【共稼ぎで子供三人育てよう!】
ジムに行くと、元職場上司とロッカージムで出会い頭「野田さんがくる!」とうので「...(野田?)」
「14時15分に街頭演説するぞ」というので「あぁっ~、野田総理?!」と大きな声をだしてしまった。そう
なんだ総選挙か田島一成の応援演説かと、水泳とサウナ軽くこなし上がると、二階の受付出口で黒山の人だ
かりだ。「野田はきらいやけどね」とつぶやきながら乗り出すと、暫くしすると野田首相が演説し始めると
デジカメを切る音や大歓声が起きる。そうやね、総理大臣だものでと、オバマ大統領と比較していたが、途
中で切り上げて帰てきたが、夕食中テレビを見ていると公明党の山口党首が「見てください、この党の乱立
をぶりを!どれもこれも民主党の“身から出た錆”ですよ!」とアジっていたが、こういう言い方もあるん
だと思わず大笑いしてしまった。しかしわかりやすいキャッチフレーズは自民党の「取り戻す!」や「後戻
りしていいんですか?!」もあるが、未来の党の「ダブル・インカム、スリーキッズ」(共稼ぎで子供三人
を育てよう!)はカタカナの難はあるもののわかりやすくていいなと思った。泣いても笑っても、日曜には
決着する。
図表 6 歳未満児のいる夫婦の夫の1日当たりの家事・育児時間(国際比較)
【国政選挙の論点 その6】
ところで、沖縄基地問題でこのブログでも「縄捨ててまじ」と詠った記憶があるが、あの当時「メガフロー
ト代替案」を提案したが、その経緯を調べてみて、腑に落とすことがあり再考、再提案する。
もともと、この方式のメガフロートシステムを考案するしたのは、普天間基地代替施設移設問題では移設先
としてメガフロートで造るべきだとの意見が何度も提案され、一部は埋立案や浮体桟橋(QIP)案などと公
式の比較検討を実施している。ジェームズ・アワー元米国防総省日本部長のように「仮にメガフロート施設
を造れば、普天間基地、那覇軍港、キャンプ・キンザー(牧港補給地区)の移設も可能だ」と言った高官の
支持も見られる。また曳航・或いは自力航行などにより移動可能な浮体を建造することによって軍事上のメ
リットを重視する見方がある。このような発想はメガフロートと言う日本流の呼称はなされずMOB(Mobile
Offshore Base)と呼ばれており、米軍によって要素研究が続けられている。シー・ベーシング構想などで海上
事前集積船隊に導入を検討する動きもある。軍事用途特有の問題点は攻撃に対する耐久性にある。滑走路に
爆弾、ミサイル等の直撃を受けた場合、埋立を含む地上施設では埋め戻しと再舗装を行えば短期間で発着能
力は回復できるが、基本的に鋼構造物であるメガフロートの場合はその保証は無く、MOB以外は被害を受け
たモジュールの船渠への移動も困難性がある。このため、被害を出さないように戦闘機や対空火器による厳
重な護衛の必要性が増す上、海中からの攻撃によるリスクも抱え込むことになる(「辺野古沖ポンツーン式
メガフロート案、週刊オブイェクト、2010.5.2 )。
辺野古移設の日米合意を覆し移転先を再検討することとなった鳩山由紀夫内閣においても2010年4月にポン
ツーン方式を前提としたメガフロート案が政府内で再浮上したが、キャンプ・シュワブ沖は波が荒く同方式
では防波堤が必要で、費用も1兆円以上かかる見通しとなり見送られていた。しかしながら、1兆円という
のはいかにも巨額だ。例えば、カタパルト装備式滑走路を500メートル(幅50メートル)とすればAFRAMAX
級石油タンカー二艘分で付帯設備を入れ四艘分(長さ500m×幅90m×深さ20m)として、上図を参考にすれば、
およそ185億円程度だ。このページの「自律型メガフロートシステム」として改良開発する費用係数を3倍と
して557億円いや10倍で1,850億円、百倍で18,500億円だから、1/2/以下の費用で実現できるはずだ。
※超概算見積金額であくまでも参考。
【自律型浮体空港システムの再考】
こんなことは良くあることだ。バブル前の米国領事館を大阪梅新への移転企画した実弟の顛末談を直接聞い
