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トラ、後半戦に向けて、誤算を清算出来るか・・・

2012年07月23日 19時54分08秒 | 野球・タイガース

トラには、今年も、今までは期待外れでした。
勝敗もそうですが、その中身が、戦いになっていないようです。

その期待外れには、多くの誤算がありました。
その誤算を誤算として、仕方がないとするか、誤算がなかったようにカバー出来るかが、強いチームか弱いチームの違いなのかも知れません。

前半戦、トラが期待外れに終わったのには、あらゆるマスコミが、誤算が生じた原因を上げています。
その誤算を生んだ原因として・・・・
1、正妻がいなかったこと。
2、高齢化が進み、若手の台頭がなかったこと。
3、投手、野手のキャプテンを決めたまではよかったが、それが機能出来ず、リーダー不在であること。

この誤算の原因となったのは、昨日今日の問題ではなく、2,3年前から言われてきたことです。
そこには、球団の怠慢とおごりがあったのではないでしょうか?

その球団の怠慢の最たるものは、昨年の補強は、監督だけと言ったことで、その監督も、長くタイガースの中でのコーチだけの経験しかなく、なんら先の監督と同じ穴のむじなと言われても仕方がないものです。

おごりは、省エネ人事で済まそうとしたことのツケが回ってきました。
そこで、成績不振で、観客数減少が現実のものとなってきました。

  
   キャンプの頃から再出発を・・・・           藤井の3度の離脱が・・・・・

和田監督はじめ、とりまくコーチ陣は、あの暗黒時代の選手が多いことを思えば、指導者として心もとないと思ったのは、僕だけでしょうか?

その監督も、キャンプでは、やる気満々で例年以上に練習も活気に満ちていたそうです。
そして、投手と野手とさかさまにして練習させたり、ドラ1の伊藤や2年目の中谷(19歳)を将来の4番とし、チームを変える努力が、はっきりと伝わってきたのですが、いざ、シーズンが始まると、いつものトラに戻ってしまいました。

いつもの活気のないベンチ、2003年からおなじみの古い商品が並び、新鮮さに欠け、あのキャンプでの活気や若手が消えてしまっていました。

ここで言う若手とは、30歳近くの中堅ではなく、25歳までの新鮮でがむしゃらな選手を言います。
従って、新井良太(29歳)、筒井(31歳)、浅井(33歳)を若手と言われることもあるのですが、これには違和感を感じます。

   今年入ったルーキーは・・・・・

若手を1軍に上げても、1度だけ、または1度も使わずに2軍に落すとは、どう言うことなのでしょうか?
ベテランを重視するのも良いのですが、それはベテランらしくあってこそで、若手にツケが回ってくるようでは、チームとして機能しなくなっています。
和田監督の英断を期待したいのですが・・・・


あの意欲的だった和田監督の熱意はどこにいったのでしょうか?
ここには、何か特別な力が動き、複雑な事情があるのでしょうか?

ここで、和田監督には、それこそ今年が最後という覚悟をもって、春のキャンプを思いだして、初志貫徹して欲しいものです。

あの不良債権の再生は出来るのでしょうか?
生え抜きの育成はできるのでしょうか?
若い芽を伸ばすことができるのでしょうか?
正妻の座を決めることができるのでしょうか?
リーダーシップを発揮する選手が出て、チームに活気が生まれることができるでしょうか?

あの1990年代の暗黒時代の再来を阻止出来るでしょうか?
暗黒時代と言われた時でも、新庄や亀山、井川など見せる選手がいたのですが、そのような選手も今は見当たりません。

明後日からのレギュラーシーズン再開は、暗黒時代の入口になるか、それとも歓喜に満ちた栄光が待っているか、冷やかに且つ暖かく見守っていきたいと思います。