鉄道は正確で当たり前？？

最近、鉄道の遅れがマスコミ等で報道されることが多くなっていますが、世界の水準からすれば信じられない程正確に運行しています。

一列車あたりの遅れは、ＪＲ東日本の数字（１９９９年）で、新幹線が平均０．３分、在来線では、平均１．０分です。

新幹線の９５％と在来線の８７％が定刻に発着しています。
大雪とか大雨等で年によって若干の差がありますが、ここ十数年は、毎年、一列車あたりの遅れは、平均１分以内に収まっているそうです。

ヨーロッパにも同種の数字があります。
イギリスでは、鉄道誌（１９９２年）によると、イギリス、フランス、イタリアも大体９０％まで定時運転率が揚がってきているようです。

これでは、あまり日本と変わらないと思われますが、これには統計の基準に大きな違いがあります。

日本の統計では、1分以上の遅れを「遅れ」として数えられますが、外国取り分けヨーロッパの統計では、１５分以上の遅れを「遅れ」と数えられます。

従って、同じ定時運転率と言っても基準が異なりますので、この数字は比較出来ません。

そもそも統計のとる発想からして大きく違うと言う訳です。
その発想の違いの背景については、後日にお話しましょう。


今日の絵は、三室戸寺の三重塔。Ｆ６号

東京ドームの異変！！！

昨日は、スコアーでは７対３での快勝に見えますが、清原、ローズの抜けた新生巨人は、中々手ごわい感じがしました。
　勿論、格の違いは歴然ですが、矢野、堀田の外野陣、原のフアストも今までの巨人にない、真剣み溢れるプレーには、好感が持てました。

阪神も初回の５点だけでは、あの連夜のサヨナラがあっただけに、追加点が欲しいところを４回先に巨人に２点を取られ、心配でしたが、桟原が良く投げ今季初勝利投手になりました。

最近の東京ドームの観客の半分は、阪神フアンで埋め尽くされています。
今迄では考えられないことでした。ネット裏にも阪神フアンが声援を送っており、いかにフアンの巨人離れが進んでいるかを如実に表しています。

甲子園でも、昔は、巨人フアンが半分以上占め、阪神フアンは小さくなっていましたが、ここ何年かは、３６０度阪神フアンが占め、巨人フアンは、ほんの一握りになってしまっています。

伝統の一戦と言われ久しいですが、この栄枯盛衰は、この後どうなっていくのでしょうか？
”盛者必衰の理をあらわす”です。

巨人も、今までの補強の仕方を変えてくると思いますが、阪神も負けずに、新しい戦力を養っていって欲しいものです。

今日の写真は、甲子園と変わらない応援風景の東京ドーム。

なぬ！！連夜のサヨナラ負け！！

連日とも同点までは、追いつくが、追い越せない打線が不甲斐ない。
まだ、優勝のプレッシャーがあるとも思えないが、何か硬くなっているように見えるのは、なぜでしょうか？

ＪＦＫの登板過多が原因とは、思えませんが、同点では、本来の戦意が盛り上がらないのか？

”援護のない投手は、公認のない郵政反対の自民党の立候補予定者と解く”。
両方とも、意気が揚がらない。

巨人のポスト堀内が取りざたされ、その中に阪神のＣＳ星野氏が挙げられています。
今まで、巨人の監督には、外様はいません。
候補には、星野氏の他に原氏、中畑氏、江川氏の親藩が挙げられていましたが、ここに来て外様云々されるのは、よっぽど次期監督問題が深刻になっている証拠ではないでしょうか。

他球団のこととは言え、阪神として気になりますね。
今日こそは、打線爆発と行きたいものです。


今日の絵は、サフランモドキです。Ｆ６号

明日があるさ・・・・

昨日は、あのＪＡＬの事故から２０年経ち、ＴＶもそのニュースや特番がよく放映されていました。
　坂本　九さん始め２５０人が亡くなられた大惨事でした。
その日の昨日、はたまたＪＡＬが訳の分からない事故を起こしています。
乗客が無事だったが、一つ間違えば大事故になりかねられない。

原因は分かりませんが、経費削減による整備不良であれば、言語道断です。
最近、この手の事故が多発しています。

昨日の虎はさよなら負け。
まぁ九ちゃんでは、ないけれど”明日がある～さ”と行きたいものです。
これで又ＪＦＫの過多登板が言われていますが、今までＪＦＫで１９連勝していることを考えれば、今の虎の勝利には欠かせませんし、１試合負けたからと言って一喜一憂することはありません。

