徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

今日は、”処暑”

2005年08月23日 10時16分36秒 | 今日は、何の日
朝晩は、過ごしやすくなってきました。
今日は、24節気の1つの処暑です。
残暑が収まり、秋の気配を感じる頃です。
処暑は、この日から次の24節気の白露(9月7日)までの期間をいいます。

24節気は、
立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、
立冬、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒
の24からなり、さらに詳しく72候があります。

これは、中国では古くは、太陰暦を使用していましたが、これは月の満ち欠けを基本としているため、農業には、不便でそこで考え出されたのが、太陰太陽暦です。
この太陰太陽暦に24節気と72候を居れ、農業の暦として使われていました

太陰太陽暦は、月の満ち欠けで作るため、日にちが合わなくなり、19年に7回の閏月をいれ調整していました。
日本でも、江戸時代はこの太陰太陽暦を使っていました。

太陰太陽暦、24節気、72候の詳しい内容は、下記のアドレスから見て下さい。
http://www3.plala.or.jp/Garten/kyureki/

今日の絵は、我が家で咲いた朝顔です。F6号

鉄道は正確が当たり前!!!-その5-

2005年08月22日 10時13分04秒 | 鉄道は正確が当たり前!!
前回の続きです。
それでは、鉄道を正確に運営出来る環境が鉄道の開通前即ち江戸時代の社会に備わっていました事は、前回に述べました。

その一つに時鐘システムが庶民にも日常から取り入れてあったことです。
ペリーが黒船で来た時、江戸の町の鐘の音に驚いたと言われています。
その鐘の音は、寺院の鐘の音であったり、町々に設置された時の鐘の音であったり、お城からの太鼓の音であったりします。

この時鐘のシステムが、分とか秒の単位ではありませんが、社会が、この鐘等の音で時間感覚を持っていたということは、そう簡単なことではありません。

勿論、イギリス等に於いても教会の鐘によって時刻を知らしていましたが、これは全部の教会ではなく、それも祈りのためで18世紀になってのことでした。

江戸時代では、城門の開閉、登城、休息の時であり、職人や商家でも時刻に応じた生活理論が確立していました。
寝起や店の開閉、門限にも使われ、農村に於いても仕事は1日単位であったにせよ水田からの水引の刻限や庄屋からの集合時刻などを知らされ、日記等にも、季節の移り変わりや村人の誕生日まで時刻が入っていました。

江戸時代での赤穂浪士の討ち入りは、この時刻が浪士の集合に使われて、これで全員の行動が把握出来たればこそ成功したと言っても過言ではありません。

時刻による秩序性や組織性は、近代化の条件です。

勿論、この江戸時代の時鐘システムが、そのまま列車の運行に役立ったものではありませんが、少なくとも時刻に対する行動が身についていたことが、今後のより細かい時刻に対する時間感覚を養ってきたことでしょう

今日の写真は、江戸時代の時刻現代の時刻の比較ですが、当時の庶民は精々1刻(2時間)か小半刻(30分)単位で、1日を24時間に等分するのではなく、季節によって昼夜の時間が異なります。

虎、”3本の矢”方程式で勝つ。

2005年08月21日 22時04分31秒 | 野球・タイガース
安藤が前回の悔しい降板をリベンジし、5回を0封して7勝目をあげた。
後は、FJKで締めくくりました。

1点リードした6回に先発の安藤に代え、代打スペンサーが2点ホームランを放ち、3点とした。

そのまま阪神に流れていくように思われましたが、7回に金本のあたりは、ライトポールを巻くホームラン?が、ファールの判定。
珍しく金本が抗議し、怒りでヘルメットを投げつけました。

判定はひっくり返る訳がなく、この瞬間、流れがアッチに行ってしまわないかと心配しました。

しかし、安藤に代わった藤川が三者三振にし止め、流れを虎に曳き戻しました。
後は、ウイリアムスが、足に当てる不運もあり、1点を献上したが、勝利の方程式通りに久保田が9回を抑え20セーブし、3対1で勝ちました。

6、7回にJFKが居ると言うことは、本当に心強いものです。
TVの解説の上田氏は、この3人を”3本の矢”と称しましたが、全くその通りと思いました。
3本の矢は、1本欠けても(失敗しても)成功しません。
束になってこそ威力が増します。
今日は、中日も勝ったので、ゲーム差は狭まりませんが、ともかく”死のロード”
は、今の所9勝7敗と勝ち越して、残り広島の3連戦を残すのみと成りました。

広島を3タテして、甲子園に戻って欲しいものです。

今日の写真は、8号ツーランのスペンサー選手。

人間が、多いと思う数字は・・・

2005年08月21日 12時42分26秒 | 独り言・社会・ニュース
人間には、瞬時には判断出来ない多いと感じる数字があるそうです。
認知心理学ではこれを「回路容量(チャネル・キャバシチィ)」と呼ばれているもので、具体的には7、70、700がその数字です。

