格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

偏向全開NHK日曜討論に見る偏向番組の創り方

2013-05-19 20:41:22 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

偏向全開NHK日曜討論に見る偏向番組の創り方




NHK(日本偏向協会)の看板偏向番組である「日曜討論」が今日もまた、偏向全開の番組を放送した。


アベノミクスに対する評価で積極肯定派の高橋進氏、非肯定派の野口悠紀雄氏、一見中立に見えるジャーナリストの和泉昭子氏と、政府代表の甘利明氏が出演した。


この構成は中立を装うものだが、実体はまったく違う。


討論のテーマは、


「甘利大臣に問う“円安・株高”“成長戦略”」


となっているが、討論内容は違う。


主要な論点は、四つあった。


第一は経済政策の基本。


番組テーマは「成長」だが、もうひとつの経済政策上の主題は「分配」である。


政府は「成長政策」を論議する一方で、生活保護費受給手続き厳格化などの措置を進めている。


経済政策の主たる目標を、


1.分配の格差を度外視しても、成長を優先する


2.成長追求よりも公正な分配実現を優先する


のいずれに置くかが問われている。


「成長」を論じるなら、必ず、もう一方の価値である「分配の公正」を論じる必要がある。


第二はTPP


第三は消費税増税


第四は医療、介護の自由化


である。


実際に、討論で論じられた主要テーマは上記の四項目である。



この場合、公正な討論にするためには、4つのテーマについて、異なる意見を適正に番組に反映させることが求められる。


放送法第四条に以下の条文がある。


(国内放送等の放送番組の編集等)
第四条
四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。


つまり、


1.成長追求論に対して分配公正論の立場からの主張の論点を明らかにすること


2.TPP参加賛成論に対して、TPP参加反対論の論点を明らかにすること


3.消費税増税容認・肯定論に対して、消費税増税反対・否定論の論点を明らかにすること


4.医療・介護の自由化論に対して、自由化反対論の論点を明らかにすること


が必要である。



ところが、NHKの日曜討論では、この主要四点に対して、一方の主張を示す人物しか登場させていない。


野口悠紀雄氏は、安倍政権が推進するインフレ誘導・金融緩和強制論に否定的で、アベノミクスを評価しない立場を示しているが、上記の四点については、


1.規制改革=成長政策推進


2.TPPによる規制改革賛成


3.財政健全化重視=消費税増税容認


4.医療・介護の自由化推進


の主張を示している。


つまり、上記主要四項目について、NHKを代表する偏向司会者である島田敏男氏を含めて、出演者の5名全員が同じ方向の主張を展開したのである。


これを「偏向放送」と言わずして、どのように表現できるというのか。


放送法違反の偏向放送である。



経済政策による「利害の調整」の視点に立つときに、結局重要になるのは、「資本」と「労働」の利害対立である。


経済政策論の根源的な課題のひとつは、「資本」と「労働」の利害対立に対して、どう向き合うかということである。


いま安倍政権が推進している政策は、単純化すれば、資本のリターンを高めることでしかない。


成長政策とは突き詰めて言えば、資本のリターンを高めることで、労働への分配は時間の経過に従い、若干の増加を見込めるものの、自由化を軸とする経済政策が分配の不平等を拡大させてきたことは、歴史が証明している。


つまり、成長偏重の経済政策とは、格差拡大容認の経済政策と表裏一体をなすものなのだ。


したがって、成長重視の主張が提示されるなら、この主張に対する反対意見として、「成長よりも分配の公正重視」の主張を提示する論者を登場させる必要がある。





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卑怯な言い逃れする橋下徹氏「読解力論」の破綻

2013-05-19 19:56:05 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

卑怯な言い逃れする橋下徹氏「読解力論」の破綻




橋下徹氏は自分の非を認めず、責任をメディアに転嫁する卑怯な人物である。


橋下氏が示す「読解力」詭弁の破綻を明確にする必要がある。


「読解力」を問題にしているのは「日本維新の会」共同代表の橋下徹氏である。


橋下氏は週刊朝日が橋下氏の出自に関する記事を掲載したことに対して、血脈主義だとしてこれを厳しく批判した。


その橋下氏の従軍慰安婦問題に関する発言が批判されていることに関して、責任は橋下氏の発言内容にあるのではなく、発言内容を歪めて報道しているメディアにあると批判している。