ていから、日米の政商(フィクサー:黒幕)が絡むと予算見積額が数倍に跳ね上がる。根回し代という調整
費用はある程度必要だが、これを防ぐには透明化しかないが両国ともそういった勢力の排除は出来ていない
のが実情だが、1兆円の見積金額は為にする議論ではなかろうか、そして、担当した政治家もその内容を一
括俯瞰する力がなかったのではと考え、次のように再考してみた(詳しくは『神風研究室』 参考資料 Code
20121215_01 参照)。
システムの基本骨子を記載する前に、本案の政治的位置付けについて補足しておく、メガソーラ案を考えた
のは(1)基地負荷の分散型の基本モデルとする(2)予算・工期はできるだけ安く・早くを基本とするが、
もうこれ以上沖縄の住民に負担を強いることはないことをモデル提案することで宣言する。(4)浮体空港
(空母)は簡単に分離接合できる上、自力移動、牽引移動できる(5)空港以外にも海洋資源採掘浮体プラ
ットフォーム、海上防災拠点など多目的利用転用を可能とする。
目 的:沖縄の米軍軍事基地のリスク負担を逓減する(ロードマップとゴールの設定)。
滑走路:カタパルト装備式滑走路を500メートル(幅50メートル)1本方式:双胴船合体型自律姿勢制御式
浮体空港ロボットシステム(双胴式でなく石油タンカーの改造を考慮し単胴式も可)
外 形:AFRAMAX級石油タンカー二艘分で付帯設備を入れ四艘分相当:長さ500m×幅90m×深さ(高さ)20m
重 量:60万トン以下
システム設置概算見積金額:五千億円以下
※動力・電源:重油及び水素内燃機関、再生可能エネルギー(甲板はすべて外装透明樹脂保護太陽光パネル
敷設、潮力・波力・風力・温度差を利用)
特 徴(課題克服):
1.安 価:浮体を既存石油タンカーを改造し工期短縮と廉価を達成。(1)先ず1艘を改造し、繋留予
定場所ドックで改造(2)これを完成後生産基地母艦として繋留(3)残り三艘は現地と繋留
予定の最寄り海岸都市から物資運送し改造→地元に還元
2.ロボット化:GPSや諸センサを使い自動姿勢制御→上下制御は各胴(Hull)セクションへ海水を自動給排
水(2)水平定点制御は船体推進装置(スクリュー・海水ジェット噴射推進)で修正・滑走路
口方向の変更
3.自衛防御機構:(1).海上防御は高性能レーダー(イージス艦並)、自律型無人飛行定点全方位監視ロボッ
トの複数配置(燃料も自動補給)(2)海中防御は、パッシブ及びアクティブ型全方位スキャニン
グソナーレーダーと自律型無人潜行定点全方位監視ロボットの複数配置
4.ソフトエネルギー技術の搭載:(1)甲板は特殊透明保護層被覆ソーラパネル全面敷設し、電解膜による
海水の自動淡水化、電解水素の燃料利用(2)その他洋上風力、潮力、波力、温度差発電で電
解水素を発生させ燃料電池や直燃エネルギーや電気防食などとして利用(3)同時に廃船時の
リサイクル設計仕様とする。
※ ミサイル航空機による攻撃に対する迎撃機能は、待機艦隊及び地上施設が行うことを原則とする。また、
魚雷及び潜水艦による迎撃機能も同様とする。
※ 高性能レーダーも定点繋留であれば、最寄りの地上施設で代用させることも選択肢とある。
※ 定点監視ロボットは静止だけでなくの守備範囲の機動巡回も可能。
※ 太陽電池は、シリコン系より化合物系の方が太陽光の反射がなく好ましい。
以上を踏まえ沖縄の基地負担の逓減をこの未来型実行計画の提案として宣言する。
この案は技術主義的な傾向にあるのかもしれないが、ここに流れている理念は平和機会主義であっても、提
案することで見えてくる道筋がわかりやすく表現できていると思っている。つまり、基地負担の軽減であり、
負担の分散化であり、専守防衛(墨子主義)の国家自立への道筋となるものであると。1兆円という数字を
はじき出しす背景を粉砕することになるだろうと。米国の手を借りなくても、侵略者を一撃にのもとに粉砕
するための知の錬金術書といえる「専守防衛主義入門」の原典となるものだろうと誇大妄想であろうがなか
ろがそう願いつつ記載した。