人間の脳は、大体7種類までは容易に分類でき、それ以上になると分類出来にくくなると言う物です。

アメリカの電話番号が7桁であったのも、電話を発明したベルが「記録できる範囲でより大きな桁数」と考えたそうです。今は、7桁どころか10桁もありますが・・・。

ある総研では、この数字を「アイテム・パワー」と呼んで、お客さんが満足と感じる品揃えをする尺度に使っています。

これを組織に当てはめると社員が社長を中心に本当に一体化出来るのは70人が限度と言われています。

そう言われると、プロ野球の球団の支配下選手も70人以下です。(実態は60人以下)この話とは別ですが、野球もラッキーセブンと言って7回が注目されます。
得点も7対8ぐらいが面白い試合と言われています。

聖徳太子は、一度に7人のことを聞き分けられたと言われていますが、と言う数字は、他にも身の回りにも色々ありそうです。

今日の写真は、甲子園球場の定番行事のラッキーセブンの風船上げ。

今日の虎は、”運”が良かった?

2005年08月20日 22時30分59秒 | 野球・タイガース
昨日の大敗を引きずらずに、9対3でヤクルトを下しました。
そして、中日が横浜に負けたので、ゲーム差を4に広げました。

昨日は勿論、今日もJFKを使わずに温存出来たのは大きい。

野球には、試合の”流れ”があります。
”流れ”は、野球だけではなく、時局、政治、それぞれの国(歴史)にも、そして人生にもあります。
この”流れ”をどのように掴むかが、その時その時で良いようにも、悪いようにもなります。

今日の試合は、この”流れ”が3回の裏に起こりました。
ヤクルトが、宮本の内野安打、岩村のセカンドエラー、ラミレスが死球で無死満塁の絶好のチャンスがきました。ここで得点すれば”流れ”は完全にヤクルトに行き、昨日と同様に阪神には、嫌な雰囲気になって、一方的になる所でした。

しかし、次の宮出がセカンドフライ、リブスがショートフライ、城石が、1、2塁間を抜けそうな当たりをシーツが好捕して、ヤクルトが無得点に終わった。

そして4回に桧山の6号で同点に追いつくと、5回に金本の29号満塁ホームランが出て、ヤクルトに流れかかった”流れ”が、阪神に”流れ”が完全にやって来ました。
そのには、杉山投手の好投も見逃せません。

”流れ”は、その時々にあっちに行ったり、こっちに来たりします。
それは、”女神”かも知れません。また”死神”かも知れません。

また”流れ”は、”運”なのかも知れません。
”運”も”実力”のうちと言いますから・・・。


今日の写真は、”流れ”を完全にこっちに持ってきた金本選手の29号グランドスラム。


鉄道は、正確が当たり前!!-その4-

2005年08月20日 09時32分51秒 | 鉄道は正確が当たり前!!
昨日の虎は、徹底的に負けました。これだけ負ければ、案外悔いは残らないでしよう。負け惜しみかなぁ・・・

昨日の続きです。
明治政府は、この”陸蒸気”を明治政府の偉大さの表現手段として、中央集権体制の手段として利用しました。つまり富国強兵や文明開化とうまく結びつけ明治政府のPR戦略として巧妙にした仕立て挙げました。

それでも、一般国民にとっては、鉄道開通前と後では、技術だけではなく、社会の仕組みにも、庶民の生活感覚の上においても、大きなギャップがありました。

特にこれと言う資源もなく、国土も狭く、ヨーロッパ諸国に比べれば庶民の暮らしも楽ではない状態でこのように鉄道技術の向上や関心に深くなったのは、これも、江戸時代にかなりのものが準備されていたことがあります
これが、その違いの2点目です。

又江戸時代に戻りますが、当時から藩校や寺子屋などの教育の場があり、識学率も高く独自の幕藩体制が機能しており、税の徴収などを通じ農村にも庄屋を中心とした自主的な管理能力があり、和算と言う独特の数学の発達や築城等による土木技も高く、高度な市場経済の仕組みあったことなどが、挙げられます。

鉄道を運行する技術は総合的です。

こういう環境が、鉄道以前に日本の社会に備わっていたことが、鉄道技術の普及に役たったに違いありません。

しかし、それだけが、直ちに正確な鉄道の出現するということでは、勿論ありません。

今日の写真は、弁慶号です。

鉄道は、正確が当たり前!!-その3-

2005年08月19日 12時30分01秒 | 鉄道は正確が当たり前!!
先日の続きです。
日本が、なぜ世界に類を見ない鉄道の定刻発着の正確さを追求してきたのかは、その社会、文化、環境等が影響していることを、前回に述べました。

