そこに自公政権は何らかの手当てをしましたか。母子加算は、参議院では成立をしたけれども、衆議院では、復活を出しても、自民党も公明党も相手にしないじゃありませんか。
 お母さんと子供の笑顔が広がる国は幸せな国です。それを阻む政権は、これだけでも十分に不信任に値すると思います。
 すなわち、私が申し上げたいのは、麻生内閣につながる小泉内閣、安倍内閣、福田内閣、そして今回の麻生内閣、それに連なる自公政権そのものに内閣不信任案を私たちは突きつけているわけであります。
 税金の私物化をずっと許してきた自公政権に対する不信任、格差の拡大を放置してきた自公政権に対する不信任、医療や福祉をぼろぼろにしてきた自公政権に対する不信任、それを後ろで糸を操っている官僚政治に対する不信任、そして今、さんざんさまざまな大きなやじを浴びましたけれども、この四年間、三分の二を握って、もう目の前はつくだ煮にしたいぐらい与党議員だらけだけれども、その勝手放題に対する不信任なんです。
 以上、麻生内閣不信任に対する賛成討論をさせていただきました。改めまして、麻生総理におきましては速やかに解散・総選挙を、そして議場におかれましては多くの同僚議員の御賛同をお願い申し上げて、討論を終わります。
 ありがとうございました。(拍手)





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■ 我々は今「資本主義」のどの段階で生活しているのか?

2011-12-05 08:45:42 | 杉並からの情報発信


■ 我々は今「資本主義」のどの段階で生活しているのか?

「資本主義」の歴史的段階を見ますと、我々は今「資本主義」のどの段階で生活
しているのかを理解することが重要です。

我々は今「資本主義」の最後の段階である「超金融資本主義」の段階で生活して
いるのだと私は思います。

マルクスは「共産党宣言」の中で「労働者階級が資本家との階級闘争に勝利して
生産手段を独占できれば資本主義を止揚して共産主義社会を実現でき る」と言
いましたが、マルクスの「共産主義社会」はマルクスが理想とする哲学上の社会
であり「資本主義」が止揚されて実現する社会とは関係ありません。

「資本主義」とは資本=物に依存する社会であり、人間が物に依存して生活する
以上「資本主義」自体はいつまでも存続すると思われます。

「資本主義」自体を廃止することはできませんが、「超金融資本主義」の今、
毎日生み出される膨大な「投機マネー」を「創造する」システムを変えることで
「投機マネー」の暴走を止め「超金融資本主義」を終了させ次の段階に進めるこ
とは我々の力で出来ると思います。

▼ 「超金融資本主義」は「投機マネー暴走」の時代!

この「超金融資本主義」という段階は、民間銀行が企業や個人に「通帳印字によ
る融資=金貸」で生み出す莫大な「通帳マネー」が積りつに積もって、 物や
サービスの「生産・流通・消費」のリサイクルで生み出される「実体経済」をは
るかに凌駕する「投機マネー」を発生させ、利益を求めて世界中で 投機に走る
「投機マネー暴走」時代です。

企業と個人が銀行から融資やローンを受ければ受けるほど、民間銀行には莫大な
「投機マネー」が積み重なり利益を求めて暴走し、「実体経済」を破壊 し様々
な危機を作り出し世界中で国民生活を破壊するのです。

その意味で「超金融資本主義」の現段階は「資本主義」の最終段階であり、我々
が「投機マネー暴走」を世界規模で止められるれば明るい未来が開ける が、止
められない場合は悲惨な生活が待っていると私は思います。

▼「資本主義」の歴史的段階とは!

①狩猟経済:

狩猟による「自給自足・物々交換経済」

②農業経済:

農業による「自給自足・物々交換経済」。徐々に銅貨などの「貨幣」が流通。

③農業資本主義:

封建領主が土地を独占し農民を支配した。ユーロッパ各国には「世俗権力」の
「絶対王政」と「神権」の「バチカン教皇権力」の二重支配が確立。

「金細工師」は金庫に預かった他人の「金」を基に「金貸し」業を開始。「金貸
し証文」が市場で「紙幣」として流通し始めた。

④商業資本主義:

農業資本主義経済の発達から登場した商人が商品生産と流通と消費を拡大させ
商業資本の蓄積を実現した。

「金細工師」が「金貸し」業から「銀行家」となり「金貸し証文」が「紙幣」と
なり市場に流通した。1694年世界で最初の銀行「イングランド銀行」が設立さ
れた。

⑤産業資本主義:

銀行の「金貸し」(第1信用創造特権)による「通帳マネー」が急増した。「通
帳マネー」は主に産業育成と拡大に投資され「実体経済」の飛躍的拡大 を実現
させた。ロスチャイルド家は1881年イングランド銀行を支配下に置き英国の
通貨発行権と管理権を手中に収めた。

⑥金融資本主義:

銀行の「金貸し」(第1信用創造特権)による「通帳マネー」が激増し「投機マ
ネー経済」が「実体経済」を凌駕し莫大な「投機マネー」を生み出し た。しか
し「金」本位制によって「投機マネー経済」と「実体経済」の経済規模は「金」
の総量に規制されていた。

ロスチャイルド家は1913年米国に連邦準備制度(FRB)を設立し米国の通貨
発行権と管理権を手中に収めた。

⑦超金融資本主義:

1971年ニクソン大統領は「ドル・金の兌換停止」を発表。いわゆる「ニクソ
ンショック」によって「投機マネー経済」と「実体経済」の経済規模は 「金」
の裏付けがなくなり「無限拡大」が可能となった。民間銀行である各国の中央銀
行は政府に干渉されることなく「紙幣印刷」(第2信用創造特 権)を増刷して
銀行に供給し莫大な「投機マネー」を市場で流通できるようにした。

▼「世界の未来」は我々の闘いにかかっている!

