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トラ、後味の悪いコリジョンルールに完敗・・・

2016年05月12日 11時02分11秒 | 野球・タイガース

巨人との2連戦、初戦が雨で流れ、どちらも連敗で相対する試合ということでも注目が集まった試合だったのですが・・・

試合は、1対3で負けましたが、その内の2点は、今年からの新ルールであるコリジョンルールが適用され、それが重く圧し掛かった試合となりました。
それを跳ね返せるだけの打撃陣の反発心がなかったのも少し残念なきもちです。


コリジョンルールとは・・・(Wikipediaにより)
 1、走者が捕手に強引に体当たりをすることを禁ず。
 2、捕手のブロックを走者の走路を妨害することを禁ず。
 3、送球が逸れるなどやむを得ない事情で捕手が走路内に入る時もなるべく激しい接触を控えること。
   審判団が悪意かつ危険な衝突とみなした場合、当該走者に対して警告や退場を宣言できることとしている。

以上から、今回のルールは適用されるのかどうかなのですが、僕的には、このルールには当てはまらないと思います。
ということは、タイガースサイドで考えた場合ということになるのですが、実際に第三者の判断が欲しいところです。

   また、宿敵が表れたのでしょうか?
     田口の2勝は、すべてトラから。 打撃陣にも責任の一端はあるのでは・・・


問題の3回、2死2塁で脇谷の中前打で、2塁走者の小林誠は一気にホームへ・・・
センターの大和が本塁に好返球し、アウトと判定され、チェンジと思いきや・・・

高橋監督からコリジョンルールでセーフではないかと抗議があり、ビデオ判定の結果、巨人の得点が認められました。
これで捕手の原口に危険行為として警告が与えられました。
タイガースサイドからすれば、原口には少々気毒な沙汰ではないでしょうか・・・

TVのビデオを見る限り、ホームベースは空いており、捕手のどこが危険行為なのか、判断に苦しみます。
このルールは、衝突による危険防止が目的です。

  
  接触したのがミットと走者だけでも、その前に捕手が走路に立っておればそれが
  危険行為になるのだそうです。 激しく抗議する監督、3回の2点が重くなった試合


試合後の審判団の説明では、捕手が、初めから走路に立っていたからということがルール適用と説明しています。
初めからとは・・・捕球体制を保持するために一旦は線上にいたことを指しているのでしょうか?
どこにも、そんなことが書いていません。 拡大解釈しても無理があるように思います。

走者が来る以前には、ホームを開けて、捕球しており、走者と接触は、ミットだけでした。

つまり、すべてが走者に有利になるようになっているようです。

これが、危険行為なら、捕手は、走者をアウトにするには、どこですれば良いのか・・・
野球の醍醐味のクロスプレーはなくなり、ブロックという言葉は死語になるのでしょうか?
プロ野球としては面白みのないものになりそうです。

どちらにしても、ルールがある以上、そのルールの運営基準をもっと明確にすると同時に、なぜこのルールが適用され、危険なのかをその時に説明する義務が権力をもっている審判なら猶更あると思うのですが・・・

今後その様なことが起こらないようにするためにも、本人始めファンにも納得できる説明が必要なのではないでしょうか・・・