これを述べるのには、徳川幕府の時代に遡らなくては成りません。
日本の地形は、平野部が少なく、山あり、谷あり、川ありで複雑になっており、幕府は、これを天然の要塞として、要所の川には、橋を架けずに徒歩が交通の基本でした。

宿場は、1日の歩ける距離に設置され、日本の都市は人が歩ける間隔で発展して来ました。

明治になり、この交通手段として現われたのが鉄道でした。
日本の場合、徒歩の時代から一気に鉄道の時代に移行して飛躍的な発展をしますが、ヨーロッパ諸国における馬車による流通の時代がありませんでした。

ここが、1つ目の相違点です。
つまり新橋~横浜間でも徒歩や駕籠で1日かかったのが、わずか1時間で結ばれた事が、驚きと好奇心を日本人の心を掴みました。

それでは、なぜこの鉄道に明治政府を揚げての発達につながったのかは、次回に載せます。

今日の写真は、靖国神社に展示してある機関車です。
この機関車は、昭和11年に製造され、戦時中にタイへ移り泰緬鉄道として活躍したC56型31号機関車で、昭和54年にタイ国有鉄道から奉納されたものです。



虎、延長戦の接戦を制す。

2005年08月18日 23時10分30秒 | 野球・タイガース
今日(18日)は、延長戦の末、矢野のサヨナラヒットで6対5で勝ちました

先発の安藤が3回で降板したが、後の桟原、江草が好投し、あとJFKが繋いだ。

しかし、ウイリアムスが8回に同点にされ、延長戦に突入した。

10回の裏に1アウト後、関本のヒットと藤本の四球で1、2塁とし、先発のキャッチャーを浅井に託したが、8回より守備に付いた矢野がライト前に決勝のタイムリーでサヨナラ勝ちした。
中日が巨人に負けたので、ゲーム差が3と広がりました。

これで、ロードを7勝6敗1引き分けと、勝ち越しました。
明日から、神宮でのヤクルト戦、23日から広島と後6試合で、23日に甲子園に巨人を迎えます。

何としてでも、中日の勝ち負けは無視してでも、阪神らしい試合で勝ち越して甲子園に帰って来て欲しいものです。

今日の写真は、サヨナラヒットを打った矢野選手です。

福原、JFKで完封リレー。

2005年08月18日 08時15分15秒 | 野球・タイガース
昨日の虎は、先発福原62/3回を投げ、後はJFKで完封リレーで3対0で勝った。  しかし、中日も勝ちゲーム差は2のままで、しかも朝倉の完投で中継陣や押さえの温存した。

今後、この虎の中継陣の酷使と竜の中継陣の温存の差がどのように出てくるかが、焦点となってくるでしょう。

阪神の先発陣の奮起が期待されますが、7月28日の福原以来先発完投がない現状では、今の先発陣に期待するのは、困難なようです。

ローテーションでは、今日の安藤、明日の下柳、杉山、能見と続くと思いますが、どの投手も完投はおぼつかない状態です。

となれば、FJKや江草、桟原、にも頑張ってもらう他にないが、打線の奮起も必要です。

ともかく、これらの投手の酷使の影響が、今年は勿論来年にも影響が出てくるとは思いますが、優勝のチャンスは、そうないでしょうから、今は、目の前の一戦一戦を確実に取って行って今季の優勝に向けて行って欲しいものです。

今日の写真は、昨日のお立ち台のJFKです。

鉄道は、正確が当たり前!!-その2-

2005年08月17日 12時59分53秒 | 鉄道は正確が当たり前!!
昨日の続きです。
ヨールッパには、日本のように1分以上の遅れは、すべて「遅れ」と数える定時運転率の数字は、ありません。
世界をさらに広く見渡せば、遅れのエピソードには、事欠きません。

ニューヨークのグランドセントラル駅では、次の列車の到着時刻を「何時何分」と表示するのではなく、「Will be」すなわち「そのうちやってくる」と表示しています。
特に途上国では、1時間送れで着くのは良い方で、3時間や4時間はたまた翌日になる場合もあります。
「今日は、珍しく時刻通りに発車したな」と思ったら、それは前日の同じ時刻に発車するはずの列車だったという、嘘のような本当の話もあります。

つまり、世界には、鉄道は「1分違わず」正確に運行して当たり前と思われている社会と「10分や15分」の遅れなら、まあ当たり前と思われている社会と「1時間や2時間」の遅れも当たり前と思わなくてはならない社会もあるのです。

これは、その社会(文化)の違いや住民の環境、鉄道の利用価値感の違いが大きく左右しています。

今日の絵は「稲荷境内」です。F10号