極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ブラッドオレンジ受粉祭

2012年12月29日 | 創作料理

 


 

花が咲いた、花が咲いた、真っ白な花が。さびしかった、僕の部屋に真っ白な花が咲いた。と歌
っている
ばいいですか?!(大掃除は明日だ)。ブラッドオレンジの花と花芽がふつふつと成長
している。そんなことで、今日は朝から「ブラッドオレンジ受粉祭」を祝うことに。

 

  祈り-涙の軌道

そんな風に喜んでいると、北海道からビックなニュースと遭遇。ネットでこれまた下調べ。時代
はバルクから量子ドットに確実に移行しているようだ。万歳!万歳!万歳!(馬鹿みたいだね)。
それでもって、母親を見舞いに彼女と外出、その足で、父親の墓と田中豊一氏の墓を参いって帰
ってきて、年越し「ジムトレーニング」に出かけるが、室内プールサイドで元職場のジム(違う
ってか、事務だ、ジムだ)、事務員の旧姓長谷川さんと再会、それはどうでもいいか、受付け係
員に挨拶をして(これもどうでもいいか)帰宅し、作業に取りかかる。

【究極の太陽電池 北大グループ】 

北海道大学の石橋晃教授らは太陽電池のエネルギー変換効率を高める技術を開発。理論上は85%
まで上がる見通だ。ふつうの太陽電池では40%台にするのも難いい。種類が違う半導体の材料を
幾つも使い、太陽光の大半を電気に変える。今は原理を確かめた段階で、早期の実用化を目指す。
光が進む方向に複数の半導体の薄膜を順に並べ、紫外光、可視光、赤外光の順に吸収する。実験
では3種類を並べて原理を確かめたという。光は薄膜の表面ではなく、断面から入り込む。光が
当たる面積を増やすため、薄膜をロールの形に巻き、ロールの断面に光を当てて薄膜内部に光を
通す構造を考案。これまでも半導体の微小な粒子「量子ドット」で寸法の違う粒子を順に積み重
ねて変換効率を高める研究はあったが、新方式は半導体の材料を探すのが大変だが、量子ドッ卜
を使うより作りやすいとのこと。
 
 
北海道大学の石橋晃教授を中心とした研究は、当初有機薄膜太陽電池をロール状に巻きし、輪切
り切断し太陽光を導光し百パーセント近く光子を電子に変換するもので、わたし(たち)も同じ
ようなアプローチをしていたこともあり、よく似た新規考案が提案されている。特に真空プロセ
スのロール・ツーロール方式での製造装置の開発研究を行っていた。しかしながら理論上は上図
のように理想的な変換効率をえることはできるものの、プロセス、材料、構造における制御因子
についてはブラックボックス状態にあり、基礎研究の必要性も痛感していた。それだけでなく、
量子ドットを変換層規則正しく配置し挟み込んナノワイヤなどで引き出すという新規考案がこの
ほど提案されているのだ。シリコン系などの固体素子を扱うことは高圧電流に対する信頼性など
点で有利に働くと考えら
れる。当面は昨日のPID対策などのストレス耐性などを考慮に入れる
と現実的だと考えられる。
 
 
 
簡単に説明するのは難しいけれど、新規考案の説明図に従うと、次のようになる。導電体層と誘
電体層との周期構造体の第1の薄片の一導電体層のエッジ上に複数のナノ要素を導入し
た後、こ
の面に対し、導電体層と誘電体層との周期構造体の第2の薄片の一方の面を、第1の薄片の導

体層と第2の薄片の導電体層とが互いに交差するように、平行に保って接近させ、第1の薄片の
導電
体層17と第2の薄片の導電体層17との間に電圧を印加することで発生する電場により、
交差部で互い
に対向する第1の薄片の導電体層17のエッジと第2の薄片の導電体層17のエッ
ジとの間にナノ要素を
引き込む。第1の薄片と第2の薄片との間隔を狭めて交差部における第1
の薄片の導電体層のエッジと
第2の薄片の導電体層のエッジとの間にナノ要素19を挟み、互い
に対向する導電体層のエッジ同士の
間に量子ドットなどのナノ要素を正確にかつ容易に挟むこと
ができることを利用した量子装置の製造方
法ということになる。
 
【符号の説明】

11真空蒸着装置、12、15ローラ、13誘電体層、17導電体層、18、24薄片、19量子ドット、20量子ドッ
ト溶液、21容器、22振動台 23支持台
 
上図に示す、薄片18上に、この薄片全く同様な構造を有するもう一つの薄片24が、それらの
誘電体層
および導電体層が互いに90度の角度で交差し、導電体層のエッジ間に量子ドットを挟
んで対向するよう
に積層した積層構造を形成するので、その状態で薄片同士を固定する。例えば、
薄片の積層構造体の
四つの側面(端面)に例えばエポキシ系接着剤などの接着剤により、例えば
ポリメチルメタクリレート(PM
MA)などの透明な支持板を貼り付け、次に薄片の積層構造体
の両面および積層構造体の側
面に貼り付けられた支持板に、エポキシ系接着剤などの接着剤で、
PMMAなどの透
明な支持板を貼り付け、薄片同士が密着した積層構造体が形成され、量子ドッ
ト装置
ができる。 

