我々の16の疑問にまともに答えられる政治家、官僚、マスコ ミ、評論家はどこにいるのか？

我々の16の疑問にまともに答えられる政治家、官僚、マスコ
ミ、評論家はどこにいるのか？

1.安倍自民党の『憲法改正』は、憲法の基本理念である①主権在民と民主主義の
原則②反戦平和③個人の自由と基本的人権の擁護④隣国との平和共存 を全面的に破
壊し亡きものにする目的の【憲法破壊行為】ではないのか？

2.安倍自民党の『憲法改正』は、『改正』の美名のもとに【日本国憲法】を亡き
ものにして戦前の【大日本帝国憲法】にすり替え戦前の【天皇制軍事 独裁体
制】の復活を目指しているのではないのか？

3.安倍自民党の『憲法改正』は、政治家や公務員に対して【憲法の尊重と順守の
義務】を規定している憲法99条【すべての公務員はこの憲法を尊重 し順守する
義務を負う】に違反しているのではないのか？

4.安倍自公内閣が、憲法9条違反で禁止してきた【集団的自衛権行使】を勝手に
解釈変更して【集団的自衛権行使容認】を閣議決定したのは、憲法9 条違反では
ないのか？

5.安倍自公内閣が2013年12月に国民大反対を無視して強行採決し昨年11月に施行
した【特定秘密保護法】は、憲法21条が国民に保障する 『表現の自由』と『知
る権利』を踏みにじった憲法違反の法律ではないのか？

6.3や4や5の例のように、日本では時の政権が憲法違反を繰り返しても、憲法の
番人である最高裁判所は違憲判決を出さずに違反行為を容認してい るのはなぜ
なのか？

7.安倍自民党の『憲法改正』を強力に後押しする日本最の保守団体【日本会議】
の会長を、憲法順守義務のある最高裁の元長官三好達（とおる）氏が １５年間
も務めているのはなぜなのか？

8.安倍自民党の『憲法改正』は安倍晋三が尊敬する祖父岸信介はがなしえなかっ
た悲願と言われているが、なぜA級戦犯で巣鴨に拘留されていた岸信 介がＧＨＱ
によって戦争犯罪を免罪さ釈放されたのか？

9.なぜA級戦犯岸信介が1948年12月に無罪放免で釈放されてからたった10年で日
本の首相となり、国民の大反対を警察と右翼暴力団で抑え込 み【日米安保条
約】と【日米地位協定】を強行採決したのか？

10.1948年12月にA級戦犯3名(岸信介,笹川良一、児玉誉士夫)がGHQによって助命
され無罪釈放されたのは、3名がCIAの正式エー ジェント(工作員)となって米国
の利益のために働くことを約束したからでありそのことは米国公文書館所有の公
文書で明らかになっている。なぜ日本 の野党も大手マスコミも学者も評論家も
岸信介,笹川良一、児玉誉士夫がCIAの正式エージェント(工作員)であり日本の国
益ではなく米国の国益の ためにはたらいたことを一切語らないのか？

11.読売新聞の正力松太郎や朝日新聞の緒方竹虎(A級戦犯)もまたCIAの正式エー
ジェント(工作員)であったことが米国公文書館所有の公文書 で明らかになって
いるが、なぜ日本の野党も大手マスコミも学者も評論家もこのこと一切語らない
のか？

12.安倍晋三首相の祖父岸信介や叔父の佐藤栄作の出身地は山口県田布施町であ
るが、戦前と戦後に田布施町を中心にした地域から戦前に8人もの首 相が排出さ
れているのはなぜなのか？

伊藤博文(田布施町出身、首相4回)

山県有朋(軍人、萩市出身、首相2回)

桂太郎(軍人、萩市出身、首相3回)

寺内正毅(軍人、山口市出身）

田中義一(軍人、萩市出身)

岸信介(経済官僚、田布施町出身)

佐藤栄作(運輸官僚、田布施町出身)

安倍晋三(首相2回、長門市出身)

13.首相を4回もやり兵庫県知事から宮内卿、内務卿、工部卿、貴族院議員、貴族
院議長、枢密院議長、初代朝鮮総監まで、ありとあらゆる明治政府 の官職を歴
任した山口県田布施町出身の伊藤博文は、若いときは高杉晋作の騎兵隊の力士隊
に所属し熱烈な尊王攘夷の志士で英国公使館館焼き討ちや国 学者塙塙忠宝と加
藤甲次を暗殺したテロリストだっった。1867年1月に孝明天皇が天然痘で35歳の
若さで急死したと言われているが実は、薩長討 幕派にとって邪魔な散財となっ
た孝明天王を伊藤博文が暗殺したのが真相だといわれている。なぜ伊藤博文は孝
明天皇を暗殺がした犯罪人であることが 語られずに近代国家日本の基礎をつ
くった英雄とされているのか？

14.暗殺された孝明天皇の後継天皇として嫡子の睦人親王が明治天皇として即位
したが、伊藤博文は明治天皇をも暗殺して山口県田布施町出身の15 歳の若者大
室寅之助にすり替えたといわれている。伊藤博文が中心となって作成され1990年
に施行された【大日本帝国憲法】では、天皇に【国の統 治権】と【軍の統帥
権】とともに【神権】が与えられた。なぜ明治天皇を生き神にしてすべてに権力
を与え絶対的独裁者にしたのか？

