5月26日は、ラッキーゾーンの日だそうです。
こんな記念日があるとは、思いもよりませんでしたが、世の中、出来事があればその日が記念日になるようです。
1947年(昭和22年)のこの日、甲子園球場にラッキーゾーンが設置されました。
1932年にベーブルースが来日した時、この球場は広すぎるといったとか・・・
要は、ホームランが多く出るように、外野フェンスのフィールド側に設けられた柵に囲まれた場所のことです。
在りし日のラッキーゾーン
それも1992年(平成4年)に撤去されました。
では、なぜ、このように球場によって大きさが違うのでしょうか・・・
これほど、大きさの違うグラウンド競う競技は、ゴルフ以外思いつきません。
が、考えようによっては、陸上競技でも、その他屋外の競技では、気候や高度など厳密に言えば同じ条件というのは、ないのではないでしょうか・・・
野球の場合、2チームが争うのには、同じ広さのグラウンドで戦うので、この1試合を見る限り同じ条件なのです。
これもラッキーゾーンです。 左はヤフオクのホームランテラス、
右はKスタ宮城の「Eウイング」
野球は、ホームランの数を争うゲームではないので、ある程度の規格に沿えば良いとされているようです。
両翼は320フイート(97.534m)、中堅は、400フイート(121.919m)以上あることが望まれるとされていますが、これを満たしていない球場は、明治神宮球場、横浜スタジアム、そして両翼と中堅に限れば甲子園球場も。
甲子園は、左右中間の膨らみは、一番大きい球場です。
距離だけではなく、形状や広さも野球する上で大きな影響を受けます。
ホームランの出やすい球場だとか、この球場は大きいとか言われますが、実情はどうなのでしょうか?
そこで、次の機会に考えてみたいと思います。