②「生活」「脱原発」が合流検討=「みどりの風」にも呼び掛け
2012/11/26 時事通信
来月16日投開票の衆院選に向け、国民の生活が第一(小沢一郎代表)と新党
「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(共同代表・河村たかし名 古屋
市長、山田正彦元農林水産相)が合流し、新党旗揚げを検討していることが26
日分かった。「みどりの風」(共同代表・谷岡郁子氏ら)にも参加 を呼び掛け
ている。生活の関係者が明らかにした。
「第三極」陣営では、日本維新の会の代表に石原慎太郎前都知事が就き、保守色
を強めている。小沢氏らには、消費増税や環太平洋連携協定 (TPP)、原発
再稼働への反対を明確にし、差別化を図る狙いがある。脱原発で主張が重なる滋
賀県の嘉田由紀子知事にも合流を打診している。
小沢氏は、「脱原発」などとの合流による党名変更などを見据え、生活の立候
補予定者に対して選挙用ビラの作成を中断するよう指示した。関係者に よる
と、小沢氏は「脱原発」などとの合流で新党を結成した場合、自らは党首に就か
ないことも検討しているという