交流戦での連敗は、今のチーム事情として受け止めなくてはならないようです。
その上で、傾向と対策をしなくてはならないのですが、打つ手があるのでしょうか?
まだ、上との差が余りない内に、そして勝率の5割をキープしておけば、夏以降、勝機があると想うのですが・・・・・
点をとれないことで、投手も失点を恐れて自分の投球が出来なくなり、野手も焦ってしまうということを、和田監督自身分析しています。
エラーは野球にはつきものですが、それを取り返せる力があるかどうか、出来ないのはやはり、力不足というか、弱いということなのです。
昨日の結果・・・先発安藤は、4失点も自責点は 1 これが昨日の試合の全てです。
数字を見ると、セ・リーグで勝率5割以上のチームでは、トラの打率は、0.224で最下位です。
それをパ・リーグで見ると、トラより低い打率のチームはありません。
つまり、数字的には、打率は、トラはどのパ・リーグのチームより劣っているのです。
その分、防御率は、セ・リーグ全体で見るとパ・リーグより良いのですが、日ハムは、パ・リーグでも最も良く2.02、これはトラの2.08よりも若干良いとなっています。
あくまで、数字上のことですが、交流戦の初戦を日本ハムと闘ったのが、トラにとって悪い巡り合わせと言わざるを得ません。
打てないトラに、パ・リーグ一番の防御率の日ハムにあたったのですから・・・・
ここまで、散々投手陣に助けられているので、ここは打撃陣の奮起を願う以外に、打開策はないようです。
その打撃陣の奮起を促すには、やはり打順の変更とか新風を入れ、チームに刺激を与える必要があります。
和田監督は、交流戦では、打順をいじらないようなことを言っていますが、今の状態では、勝機をつかむのは難しいのではないでしょうか?
例えば、3番に浅井とか・・・・ブラゼルを外して、3塁に関本、1塁に新井とか・・・・
DHが使える試合では、DHに桧山とか・・・・少なくとも守備に不安がある金本を・・・・
往年の力が無くなっている金本を、いるだけで存在感があるように言われていますが、結果が出せないのでは、その存在感も無くなってきているのです。
昨年もそうですが、金本に限らず、ベテランの処遇は、難しいものです。
なにも野球だけの話ではありません。 一般社会でも良くあることなのですが・・・・
ファンとは、勝手なもので、無責任な発想ですが、監督だけではなく、チーム選手一丸となって、逆境を克服して欲しいものです。