また、上図の10AおよびBは、薄片18の一つの導電体層17と薄片24の一つの導電体層17との交
差部を、誘電体層13の斜視図および平面図で、
10Bに示すように、薄片18の一つの導電体層17と
薄片24の一つの導電体層17との交差部の大きさは辺の長さがdの正方形である。10AおよびBに
示すように、薄片の一つの導電体層と薄片の一つの導電体層との交差部には量子ドット19が挟ま
れ、薄片の各導電体層の交差部におけるエッジ間に量子ドット引き込むために、薄片の各導電体
層と薄片の各導電体層との間に印加する電圧について説明すると、薄片の各導電体層17と薄片24
の各導電体層17との間に電圧を印加すると、薄片18の導電体層17と薄片24の導電体層17との交差
部に電場が生じる。導電体層17の厚さは例えば0.2nm以上100nm以下と十分に小さいので、交差部
において互いに対向する導電体層のエッジ間に発生する電場は、薄片の導電体層のエッジに置か
れたこの導電体層の厚さと同等の直径を有する微小半径のワイヤーW1 と、同じく薄片の導電体
層のエッジに置かれた導電体層の厚さと同等の直径を有する微小半径のワイヤーW2 とによる電
場で近似する。


交差部において互いに対向する導電体層17のエッジ間の間隔がbである場合、これらの導電体層
のエッジ間に、導電体層の厚さと同じオーダーないしはその数倍の大きさの直径Dを有する量子
ドットが挟まれると


なるエネルギー差ΔEn が発生する。量子ドット19を例えばSi、Geなどの元素半導体やGa
As、CdTe、ZnSeなどの化合物半導体により形成するとすると、これらの半導体の誘電
率εは10ε0 (ε0 は真空の誘電率)程度であるので、ε0 -ε<0であり、導電体層のエッ
ジ間に量子ドットが挟まれることで、交差部において互いに対向する導電体層のエッジ間に蓄え
られるエネルギーは安定化する。と、いう原理説明が記載されている。こんなことを書いている
本人も頭がこんがらがって来るので今夜はここまでとしよう。要するに、ナノ空間の制御技術が
肝ということになる。

あっぁ~~~疲れた。残件だらけ。翻訳の仕事は堆く放置されたまま。「新経済論」も、「世界
のメガソーラマップ」も途中でほったらかしだし、ほんに手いっぱいだ。ねぇ~ブラッドオレン
ジ君!それにしても早く実って欲しいよ。どんな顔をしているのかなぁ。

 

 Hypnosis

 

 

  

【ブラッドオレンジの料理アラカルト】

地中海地方ではブラッドオレンジは、柑橘系の果物としてブラッドオレンジが良く出される。今
夜の一品目は上の皿の「アボガドと豆とクレソンのスペイン風サラダ」。材料は、ブラッドオレ
ンジ(2個)、クレソン(ひと束)、すり下ろし人参、バター豆(150g)、ミント(一握り)、
エキストラバージンオイル(大さじ3)、赤ワインビネガー(大さじ1)、アボガド(一個)、
塩、胡椒。つくりかたアボガドを剥きスライス、そしてビネガーとオリーヴ油、ブラッドオレン
ジジュース(大さじ5)を混ぜ、スライスアボガド、すり下ろし人参を並べ調理済みバター豆(
ライマメ)クレソンを中央に配置し、ドレシングを振りかければ、地中海の香りが漂ってくるこ
と間違いなし。

おつぎは、上の皿の「ブラッドオレンジカプレーゼサラダ」。石榴ジュース(1カップ)、グラ
ニュー糖(2/3カップ)、
ブラウンシュガーあるいは黒砂糖(大さじ1)、レモンジュース(茶さ
じ1杯半)、レタスの葉6枚、あっぁ~この料理は6人分だ。スライスブラッドオレンジ(4個
分)、スライスモッツァレラチーズ(1ポンド)、オリーブ油(大さじ6)、石榴の種(1/4カッ
プ)、塩(小さじ1/4)。小さい鍋で石榴ジュース、砂糖、レモン汁を入れ容量が1/2になるまで
沸騰させる。冷ましてからブラウンシュガーを入れよくかき混ぜ、室温冷却。後は~っと、省略。

 

最後は、キャラメルキャンディ。「トーストアーモンドと海塩のブラッドオレンジキャラメルと
キャンディ」。ブラッドオレンジ(3カップ)、グラニュー糖(1カップ)、ブラウンシュガー
(1カップ)、無塩バター(1スティク)、生クリーム(1/3カップ)、バニラエキス(小さじ1
)トーストアーモンド(1カップ)、海塩(小さじ2)。グラタン皿にのオーブン用パーチメン
ト紙を敷きバターを塗る。ブラッドオレンジジュースは1/3カップになるまで沸騰させ、除冷し
砂糖、バター生クリームを加え混ぜ、強火でかき混ぜながら沸騰させた後、中火でかき混ぜ、よ
く除冷しバニラエッセンスを入れかき混ぜる。先ほどのパーチメント紙にアーモンドを敷きカラ
メルを注ぎ、そのまま2時間放置しグラタン皿から取り出し海塩(フレーク状)をふりかけ、25
ミリメートルの小片に切断して完成。
 

 常套句

 

花が咲いた、花が咲いた、真っ白な花が。さびしかった、僕の部屋に真っ白な花が咲いた。

                                    

 

 

 

 

コメント
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