「牡丹と芍薬祭り」が”長谷(ながたに)牡丹園”で開催されているという新聞記事を見つけ、出かけることにしました。
4月25日から5月末まで開催されているということでしたので、すぐにでも出かければ良かったのですが、昨日(13日)では、少し花の盛りは過ぎていたようです。
但し、芍薬(しゃくやく)は、これからというところでしょうか・・・・
宝塚という土地柄、昔から植木産業が盛んで、特に牡丹も江戸時代から盛んだったそうです。
そのため、日本各地に、宝塚の牡丹の苗が送られていたようです。
このため、宝塚市は、全国の牡丹にゆかりのある土地より、牡丹を里帰りし、”里帰り牡丹園”として平成13年に整備され 開園しました。
ちなみに、日本三大植木産地は、埼玉県川口市、福岡県久留米市、そしてここ兵庫県宝塚市です。
牡丹のゆかりとして、函館の五稜郭、青森県の長谷ぼたん園、茨城県のつくばぼたん園、奈良県桜井市の長谷寺、など全国13地区より里帰りしていますが、本家より、有名なようです。
牡丹の花の盛りは過ぎていますが、木々に要っては、今も盛んに咲いていました。
動画 宝塚 長谷牡丹園
動画を撮ったところは、牡丹園の外です。
牡丹園は約5000㎡ 100種1400株。
動画を写した牡丹園周辺は、2500㎡800株の牡丹があるそうです。
この牡丹園に隣接して「普光寺」があり、養老年間(717~724年)に法連の開山により創建されたそうです。
ちなみに「普光寺」という名前は全国に多数あります。
本尊は、奈良の長谷寺と同体で、そのため地名が「長谷」となったようです。
ただし、奈良は「はせ」と読み、ここは「ながたに」と呼ばれていますが、はてその理由は、分かりません。
周りは、今は新緑に囲まれ、都会から隔離された静寂な山の中です。
住所は、宝塚市長谷字門畑29
電車では、JR福知山線「武田尾駅」下車、阪急田園バスで約20分のところです。