マスコミ=政治家の裏金作り
日本の国会議員等が、地方の講演会、演説に出かけると、それに随伴して行動するマスコミ関係者は、地方へ「出張」する形になる。
少し「気の利いた」政治家になると、マスコミ関係者に遊説先の宿泊施設等を案内し、政治家の「活動費用」で、そのホテル代金を支払ったりする。
マスコミ関係者に遊説先で、政治家が、お弁当、お茶を「差し入れ」する事も「常識」である。
これは政治家が出す、自分に対し「好意的な記事を書いてもらう」ためのワイロである。
新幹線で移動する政治家に密着するマスコミの電車費用、車での移動には時間が、かかる地域でのローカル線での移動費用は、マスコミの分まで政治家が出す。
そして遊説が終わる頃、ホテル、弁当代=飲食した店舗、使った電車のJR等、それぞれの会社の「領収書」を「白紙のまま」用意し、政治家がマスコミ関係者に渡す。
マスコミ関係者が白紙の領収書に、「自由に金額を書き込み」、会社に対し「必要経費」を請求し、それを「自分の、コヅカイ」として使えるように、と言う「政治家の思いやり」である。
こうした政治家からマスコミ関係者への、事実上の「裏金」作りの支援、ワイロは、政治家の海外訪問となると、巨額な費用のマスコミへの「ワイロ」になる。
この「ワイロ」を貯蓄し、家を一軒買った記者も居る。
もしもマスコミが、その政治家に対し批判記事を書けば、この、マスコミ関係者の「不正な出張費用の会社への請求」は、政治家によって警察に密告され、それは当然、会社に対する「サギ行為」として、マスコミ関係者が警察に逮捕される刑事事件になる。
この白紙領収書によって政治家は、マスコミに批判記事を書かせない、「脅迫の材料を手に入れる」。
マスコミで「真実・真相が報道されない」理由は、ここに、ある。