司法の暴走は、思想信条や立場を越えて戦わねばならない問題。
小沢氏に対する司法制度を用いた謀略、これは官僚から政治家への攻撃であるから
党派を超えて政治家全員が団結すべきもの。
小沢氏を封じ込めたい自民党はまだ仕方ない。
でも、野党、それも常に「弾圧」に晒されてきたはずの共産党までが尻馬に乗って
小沢氏への攻撃に加わったのには驚いた。これを見て私は四半世紀続けた共産党支持
を止め、陸山会への寄付を始めた。
日本という国は、「総中流」幻想とは裏腹に学歴は殆ど「世襲」に近く、
エリート層は曾祖父の代からエリートという人ばかりになっている。
二世三世問題は、政治家よりも官僚や財界人やマスコミ職員の方が深刻だ。
政治家は選挙という関門を通ってきているけれど、中央「エリート」たちは
地縁血縁でガッチリ団結し、決して個人で責任を取ることなく、国民の信任を
得ずに権力を握っている。