いくらテレビが景気が良くなった、だとか、アベノミクス効果だと
か言っても、儲けているのは投資家と輸出大企業だけで、一般市民
の実生活が良くなってないんですから当然です。
良くならないだけならまだしも、逆に悪くなってるんですからね。
家計を預かる主婦なら考えなくてもすぐわかることです。
収入が上がらないのに物価が上がっているわけで、
例えば20万円の収入の人が、消費税10%上がったからと言って
22万円の消費は無理なんですね。
同じく30万円の収入の人は33万円の消費は無理です。
増税された10%分は何かをケチるしかないんですね。
つまり家計費の上限を超えた買い物は100%無理なんです。
当たり前のことです。
それでもローンやクレジットで凌ぐ人はありますが、それもすぐ
限界きます。
事実、クレジットカード業の取扱高は38カ月連続で増加して
いるのです。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL11H71_R10C15A3000000/
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つまり、それだけ借金している国民が多いということになります。
借りまくればいずれどうなるかぐらいわかろうというものですね。
だから消費税が上がっても税収が増えるはずがないのです。
サラリーマンでもOLでも、子どもでもわかることですね。
それを政府は大手マスコミを使って誤魔化してきました。
しかし無理なものは無理で、無い袖は振れないのが現実です。
そこで政府がやること、今度は強引に「残業代ゼロ制度」の解釈を
広げるそうです。
21日の参院厚生労働委員会で共産党の質問に厚労省は、
非正規労働者も「残業代ゼロ制度」の対象内だと認めたそうです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-04-22/2015042202_04_1.html
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前に年収1075万円以上だと言ってたのが嘘だったんですね。
正社員、パート、アルバイト問わず残業代ゼロです。
拒否すればクビになるので辞めるに辞められませんね。
これで安倍政権が、どんどん都合によって解釈を変えていく政権だ
ということがバレました。
だから上の女性誌も増税だけじゃなく、憲法改正まで踏み込んで
いろんな意味で安倍政権は信用できないと批判しているのです。
要するに何を仕出かすかわからない政権だと、遅まきながらも国民
は気づき始めたということでしょうね。
このブログの2年ほど前の過去記事に、先日、次のようなコメント
をいただきました。
「読売テレビ辛坊治郎キャスターの謎」
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11450269955.html
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14. 教えて下さい
自民党の何に問題があるのですか??
自民党でなければ どこの党ができるのですか??
理想の日本の姿とはどういったものだと考えてますか??
この質問がもし消されていたら その程度の主張だなと考えます。
明るい未来 2015-02-02 03:00:24
このコメントに下のように応えました。
15. Re:教えて下さい
>明るい未来 さん
あなたは何の問題も無いと思ってるのですか?
もし思ってるとしたら、あなたには何を言っても無駄でしょうね。
あなたは戦争を好むのですか?
あなたは増税を喜ぶのですか?
あなたは残業代がゼロになるのが嬉しいのですか?
あなたは国民が監視されるのが嬉しいのですか?
あなたは社会福祉を削って政治家と官僚の給料が上がることが
嬉しいのですか?
大企業と富裕層、それに公務員にとっては自民党には問題ない
と思います。
だからあなたは一般市民ではなく、上のどれかに当てはまる人
なんでしょうね。
自民党でなければどこの党が良いかとあなたは問いますが、
そもそもそれが間違いなのです。
このブログの他の記事を読めばわかりますが、自民党が悪いと
いってるのではないのです。
国民目線で政治を行わない党が悪いわけで、今はそれが自民党
だということです。
増税をするのと同時に議員定数削減をするという約束を安倍晋三
は破りましたよね。
それをあなたはどう思ってるのですか?
大きく勝ちすぎた政党は自民であろうと、民主であろうと、
共産であろうと必ず腐敗します。
日本の理想の姿は1党支配の政治ではなく、与野党格差なく、
国民監視の下、良くない政治を行えば政権交代が起きるという
ことを政治家が肝に銘じて、緊張感を持って国民主体の政治を
行う政府の誕生が理想だと思います。
simatyan2 2015-02-02 08:09:58
演説が上手くても、外遊を何度しても、隣国を言い負かしても
国民の生活が苦しくては本末抵当だと思います。
将来の生活を約束します、とか、もう少し待ってください、
改革に痛みはつきものです、これから良くなっていきます、とか
これは悪徳セールスマンや詐欺師の言うことです。
自分の今の状況が、2年前より、あるいは1年前より、良くなったか
どうか、肌で感じることが紛れも無い真実だと思います。