昨日のフレッシュオールスターで阪神の選手が大活躍をしました。
特に、MVPを獲得した中谷の活躍は見事なものでしたが、なによりもその笑顔が素晴らしかった。
翻って、我がトラの前半戦では、新井良太以外に、このような笑顔を見せたことがありませんでした。
レギュラーと言われる人の苦虫を噛み苦痛に満ちたような顔を見せられていたファンには、この笑顔、元気さが欲しかったのですが・・・・
和田監督は、前半戦を振り返り、話されていますが、少々気になりました。
「藤井の三度の離脱が痛かった。」
「調子の悪い選手をチーム全体でカバー出来なかった。」
「何が起こっても大丈夫なようにキャンプからやってきた」
「投打とも調子の良い選手が見当たらなかった」
「あと1本が出なかった。同じことの繰り返しになった」
最後に巻き返しのためには、の問いに・・・・・
「若いものももちろんだけど、主力全体が数字の上でも低調。ここに回したらというのが見当たらない。
乗ってゆくには、若い力が必要ですし、主力も頑張らないと・・・・
チーム全体としても建てなおさなくてはいけないし、個人としても能力を発揮できるようにしないといけない。
後半戦は、満足出来る試合を一つでも多く見せたい。 我々にも意地がある」
評論家のようなコメントと、反省というより、言い訳のように聞いたのは、僕の偏見でしょうか・・・・・
もっと、後半戦に向けて、大胆な戦略を期待したいのですが、どうやら無理なようです。
今年の前半を見る限り、長年、トラを応援してきたのですが、ここまで気持ちが盛り上がらず、暗い気持ちにさせられるシーズンは珍しいです。
つまり、低調な打線、心配な守備陣、高齢化が進み、光が見当たらず、ぼやきの種はつきません。
そこに、最近は、和田監督の継投ミスや不思議な采配が見られ、明るい話題は皆無です。
この笑顔が、1軍でも見せて欲しいものです。 8回、2打点3塁打を放った中谷
そこで昨日のフレッシュオールスターでの若トラの活躍です。
中谷(19歳)が先制適時打を含む2安打3打点。 歳内投手(19歳)は1回2奪三振無失点。
二神投手(25歳)も1回を2奪三振無失点におさえ、5番に入った伊藤(23歳)も8回には意地の1安打を放ちました。
かれらの活躍を、生かすためにも、後半戦には、丁寧に、そして辛抱強く使って欲しいものです。
腐らさない使用を、首脳陣に望みたいと思います。
ここに、将来に輝くだろう原石があるのです。
その原石を磨き、ダイヤモンドにもするのが、トラの首脳陣なのです。
”投打とも調子の良い選手が見当たらなかった”といった監督は、どこを見ていたのでしょうか?
2軍での成績も今一つだったのは確かで、昨日はタマタマだったのかも知れません。
それなら、彼らが納得のいく、活躍の場を充分に与えたのでしょうか?
中谷は、キャンプでは、将来の4番と位置ずけていたと聞いていました。
なら、そのように教育、育成すべきではないでしょうか・・・・・
他チームには、将来の4番やエースが、辛抱強く使ってもらい、徐々に頭角を現しています。
同じようにとは言いませんが、その選手にあった伸ばし方をして欲しいものです。
今晩のオールスター戦でも、トラの戦士の活躍を願い、今までのうっ憤を晴らして欲しいものです。