橋下氏は、メディアの「読解力」がないと主張している。


問題となっている橋下氏の発言内容を報じた毎日新聞の一問一答(要旨)を掲載させていただく。


毎日報道は、橋下氏自身が、「概ね正確である」との趣旨の発言を示したものである。


橋下氏の主張の完全な間違いを考察するために必要であるので、この点をお断りして転載させていただく。

毎日JP5月14日13時07分更新記事

http://goo.gl/0VTj8



――――――――――――――――――――――


橋下氏と記者団の(要旨)は次の通り。


■13日午前


−−日本の植民地支配と侵略を謝罪した村山首相談話について。


「侵略」に学術上きちんとした定義がないことは安倍首相の言う通りだが、敗戦の結果として侵略だということは受け止めなければいけない。ただ、事実と違うことでわが国が不当に侮辱を受けていることに関しては主張しないといけない。

 
従軍慰安婦問題も、意に反してそういう職業に就いたということであれば配慮しなければいけないが、なぜ日本だけが取り上げられるのか。


慰安婦制度は世界各国の軍が活用した。朝鮮戦争やベトナム戦争でもあった。


銃弾が飛び交う中で命をかけて走っていく時に、精神的に高ぶっている集団に休息をさせてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰でも分かる。


韓国とかの宣伝の効果でレイプ国家というふうに見られてしまっているのが一番問題だ。

 
■13日午後

 
−−従来より踏み込んだ発言だが。

 
聞かれなかったから言わなかっただけ。当時の状況で(慰安婦制度を)活用していたのは事実。自らの意思でそういう職業に就いた人もいたでしょうし。現代社会だって風俗業が職業としてある。

 
−−慰安婦の意に反しても必要か。

 
意に反して慰安婦になったかどうかは別にして、軍の規律維持のために、慰安婦制度は当時は必要だった。

 
−−今は。

 
認められない。


慰安婦制度じゃなくても、風俗業は必要。


普天間飛行場に行った時、「もっと風俗業を活用してほしい」と言ったら、米海兵隊司令官は凍り付いたように苦笑いして「米軍では禁止している」と。


建前論ではだめだ。そういうものを真正面から活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーはきちんとコントロールできない。

 
−−活用していないから事件が起きるのか。

 
活用したから(暴行)事件が収まるという因果関係にあるようなものではない。

 
−−世界各国が活用したと言うが、どこか。

 
米軍も活用した。沖縄の占領時代も、日本人女性がそういう商売に携わっていたのは事実。


いいか悪いかは別として、あったのは間違いない。


なぜ世界で日本が非難されているか国民はもっと知っておかないといけない。


軍や政府が国を挙げて慰安婦を暴行脅迫拉致したという証拠が出れば、日本国として反省しないといけないが、今のところはそういう証拠はないと政府が閣議決定している。

――――――――――――――――――――――



問題となっているのは、


メディアが


「橋下氏が「従軍慰安婦制度は、当時、必要だった」と評価していると述べた」


と報道していること。


橋下氏は、


「私は従軍慰安婦制度が必要だったとは言っていない。発言の一文だけを取り上げて報道するのはメディアの間違い。メディアの読解力が不足している」


との趣旨の発言を示している。


橋下氏反論が正しいのか間違っているのか。判断材料のひとつが、毎日報道の一問一答要旨である。


今後、日本における「読解力」問題考察のテキスト素材として、広く使われることになるかも知れない。



毎日報道によると、橋下氏は次の発言を示した。


「銃弾が飛び交う中で命をかけて走っていく時に、精神的に高ぶっている集団に休息をさせてあげようと思ったら、慰安婦制度が必要なのは誰でも分かる。」


この発言をどのように捉えるのかが、「読解力問題」の焦点。






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5月17日 国会議員は「見え見え架空議決」の主犯最高裁

2013-05-19 13:15:04 | 阿修羅

5月17日 国会議員は「見え見え架空議決」の主犯最高裁を何故追及しないのか! (一市民が斬る!!) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo147/msg/784.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 17 日 22:10:00: igsppGRN/E9PQ


http://civilopinions.main.jp/2013/05/17.html
2013年5月17日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


『最高裁が画策した「小沢検審架空議決」』.pdfをご覧下さい。
http://civilopinions.main.jp/items/%E3%80%8E%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E3%81%8C%E7%94%BB%E7%AD%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%8C%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E6%A4%9C%E5%AF%A9%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E3%80%8D%E3%80%8F.pdf

