阪神甲子園球場は、今年の10月から全面的なリニュアル工事が始まります。
その第1期工事(2007年10月~2008年3月)工事として内野エリアの概要が昨日発表されました。
座種名称、座席数、通路の増加、入場ルート等の変更やプレミアムシートラウンジの新設、場内サービスの向上、それに年間予約席の料金などが主な内容です。
特筆すべき点は、座種名称の変更に伴う内野エリアの変更です。
中央のグリーンシートが、拡大され、イエローシート、オレンジシートがそれぞれ1塁アイビーシート、3塁アイビーシートと呼ばれ、その最前列あたりのボックス席が、フイールドシートと呼ばれ、ここも拡大されます。
そして、座席前後の間隔の拡大と座椅子の設置があります。
グリーンシートと中央フイールドシートの座席前後の間隔は今までは75cmから90cmを90cmに統一され、背もたれの長さが75cmから94cmに、さらに座面にクッション性をもたせ、全席にテーブルを装着されます。
1,3塁アイビーシートの座席前後の間隔を現在の65cmを90cmに統一、背もたれも65cmから80cmに統一され、全席にカップホルダーを装置されます。
通路の増加
さらにスタンド通路を増加して、一列の座席数を最大10席になります。
今までは、座席によっては、トイレなどに席を立つ時には、一苦労したものですが、これで少しは楽になることでしょう。
内野席数の減少
それに伴い、座席数は現在の内野指定席の19500席が16000席に減少されます。
場内サービスの向上として、売店メニューの充実、新しいタイプのレストランの新設、電子マネー決済の対応(電子マネーの種類は未定)、トイレの配置を考慮し、待ち時間の短縮、洋式トイレの増設、全てのトイレにベビーベッドの設置などです。
そこで問題は、料金ですが、今のところ未定だそうです。
但し年間予約席の料金は発表されていますが・・・・
第2期工事は、2008年10月から外野席、アルプス席エリアのリニュアルが行なわれますので、2008年のシーズンは、外野、アルプス席の料金は変わらないようです。