徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

7月7日は、七夕以外にも色々あります。

2009年07月07日 14時58分30秒 | 今日は、何の日

中国から織姫・牽牛の伝説が伝わる前は、旧暦の7月15日の夜に戻ってくる祖先の霊の着せる衣装を機織りして棚に置いておくという習慣があり、棚の機(はた)で織った衣装を備えることから「棚機」(たなはた)と言われていました。

そこに中国からの伝説が結び付けられ、天の川を隔てた織姫(こと座のペガ)と彦星(牽牛星、わし座のアルタイル)が年に一度の逢瀬が許される日と言われ「棚機(たなはた)」が「七夕(たなばた)」なり、7月7日の節句の行事となったと言われ、本来は先祖崇拝の日だったのですが、今は星祭りの色合いが強いようです。

今日は「小暑」で二十四節気の一つで、この日から本格的な暑さとなります。

   
  3月のニュージーランド旅行の思い出を描きました。 どちらもF8号

その他に、7月7日は、色々な記念日などがあります。

川の日・・・・7月は「河川愛護月間」だそうです。
カルピスの日・・・・1919年(大正8年)に初めてカルピス(当時はラクトーと言われていました)が発売したことによります。
ギフトの日・・・・1987年(昭和62年)、全日本ギフト用品協会が、社団法人化されたことを記念して制定されました。こんな協会ってあったのか?
香りの日・・・・全国化粧品小売協同組合連合会が七夕にちなんで化粧品の販売促進のために提唱されました。

他に、「乾めんの日」「たけのこの日」「冷やし中華の日」「ポニーテールの日」「ゆかたの日」「サマーバレンタインデー」「ラブ・スターズ・デー」「スリーセブンデー」等々

どれも七夕にちなんだものが多くあるのですが、「なんで・・・・」と思われるものもあるのですが、最終的には商売に繋がるものが多いようです。


梅田界隈の歴史と変貌ーその3-

2009年07月06日 10時26分49秒 | 変貌する街、過去・現在・未来

このシリーズの1回目は、JR大阪駅と梅田駅の地名戦争(6月5日掲載)、第2回目は、梅田の百貨店戦争(6月10日)について書きました。
今回は、梅田の影とも言うべき”梅田村事件”について書いてみます。

今でこそ、大阪駅前は、大阪最大のターミナルとして栄え発展していますが、終戦後には、この梅田の街にも暗い影があったのです。

JR大阪駅の南側には、少し古臭い感じのする4つのビルがあります。
これらのビルを「大阪駅前ビル」と呼んでいます。
ここは、当時の大阪市開発局の計画で1970~1981年までの間「ダイヤモンド地区」と呼ばれる広大な再開発エリアに建設されたビルなのです。

       
  昭和30年頃の大阪駅前(バラックが多くあります) 
右は現在の大阪駅前ビル

特に第3ビルは34階建てで高さ142mで1986年までは大阪一の高層ビルでした。
事件は、この再開発事業を起こす前の出来事なのです。

つまり、再開発事業が始まる前は、この場所にあったものは、終戦後からの闇市の時代からの不法占拠のバラックだったのです。

不法占拠しているのは、いわゆる三国人と呼ばれる人で、大阪市の行政は、何食わぬ顔で人の土地に居座る彼らに多額の立ち退き料を血税から支払い、これらのビルを建設したのです。

          
         「大阪駅前ビル」の配置図 上がJR大阪駅。

そのビルは、現在は、パチンコ屋やサラ金業者がはびこり、その同じビルに、地方公共団体の事務所や公共施設が同居している現実、そして空室が多い現実は、憤慨と同時に滑稽でさえあるようです。

しかし、その中で例外があるのです。
無法地帯の不法占拠を力で押し通した人物がいました。
かっての「丸ビル」のオーナーだった吉本晴彦氏で、間違えそうですが、あの吉本興業とは関係はありません。

この地の大地主であった吉本氏は、一向に立ち退かない不法占拠された土地に業を煮やして、ブルドーザーで強制的にバラックを破壊、撤去させました。
裁判沙汰になったのですが、最終的には吉本氏が勝訴し、逆転無罪を勝ち取ったという一連の出来事を「梅田村事件」と称しているのです。

もちろん、暴力団も絡んでいたようですが、「力には力を」で、自分の財産を取り戻し、世間の人々は、拍手喝采をしたとか・・・・

 その吉本氏は「ドケチ社長」としても有名で、自ら「大日本ドケチ教」の教祖と呼んでいたとか・・・・・


とら、幸運な勝ちを拾う

2009年07月05日 21時37分05秒 | 野球・タイガース

1番に入ったバルディリスが、先頭打者ホームランで先制したこと自体が幸運と言わざるを得ません。
昨日までの平野をベンチに置き、バルディリスを1番に据えた監督のヒットなのでしょう。