反面、ＪＡＬには”明日があるさ”は決して許せません。直ぐにでも原因解明と事故対策を講じて欲しいものです。
今日の絵は、薔薇の花、Ｆ６号。

金本、連続１０００試合出場の祝砲、２５、２６号

虎、逆転で快勝した。
２点リードされた４回に２５号、７回に中押しとなる２６号を打ち、金本選手自ら１０００試合連続出場の記念となるホームランの祝砲を放った。

圧巻は、３対１でリードされた４回、赤星、シーツのヒットで１、２塁で金本がタイムリーヒット、今岡がボール球をレフト前に落とし２点タイムリー、藤本が三遊間のタイムリーで４点取り、宿敵、川上憲伸を打ち負かした。
後は、７回からＪＦＫで勝利の方程式通りで８対４で快勝した。
ＪＦＫってなに？ＪＦＫ（ジョン・Ｆ・ケネデー）ではありません。
昨日は、ＦＪＫでした。
つまりＪは、ジェフ・ウイリアムスで、Ｆは藤川、Ｋは、もう分かりますね。
そうです。久保田のことなんです。
最近、スポーツ新聞等でこのように書かれています。

ともかく最初の天王山は、虎の２勝１敗で終わりましたが、一昨日の事は、忘れましょう。
最初があれば、２次３次の天王山があります。が今日のように最後に笑うのは、虎
と往きたいものです。

今日の写真は、７回川上から２６号ホームランを放つ金本選手。

阪神、首位を死守。

今日（１０日）の岡田阪神は、早目早目の継投で５対３で勝ちました。

昨日の継投失敗の轍を踏むことなく８月４日以来温存していた藤川、ウイリアムス、久保田を繰り出し所謂勝ちパターンに持ち込みました。
福原は、後半初の勝ち星で６勝目。

昨日の嫌なムードを一蹴したのは、金本の先制パンチの２４号スリーランホームランでした。
でも、昨日の事があるので、最後まで目が離せませんでした。

野球は、先行の場合は、２７のアウトを取らなくては、勝てません。
なにが起こるのか分からないのが、野球です。

でも４回と８回の２回とも無死満塁で１点も取れなかった打撃陣は、心配です。

崖っぷちに立たされ、今日負ければ首位転落となるところを免れましたが、まだまだ油断は禁物です。　まだ４２試合も残っています。

しかし、中日は、阪神より４試合も残り試合を多く残しており、引き分けが阪神が３試合も多いのは、今後の戦況に影響されることは、間違いがありません。

今日の写真は、７回ツーアウトから２塁打を打ち、矢野のヒットで貴重な追加点のホームを踏んだ今岡選手。

あ、あぁ、ミス、ミス、エラーの競演

昨日の阪神は、本当に惨めで、情けない負け方をしたものです。

首位攻防と呼ぶには、余りにも緊張感のない、ダラケタ試合だった。

昨日の試合は、本当に、本当に大事な、大事な試合だったのに・・・・
ナイン始め、岡田監督は、この大事な試合をどう考えたのでしょう？

中日のエラーとシーツの２本のホームランで５回の表を終わって７対１の楽勝ペースでした。
先発井川の自らのエラーもからみながらも、ツーアウトを取ってアレックスのスリーランで７対６まで追い上げられた。
ここで、岡田監督は、温情と勝負の見極めが甘く、継投させてしまったのも、監督のミスだった。
試合後の監督の言葉に”同点まで投げさせるつもりだった”と言っていたが、その後打たれ続け、鳥谷のエラーや変わった橋本の暴投で３点を加えこの回９失点。　余りにも大きな判断ミスで傷口を広げてしまった。

井川の勝利を優先したとしか思われない継投だった。　と言うのも過去（４月２８日）に同じように続投して、８対９で逆転負けたのを思い出せば、ここで変えるべきと思っていた矢先の乱調でした。その４月２８日以降５連敗した悪夢を呼び起こしました。

ここで気持ちを切り替えて、今日明日の連勝あるのみです。

”衆議院が解散”何解散？

昨日、衆議院が、郵政民営化が参議院で否決を受けて、衆議院が解散されました。

国民に分かりにくいのは、衆議院で可決しているのだから、衆議院の解散というのは、チョット理解に苦しみますが、本来なら内閣総辞職すべきでしょう。

小泉さんは、「郵政民営化解散」と名づけていますが、解散には、何々解散というのがあります。
古くは「バカヤロー解散」、前回は「マニフェスト解散」は有名ですが、今回の解散にも、色々と名づけられています。