15.昭和天皇が軍部とともに立案・主導したアジア・太平洋諸国への侵略戦争
【大東亜戦争】によって、5000万人とも6000万ともいわれる 人々の命が奪われ
国民生活と国民経済が完全に破壊された。なぜ昭和天皇の戦争犯罪が一切語られ
ずに【平和天皇】として賛美されているのか？

16.平成天皇と皇后は『善意』で激戦地パラオへの慰霊訪問をされたが、昭和天
皇の戦争犯罪を公式には一切認めず『すべての戦争被害者を慰霊す る』という
美談は、戦争を主導した昭和天皇が自らの戦争犯罪を隠ぺし【平和天皇】のイ
メージを国民に刷り込んむために1946年-1954年に沖 縄以外の全国を巡行した行
為と同じではないのか？

(終り)

ＴＰＰに前のめりＡＩＩＢに尻込みの対米隷属外交

ＴＰＰに前のめりＡＩＩＢに尻込みの対米隷属外交




ＡＩＩＢ（アジアインフラ投資銀行）の創設に対して安倍政権は流れを読み誤った。


安倍政権はＡＩＩＢ設立と距離を置く米国に追従してＡＩＩＢへの参加を見送ったが、米国を除く世界の主要国はＡＩＩＢに参画することを決めた。


日本政府は米国以外のＧ７諸国もＡＩＩＢに参加しないと推定していたが、この判断を誤ったのである。


ＡＩＩＢの制度がどのように設定されるかが不透明である、ＡＩＩＢのガバナンスの透明性が確保されるか分からないから、あわてて参加する必要がないと説明するが、この説明に違和感を覚えた識者が多い。


制度がどのように設定されるか分からない、ガバナンスの透明性が確保されるか分からない、という懸念は、ＴＰＰ（環太平洋経済連携協定）にそのまま当てはまる懸念である。


しかも、ＴＰＰの場合は、交渉内容が秘匿され、主権者に公開されない。


基本的に民主主義に反する根本性格を有するものである。


安倍政権はＴＰＰに関して、２０１２年１２月の総選挙に際して、６項目の公約を明示している。


この６項目のひとつに、日本が政策的に守るべき５品目の関税撤廃例外品目を明示していた。


ところが、最近の報道では、


「６項目の公約」が「５項目の品目」


に置き換えられている。


６項目の公約のなかの、関税撤廃例外品目以外の５項目がまったく報道されなくなっているのだ。


この情報操作、情報誘導に加担しているのがＮＨＫである。


ＮＨＫが報道から排除した６項目の公約のなかの残りの５項目のなかに、日本が国家の主権を失う重大な事項が含まれている。


この点は後段で触れる。

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ＴＰＰは日本国民に対して取り返しのつかない損失を与えるものであり、しかも、透明性も確保されず、制度がどのように設定されるかも分からないものである。


このＴＰＰには、主権者の反対を押し切って交渉に参加しておいて、ＡＩＩＢには参加しないというのは、論理的にはまったく整合性の取れない対応である。


整合性が取れているということで言えば、ただひとつ、米国の顔色を窺うという点でだけは整合性が取れている。


要するに、安倍政権は独自の判断で動いているのではないのだ。


米国の命令に従っているだけなのである。


日本の主権者は、日本政府の対応として、


ただひたすら、米国にひれ伏し、米国の命令に従う政策運営


を、是とするか、非とするか、判断するべきである。


日本の主権者にとってもっとも重大な問題は、


「日本の独立」


http://goo.gl/LtyS9


である。

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敗戦から７０年を迎える２０１５年。


安倍政権はいまなお、米国にひれ伏し、米国に隷従する基本姿勢を貫いている。


たしかに、日本国民のなかに、米国は強い国だから、すべてにおいて、米国に服従していればいいのだと考える人は存在する。


それはひとつの見解、判断であろう。


しかし、それではないと考える人々もいる。


米国と敵対する必要はないが、日本のことを決めるのに、すべてを米国の言いなりにするべきではないと考える人々が存在するのだ。


「日本のことは日本が決める」


これを基本に置くべきだと考える人々がいる。


これが「真の独立」なのだ、


と考えるのである。


世界の主要国がＡＩＩＢに参加するのは、中国の経済的地位が飛躍的に向上したからである。


中国経済は２０１０年に日本の経済規模を超え、２０１５年には日本の経済規模の２倍以上に拡大する。


世界経済における中国経済のプレゼンスは飛躍的に高まっている。


世界経済の成長のセンターがアジアになることは明確である。


日本もアジアの成長の恩恵を受ける最重要国のひとつである。


日本が隣国である中国との「戦略的互恵」関係を発展させることが、日本の主権者の利益に適う。


米国の命令にただ服従するだけで、日本が持つべき視点を見失っていることは、安倍政権の致命的な欠陥であると言わざるを得ない。