  
    先頭打者ホームランのバルディリスの1号 と 幸運な川島のエラー

4回には、金本の痛烈な2ベースを元に、続くブラゼルのセカンドへの当たりは幸運にも大きく跳ねて1,3塁とすると、久しぶりの先発出場の桜井がレフト前に落してまず1点追加。
鳥谷、四球のあと狩野のショートへの当たりは、ショートの川島がランナーに気を取られたのか、後ろに逸らして、2者生還して、この回3点。
いずれも、幸運さが手伝ったものですが、さて、幸運も実力のうちと言いたいところなのですが・・・・・

この4点を、久保が6回まで1点に押えて、アッチソン、江草と継投して、最後は、今回も藤川が3者三振に仕留めて、ゲームセット。

  
  
 試合終了・・・・今日のヒーローインタビューは久保とバルデリス

7安打で4得点と、最近のトラにしては上出来と言いたいのですが・・・・
打撃陣の中でも、新井が結果を出せません。
また、昨日に続いてブラゼルの選球眼の悪さが影響しているのか、悪球打ちが目立ちます。

今後、借金の返済には、中軸の打棒が、安定で尚且つ豪快さが欲しいのですが・・・・贅沢かな・・・・・


とら、ブラ不発で、撃沈。 三連勝ならず・・・・

2009年07月04日 22時13分55秒 | 旅行・観光

今のトラの状態では、勝ったり負けたりしているようでは、借金が返せません。
当然、分かっていることなのですが、勝負は相手があることとは言え、勝てる雰囲気とかパターンとかが、今季のトラにないのが残念です。

負ける時は、いつもの悪いパターンがあります。
ピッチャーは四球を出して自滅して、打者は、ランナーを置いて、凡打し果てはゲッツーを喫して、守っては、失点にからむエラーが付きまとい、勝機を逸しているのです。

 
  若干二十歳の由規に押えられ、勝利投手を献上・・・・(訂正、19歳7か月でした)

今日も、折角、1回に先取点を挙げても、2回には、先頭打者に四球を与えてすぐに逆転されています。
その裏の攻撃では、ヒットでランナーが出ても、すぐにゲッツー。
これでは、試合の勝機は、どんどん遠ざかってしまいます。
それでも、反発力があれば、良いのですが、今のトラにはありません。

唯一、その反発力があるブラゼルが打てなくては、勝負にならないようでは、情けない限りです。
今日の3得点は、ツーランを含め全部金本が挙げています。

  
   6回、14号2ランの金本の打撃ホームを前と後からご覧あれ・・・・

昨日の、あの快進撃はどうしたのでしょうか?
それにしても、今日、ブラゼルにチャンスが回ってくるのですが、ことごとく凡打か三振でした。
毎日、打てるわけがありませんので、いつもブラゼルではなく、日替わりのヒーローが出るようなチーム状態になって欲しいと願っています。


とら、久しぶりにゆっくり見れました

2009年07月03日 21時57分49秒 | 野球・タイガース

2回、四球の金本を置いて、今日もブラゼルの7号2ランが飛び出し、先制します。
いつもなら、この2点どまりで終わるのですが、今日はちょっと違いました。

6番の葛城、鳥谷の連続2ベースでまず3点目、平野のヒットで1,3塁とし、関本のフアストゴロをエラーして、4点目が入り、久しぶりに早い回での得点で喜んでいたのですが、今日は、雨という敵があり、油断が出来ない状態でした。

  
  
 今日も、ブラゼルにいいところを持っていかれたのです。

午後4時頃から降りだした雨で試合開始が9分遅れとなりましたが、雨足はなかなかおさまりません。
5回まで、持つかどうか少々心配をしていたのですが、4、5回と1点づつ加点して6点差となり、後は安藤頼みでした。

その5回ごろには、雨も小ぶりとなり、後はゆっくり、余裕をもって見ることが出来ました。

   
  左から、調子が上がってきた鳥谷、久し振り先発の平野と葛城の各2ベース。 

それにしても、今日のヒーローもブラゼルでしたが、昨日との違いは、周りも良く打ったことでしょう。
2回以外の得点は、2連打で入れたものですが、2ベースが多かったのが得点に繋がったもので、打線のつながりということを考えれば、まだ十分とは言えないようです。 少々贅沢なのでしょうが、ベンチが湧きたてるような場面が欲しいものです。

赤星が首痛でスタメンをはずれましたが、平野がその代りを十分補い、6番の葛城の活躍も見逃せません。

6番に誰を持ってくるのか難しいところですが、当面は葛城、林、桜井の3人の調子をみて使ってゆくしか仕方がないのでしょう。

先発野手でノーヒットは、新井一人でした。
新井の調子が中々上がりませんが、少し休ませるのも、どうでしょうか?