「投機マネーの暴走」を止め「超金融資本主義」を終わらせ「資本主義」の次の
段階に進むにはどうしたらよいのか、我々は以下の三つの事をする必要 があり
ます。

●第一になすべきこと!

世界中の「賢明な国民」と「賢明な国会議員」は「お金のできる仕組み」を勉強
することです。

現在世界中を巻き込んでいる全ての危機の根本原因は、実は民間銀行が企業や個
人に行っている「通帳印字による融資=金貸」のシステムにあり、この システ
ムから毎日生み出されている莫大な額の「通帳マネー」が「実体経済」をはるか
に凌駕して「投機マネー」として暴走していることをよく理解す ることです。

以下に「お金のできる仕組み」の映像2件と「通帳マネーの廃止」に関する私の
ブログ記事(4件)のUrlを以下に記しますのでご参照ください。

出来ましたら仲間を募って「勉強会」を結成して議論しながら学習してください。

①(1)お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(1/5) Money As Debt

http://youtu.be/iqlxMp3dR7Q

(2)お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(2/5) Money As Debt

http://youtu.be/N9NK02bF-4w

(3)お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(3/5) Money As Debt

http://youtu.be/TmXorRn4Nn4

(4)お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(4/5) Money As Debt

http://youtu.be/3hlaif6w8GE

(5)お金ができる仕組み。銀行の詐欺システム(5/5) Money As Debt

http://youtu.be/mm8Du70dF9c

②「お金の仕組みに騙されるな!「信用創造」特権をはく奪せよ!」
  フィナンシャルプランナー 天野統康氏 

  http://www.ustream.tv/recorded/18051688

③ 【今の資本主義は「投機マネー」が「実体経済」を破壊する「超金融資本主義」!】
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/1b97f8e1122315947ffb6f4072ed0279

④ 【二つの「信用創造特権」を剥奪すれば世界は劇的に変わる!】

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/0d464ee1ddf31d81ed8b62059cc5431a

⑤ 【今こそ「通帳マネー=投機マネー廃止革命」を!】

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/1580fd8372a818927d9ed403face1af7

⑥ 【「ユーロ危機」は誰が止められるのか?

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/75f7c7dc2893aacfa3bf955e923eacd3

● 第二になすべきこと!

「お金のできる仕組み」を理解した世界中の「賢明な国民」と「賢明な国会議
員」は、民間銀行が「通帳印字による融資=金貸し」によって毎日莫大な 「投
機マネー」を生み出している現在の銀行の仕組みを廃止して根本から変える運動
に決起することです。

従来の「投機マネー」システムでなく「実体経済」システムでは、民間銀行が企
業や個人に「融資=金貸し」する場合、融資先の銀行口座通帳に融資額 を印字
しますが、融資金額はあくまでも銀行が持つ「現金」の範囲内で行われます。

従来の「投機マネー」システムでは、融資を受けた融資先の通帳に融資額が印字
され「通帳マネー」は銀行の資産として銀行の「手持ち現金」が自動的 に増加
する会計処理をされていました。

新しい「実体経済」システムでは、銀行からの融資額は通帳に印字されますが、
それはあくまでも「現金」で融資されたものとみなされ「信用創造」は されな
いのです。

民間銀行だけに認められたこの「通帳印字による融資=金貸し」の特権をはく奪
することで「投機マネー」の創出と暴走を止めるのです。

● 第三にすべきこと!

「お金のできる仕組み」を理解した世界中の「賢明な国民」と「賢明な国会議
員」は各国の中央銀行を国有化すべきです。特に米国のFRBは基軸通貨 であ
るドルを無制限に増刷する特権を持ていますので非常に危険です。

米国の「賢明な国民」と「賢明な国会議員」はFRBが100%ロスチャイルド
系の民間銀行であり、政府と関係なくユダヤ金融資本の利益拡大と生き 残りを
かけてドルを増刷して世界中で「金融テロ」を仕掛けていることを国民に知らせ
るべきです。そしてFRBを一日も早く国有化すべきなのです。

▼ もしも我々が「超金融資本主義」の暴走を止められなかった場合?

「ギリシャ危機」→「ヨーロッパ危機」→「米国危機」→「日本危機」→「中国危
機」→「世界金融危機」と拡大し、1929年10月24日のニュー ヨーク株式
大暴落に端を発した「世界大恐慌」、2008年のリーマンブラザーズ倒産に端
を発した「世界金融危機」をはるかに超える規模の「世界金 融恐慌」に発展す
る可能が大きいでしょう。

また「世界金融恐慌」を解決する手段として、イスラエル・米・英によるイラン
核施設爆撃に端を発する「第三次世界大戦」が勃発するる可能性も大き いと思
います。

(終わり)







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