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平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

辺野古・米軍への従属・TPPの忠誠誓う安倍首相 安倍首相が米国議会でスピーチをした。

2015-04-30 20:01:06 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


辺野古・米軍への従属・TPPの忠誠誓う安倍首相




安倍首相が米国議会でスピーチをした。


内容を見ると、米国が日本に要求する項目について、すべて日本の意思で履行する誓約書を読み上げたものであると受け取れる。


米国に対する服従と忠誠の宣誓書を読み上げるために、国民の血税を使ってわざわざ米国まで行ったということになる。


米国の植民地日本の総督が宗主国を訪れて、忠誠を誓ったのが今回のスピーチと表現できるだろう。


2012年12月の総選挙で


「ウソつかない!


TPP断固反対!


ブレない!」


としたTPPについて安倍首相は、


「米国と日本のリーダーシップで、TPPを一緒に成し遂げましょう」


と言い放った。


「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」


と明言しながら、


「シロアリを退治しないで消費税増税を決定した」


人物と基本的に同類である。


彼らには民主主義など無縁の存在であるように見える。


その安倍晋三氏がスピーチの冒頭で、


「日本が、世界の自由主義国と提携しているのも、民主主義の原則と理想を確信しているからであります」


と述べたのはブラックユーモアである。

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安倍首相は安保法制について、


「この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟はより一層堅固になります」


と述べた。


日本の自衛隊を米軍の支配下に組み込み、米国が創作する戦争に日本が自動的に加担する体制を整えることを指している。


スピーチの核はこの二点のみで、残りは意味のない情緒的な陳述ばかりであった。


そして、これに先立って安倍晋三氏は、日米首脳の共同記者会見で辺野古米軍基地建設問題についてこう述べた。


「在日米軍基地再編を着実に進める決意を確認した。普天間飛行場を辺野古に移設することで一日も早く危険性を除去する」


沖縄県の翁長雄志知事は安倍首相との会談で、辺野古基地移設の意思をオバマ大統領に伝えて欲しいと要請したはずだが、日米首脳会談では、辺野古米軍基地建設の方針が確認されたのである。


安倍-翁長会談は一体何であったのかを改めて考えなくてはならない。

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翁長雄志氏は、安倍首相との会談のあとの記者会見で、次のように述べたと報じられている。


「私たちからすると、まだ大義名分も見えてこないので、やっぱり反対させていただくということは県民はじめ私もしっかり持っていると思う」(琉球新報)


「大義名分が見えてこないから反対させていただく」


と発言しているのである。


「大義名分がみえてくれば」反対しないという意味なのか。


また、


「反対させていただく」


というのは、紛れもない「下から目線」の言葉だ。


「粛々と」が「上から目線」でよくないと発言する者が、自分から「下から目線」で発言していたのでは、言葉の迫力が皆無になる。




沖縄では、依然として「翁長タブー」の空気によって、自由な発言が封殺されている。


沖縄県民は覚醒するべきである。


翁長雄志氏の公約は


「辺野古に基地を造らせない」


である。


「辺野古に基地を造らせない」


ための行動は、基地建設を黙認して、安倍首相と意味のない会話を続けることではないはずだ。


知事権限で、知事選結果を踏まえて、まず、


「埋め立て承認を撤回」


し、速やかに検証作業を終えて、


「埋め立て承認を取り消す」


ことである。


この行動を取らなければ、辺野古の海は着実に破壊されてゆく。


「辺野古に基地を造らせない」


ことを要請する、すべての沖縄県民は、翁長雄志知事に対して、


「直ちに埋め立て承認を撤回し、


速やかに埋め立て承認を取り消す」


ことを強く迫るべきである。


のらりくらりの対応で


「辺野古に基地を造らせない」


という公約が実現する可能性は薄い。沖縄県民は現実をしっかりと見定めて、翁長氏に毅然とした対応を求めるべきである。







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オバマ大統領は、安部首相との共同記者会見で、沖縄の海兵隊はグアムに移転すると明言

2015-04-30 19:18:01 | 阿修羅コメント


オバマ大統領は、安部首相との共同記者会見で、沖縄の海兵隊はグアムに移転すると明言したんだよ。日本のマスコミが歪めて伝えているんだよ。
ホワイトハウスの公式サイトから、2015年4月28日付け、オバマ大統領と安倍首相の共同記者会見の全文。
https://www.whitehouse.gov/…/remarks-president-obama-and-pr…

**************************
Our new guidelines complement our effort to realign U.S. forces across the region, including on Okinawa, in order to lessen the impact of our bases on local communities. And I reaffirmed our commitment to move forward with the relocation of Marines from Okinawa to Guam.
**************************


なんでだか、誰もこれに注目しないのはなぜ?

『ほらみろ、「普天間基地→辺野古“移設”」という大嘘がreaffirmed(再確認)されたっちゅうことや。』
そもそも、2009年の第一次<オバマン政権>発足以来(より正確に言えば、<バカブッシュ政権>のイラク侵略作戦大失敗以来)、軍事費・戦費削減は、破綻寸前の国家財政を立て直す喫緊の最重要課題の一つだったのである。
「米軍の世界戦略再編」は当時から検討され、真っ先にやり玉に挙がったのが「海兵隊」の縮小と「戦術基地」の縮小である。その最大の理由は、戦術上“上陸作戦・橋頭堡作りは時代遅れ”ってことさ。
「米海兵隊」の存在が“抑止力”になるなんて寝言を言ってる“アメポチ・エセウヨ族”がいるが、笑止千万だよ。
だから、沖縄から「海兵隊」を引き上げるってのは、21世紀の米軍戦略の規定目標だったし、今でもそうなんだよ。(そんなことは当初から<オザワン氏>や<ポッポちゃん>を始め多くの警世の士が警告してたじゃん。)

つまり、日米相互の“条理”を尽くして渡り合えば解決出来る事柄であるにも関わらず、その下部組織である<ヘドロ官僚族&ペンタゴン利権族>が勝手にインターセプトし、それらしき“大嘘”を垂れ流し続けているってことなの。

結論、<辺野古基地>は正体不明の“新基地増設”問題なのである。





02. 2015年4月29日 23:24:51 : 1xsU11EWUM
参詣だけが報じていますね
共同通信社が今回仕切ってんだよね
独裁国家同様御用聞き報道機関の体
NHKが同時通訳で誤訳 オバマ大統領で
 NHKは29日、日米首脳会談の共同記者会見を伝える同日未明の中継で、オバマ米大統領の発言の同時通訳に誤りがあったとして朝のニュースで謝罪した。
 NHKによると、同時通訳では「沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います」としたが、正しくは「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」だったという。
http://www.sankei.com/politi…/…/150429/plt1504290006-n1.html







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