最終回に久しぶりに杉山を見ました。 人相が変わっていましたが、今後の意気込みと信じたいものです。

 


とら、3連敗は辛うじて免れる・・・

2009年07月02日 22時16分45秒 | 野球・タイガース

昨夜は、ドラゴンのブラ(ンコ)が勝負を決めたのですが、今夜は、トラのブラ(ゼル)が勝負を決めました。

  
 3打点のブラゼルがヒーロー 彼がいなかったら、トラはどうなっていたのか?

これで、なんとか3連敗を免れたのですが、内容は相変わらず酷いものです。
12安打で4得点、3本のヒットを打たないと1点が取れない計算となり、効率が非常に悪いのです。
昨夜は9安打して、鳥谷のソロホームランの1点のみだったようです。
昨夜は、所用があって、試合を見ていないので、詳細は分かりませんが、数字で判断すると、攻めながら、決定打を欠いたのではないでしょうか?

この決定打不足、タイムリー欠乏症の症状は何も今に始まったことではありませんが、今年は特にひどいようです。

この現象は、打順の組み替えとか、適任者の代打が出せるか、とかが微妙に影響することを考えれば、やはり采配が問題ということです。
代打の人などは、ここで俺だなぁ と準備するそうですが、それが外れるとテンションが狂い、モチベーションが低下するようです。

  
   先発の岩田         ブラゼル、 7回、追い上げの6号ソロ

たかが代打では、ないのです。
今日も、桧山や桜井は、その準備が出来て打席に立ったのでしょうか?

下柳が登録抹消されましたが、思い切って若手の起用でピッチャーのローテーションを大胆に変更して欲しいものです。
もっとも、少し、首脳陣の動くのが遅いように思うのですが・・・・


初めて、能を鑑賞してきました

2009年07月02日 11時29分19秒 | 日本人のDNA

昨日から7月に入り、梅雨も本格的になってきました。
友達から、能楽堂の切符を頂いたので、行ってきました。
もちろん、能については、全く分かりません。
そして、能が世界無形遺産であることも知りませんでした。

能とは、自分なりに、映画やTVで見る範囲での想像では、言っている言葉が分からず、ましてや、あのゆっくりとした動作には、イライラするだけで、退屈極まりないものであろうと思っていました。

      
  能楽堂内は、撮影禁止ですので、能舞台の写真は、能楽堂のHPから。

以前から、大阪上町筋の難波宮跡の南に能楽堂があるのは、知っていたのですが、見に来るとは、今まで考えもしませんでした。
ということで、恐る恐る、でも興味深々な思いで、受付を通りました。

番組を見ると、舞囃子、狂言、仕舞、そして能の4部作で、能は”恋重荷”と題していました。
舞囃子とか仕舞などの違いも分からなかったのですが、番組が進行するにつれて、ぼんやりと分かってきました。
言葉は分からなくとも、ストーリーさえ知っておれば、楽しみ方があるようです。
その動作の意味を考えたり、小鼓、大鼓、笛などの楽器を聞いていると、能としての雰囲気が、気持ち的に盛り上がってくるのは、やはり日本人のDNAからなのでしょうか
特に、鼓の音は、場面を盛り上げ、舞台を引き締めるのに、実に効果的でした。(と、分かったつもりですが・・・)

能は、演劇で、1300年代に出来たミュージカルなのだそうです。
(以下、大槻能楽堂のHPから抜粋しました)
世界で最古のミュージカルで、歌、踊り、音楽・・・そして物語があります。
能は難しいけれども、単純な物語ですが、奥が深いのです。
いつの世界でも永遠に変わらないテーマがあり、それは、神仏への信仰、戦いのはかなさ、乙女の恋心、女性の嫉妬、親子の愛情、妖怪退治などなど・・・

鎌倉時代の「田楽」をベースとして歌曲や曲舞などが加わりストーリー性のあるものが徐々に構成されていったものが「能」なのだそうです。

700年の歴史ある日本古来の芸能を、今後も継承してゆかなくてはならないと思いますが、将来的に心配な要素もあります。
でも、僕も、当初の不安も吹っ飛んだとは云え、時間的には、あまり長いのは、無理なようです