あるトラの球団関係者が、まだまだ金本は、集客マシンとして、手放せない。と言っていると報じています。
これは、なにを意味するか?
要は、球団の金もうけには、金本の名前がまだ捨てがたいと言うことです。
今、トラは若返りが出来ていないのが、不振の原因の一つと言われています。
将来のことより、今の金もうけに球団は躍起になって考えているのでしょうか・
勿論、若返りには、ベテランを越えるか又はそれと同等の成績が必要ですが、実際のところ、今の若手にはいません。
しかし、それは、数字的な話で、その原石を磨くように環境を整えてのことなのですが・・・・
さて、イチローが、急遽マリナーズからヤンキースへのトレードが発表されました。
その決断の理由は、報道によれば、「20代前半の選手が多いこのチームの未来に来年以降、僕がいるべきでない、そして僕自身環境を変えて刺激を求めたい、という強い思いが芽生えた」
これを素直に解釈すれば、実績のあるイチローの取り扱いは、若返りを計る球団にとって、難しい存在であり、それが若返りの阻害になることになるので、自ら身を引いたと考えられます。
勿論、彼も、一番負けている球団から、一番勝っている球団に移りたい気持ちがあり、多くの実績の中でワールドチャンピオンがないことを思えば、それを目指したものでもあるのも事実でしょう。
転機というものは、そう多くはないのですが、そこを今の球団環境将来を見据えたと自分の振り方を考えて、決断したものなのでしょうか?
翻って、トラもここ何年間、良いところまでは行くのですが、失速して同じような失敗を繰り返しペナントレースは低迷しています。
つまり、2005年の優勝時から、内容は、大きく変わっていないから同じことの繰り返しなのです。
いわゆるマンネリが、球団も選手も、そしてファンもあるのではないでしょうか?
何時までも、金本や桧山に大きな期待をかけるのは、問題なのです。
イチローが言ったように、「環境を変え、刺激を求めたい」・・・・
これがそっくり、トラに置きかえられるのでは思わざるを得ません。
明日から、厄介なナゴヤDの中日戦です。
オールスターで中日の選手を温存した高木監督は、決して許されるものではありません。
登録抹消の荒木を辞退させず、最後に代打だけに使用し、慣れないセカンドを坂本や鳥谷に守らせました。
最たるのは、岩瀬を1試合も使わず、投げさせませんでした。
辞退すれば、球宴後10試合試合を出場出来ないのを避けるため、自分のチームだけを考える高木監督は非難されるべきです。
ここで、その不条理を思い知らせるためにも、トラは中日に連勝して欲しいものです。