報道等では、「だだっこ解散」「イジイジ解散」「変人解散」等言われています。
「小泉メンツ解散」「独りよがり解散」「自民分裂解散」
どんな名前で呼ばれるかは別にして、今回の解散は、一応日本の歴史に残ることは、間違いなさそうです。　

今日の絵は、７月２３日のひまわりにチョット手を加えたひまわりです。　Ｆ６号

旅行記ーその５－

昨日の阪神は、一昨日に点を取り過ぎたのか？１対４で負けました。チョット昨日に回せば良かったのにとため息が出ます。中日が勝ってゲーム差も１．５と追い詰められています。明日からは、本当に天王山です。今岡の体調不良も心配です。

さて、昨日の続きです。
新宿から都営新宿線で九段下で下車して靖国神社へ。
話題になっていますので、どんな神社なのか見学に行きました。

駅から徒歩５分くらいに大きな鳥居があり、参道も広くその中ほどに、大村益次郎の銅像が建っています。　
大村益次郎は、近代陸軍の創設者で、戊辰戦争で亡くなった方を祀るために、この靖国神社の創建に尽くされたそうです。　西洋式銅像としても最初に明治２６年に建てられました。

この銅像を見て行くと第２鳥居があり、テレビ等の報道では、この場所から参詣する人が車から降りていく場面をしばしば見かけます。

第２鳥居を抜けると神門があり、その奥に拝殿、本殿が並んでいます。

神門を抜け右に行くと、軍犬、軍馬、鳩の慰霊像が並んでいます。
そしてその奥には、なぜか相撲場があります。

軍犬の右には、母の像があり、又その奥に近代的な建物の遊就館（ゆつかん）があります。　
この遊就館には、数多くの史資料が展示されています。冷房がよくきいて、暑い中を歩いてきたので、ホッとしました。

ここには、あの０戦戦闘機、大砲、そしてなぜか機関車も。
そのほか戊辰戦争、日清、日露、大東亜戦争（この呼び方が靖国神社らしいです）
そのほか、戦時品、遺品等数おおくの展示は、歴史を語り継ぐものとしてか、回顧に浸るのか、はたまたこれらを誇示しているのかは、その見る人によって違うのでしょう。

そして、ここにも以外にも外人が多いことです。特に中国人（台湾人かも）韓国人等がいることです。　
それも親子ずれで、親が子供に色々と展示品を指差し説明していました。

日本人でも若いカップルもいました。勿論もと軍人らしき人もグループで来ていました。

国際的に話題になっている原因とは、只Ａ級戦犯者を祀っているだけなのでしょうか？　二度と過ちはしないと誓い合った日本人が、忘れない資料として飾っているものを見ることによって、お参りする事によって、不戦の誓いを新たにして行きたいと思うものとしてこの靖国神社があるものと思いたいです。

近隣諸国が、なぜ首相の参拝を反対するのか、よく考えなくてはならないと思いました。
今日の写真は、靖国神社の境内に建つ大村益次郎の銅像です。

旅行記ーその４－

昨晩、テレビを消すと虫の音色が聞こえてきました。何時から泣き出したのか、定かではありませんが・・・・。
今日は、暦の上では、秋、立秋です。

都電荒川線を大塚で降りて、山手線で原宿へ。　原宿駅をおりて右に行けば山手線を跨ぐ橋の先は、明治神宮。左に行けば表参道、竹下通りに行きます。
降りた乗客の殆どは、左に流れていきます。若者、アベックが多いです。
右に行く人は、ホンわずか。

橋を渡ると大きな鳥居が見えます。明治神宮の入り口です。
そこを抜けると、大都会の中とは思えぬ静寂とシーンとした中での木々のささやきが・・・・武蔵野を彷彿させるうっそうとした森林、その影を歩くと今までの暑さがスーと引けていきます。

人もまばらですが、その少ない中で外人が多く、日本人は、初詣には多くお参りするのでしょう。

森の中の本殿を参り、反対側の西参道から西門を出て。小田急線の参宮橋駅に向かいました。　
地図では、３００ｍ程の距離ですので、歩いてすぐと思っていましたが、門を出るとすぐ高速の入り口があり、歩道の柵が、行く手を阻んでいます。

駅には、大回りの迂回して、結局１５分ほど歩き駅に到着。
明治神宮の静かさと涼しさとは、対照的に暑さと喧騒に参りました。