 誰が見ても見え見えの「架空議決」だ。
 「架空議決」と結論付けた理由を7つも呈示した。
 あり得ない公表・報道。
 情報開示拒否。
 偽造文書呈示。

 国民をバカにするのもほどがある。
 よくぞ最高裁は酷いことをしたものだ。
 最高裁はだんまりを決め込んでいる。

 情けないのは国会議員達だ。
 見え見えの「架空議決」を追及しないのだから。


 7つの理由をもとに、こう追及してほしい。

 <理由1:9月8日「これから審査が本格化」とリークしたが、9月14日議決まで一度も審査会議なし>
  一度も会議開かず、議決出来てしまうのは何故か?説明せよ。

 <理由2:斉藤検察官は「議決前」に検審に説明に行かなかった>
  齋藤検察官が議決前に説明に行った証拠を提出せよ。
  斉藤検察官の証人喚問せよ。(斉藤検察官は虚偽の証言はできない)

 <理由3: 「審査員日当旅費支払手続」に不自然なまとめ処理や極端な処理遅れ>
  偽審査員への(マスキングなしの)振込票を呈示せよ。

 <理由4:最高裁・検審事務局は、検審・審査員情報を一切開示しない>
  審査員候補者と審査員の「生年月」を開示せよ。
 
 <理由5:アリバイ作りのため偽造文書創作>
  審査員候補者名簿の偽造書類を提出した東京第五検察審査会事務局職員を証人喚問せよ。

 <理由6:審査員の声が全く聞こえない>
  議決審査員に連絡をとって審査員であったかどうかを確認せよ。
 (検察官適格審査会メンバーの議員は議決審査員名簿を持っている)

 <理由7:東京第三検審で審査・議決された「二階俊博議員の西松ダミー献金事件」も「架空議決」>
 審査員日当旅費関係の(マスキングなしの)「歳出支出証拠書類」を呈示せよ。
 (マスキングしまくればいくらでも偽造できる)
 
 最高裁は全てを拒否するしかない。
 嘘がばれるからだ。
 何度も何度も追及すべきだ。

 これだけの疑惑があるのだから、真実をはっきりさせないと国民は納得しない。

 2012年4月法務委員会秘密会開催要請した後も、国会議員は何もしていない。

 選挙の時だけいい顔しても大事な時に頑張らない議員を国民は見ている。

05. のぼっさん 2013年5月18日 13:30:22 : fkt3FbbrckgTg : Vo9aW5FfCQ
志岐武彦さんの最高裁、検察審査会関連の事務総局についての調査、分析結果の
報告には敬意を表します。
本来調査報道はマスメデイア、記者、ジャーナリストの本業ですが、日本の記者クラブメデイアの記者どもは官僚の広報の役割を報道と勘違いしている、素人のぼけ老人である下名でも記者の報道には胡散臭さと、欺瞞報道に怒り狂っています。
志岐さんの検察審査会の架空議決疑惑のネット報道、最高裁の罠の著書には
尊敬しており、国民の官僚、司法への信頼を見事に打ち破っている、素晴らしい
調査です。
巨悪を見逃さない、眠らさない、特捜検察は国民の信頼を受けて拍手喝采でした。
最高裁判所は正義の味方、法治国家の象徴として三権分立の信頼の塊でした、が
実は検察は巨悪の巣窟で理、最高裁判所は犯罪の元締めであった、登石、飯田判決はまさにその象徴となり、このいかがわしい判決をマスコミは一切批判もしない
あたかも正義公正な判決として報道する、この国の欺瞞が一挙に顕在化した。
陸山会事件では、虚偽の調書を作成した検察官は不起訴となり、記憶の混同で
間違った調書を作成したなどとは国民は誰も信用していない。
下名にようなぼけ爺でも、ネット流出した報告書を読めば、証拠ねつ造の事実が
まざまざと認識できる、この資料を見て、記憶の混同と言うことを信じている
裁判所、検察審査会、検察官は職務を辞任してもらいたい。
税金の無駄、国民はこんな行政、司法は信頼できない。
正義の味方弁護士も、田代検事の検察審査会の補助弁護士の選出で、これまた
検察の犯罪に手を貸した共犯者であることを証明しており、日本には正義も民主主義も法治国家の根幹をゆるがす事態になっている。
さらにこんなに重大な事実を大手マスコミ、新聞テレビは全く報道しない、これもまたマスコミも犯罪者とぐるになっており、国民も目覚めてほしい。
いまなお多くの国民は検察は正義の味方、裁判は公正の館、小澤一郎は悪徳政治家
と信じている国民は多いことがわが身の身近に非常に多くみられる。
ここまでインチキを信じ込ませた罪は万死に値する、記者クラブマスコミ大手メデイアの犯罪こそ糾弾しよう。






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