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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

湯湯婆に磯鷸

2012年12月17日 | 省エネ実践記

 



 

 

   甲高き淋し気な声あげながらイソシギが翔ぶ晩秋の獄庭(にわ)を / 郷 隼人

 


【いそしぎの羽音】 

 

  


 One day we walked along the sand
 One day in early spring
 You held a piper in your hand
 To mend its broken wing
 Now I'll remember many a day
 And many a lonely mile
 The echo of a piper's song
 The shadow of a smile

 The shadow of your smile
 When you are gone
 Will color all my dreams
 And light the dawn
 Look into my eyes
 My love and see
 All the lovely things
 You are to me


                                         THE SHADOW OF YOUR SMILE    

                                         Written by P.F.Webster & J.Mandel                                                           

 

シングル・マザーで無名の画家のローラ(エリザベス・テイラー)は、カリフォルニアの海岸の
家で、九歳の息子ダニーと暮らしていた。自由な生き方を愛するローラはダニーを学校に通わ
せず、自宅で教育していたが、ダニーは裁判所の命令でミッション・スクールの寮に入れられ
てしまう。今風でいうとフリースクールがない状態だ。
ミッション・スクールの校長で牧師で
もあるエドワード(リチャード・バートン)は、温順な妻のクレアと共に学校を切り盛りし、新
しい礼拝堂を建設するための寄付金集めに奔走していた。エドワードは、神や社会的な常識を
否定するローラを感化しようとするが、逆にローラの自由な心に惹かれ、密かに逢瀬を重ねる
仲となるものの、
ミッション・スクールに礼拝堂を建てるための寄付集めは、実は理事たちの
税の隠れ蓑だったというわけだから、どこでもありそうな不自由な自由主義社会だね。その
エドワードは、校長の座を守るために、理事たちの計画に目をつぶっていたが、ローラの影響
で若い頃の情熱を取り戻したエドワードは、理事からの賄賂を突き返すわけだから逆感化なん
だね、これって。
理事会に逆らったエドワードは、ローラとの関係を妻のクレアに打ち明け、
学校を去る決心をし、ローラもまた、妾のような立場を拒絶し別れを告げる。エドワードは、
考える時間が欲しいと言う妻を残しひとり当てもなく旅立って行ったという文脈なのだが、羽
の折れた幼鳥をヒロインが手当てし、大空へ飛び立たせるエピソードが登場人物の心情の変化
として終端する。映画ストーリはそうなんだけれど、文脈自由文法()としてはエドワ
ードとローラは後日再会し結ばれるんじゃないという想像力を働らかせる。蛇足だけれどね。

 

このごろのテレビって凄いね。衛星放送で映画『いそしぎ』が大画面で鑑賞できる。それもほんの休憩
がてらにね。 1965年の梅田はそりゃ~、大きな映画看板があって掛け変わるのが楽しみだった。
思わず哀愁というか懐かしいということで後半部だけなんだけれど観てしまった。たまりませ
んね。ところで、半世紀たったいまでも‘Common sandpiper’の群れなし飛び羽音が聴ける海

岸ってあるのかなぁ~。来年も遠出できないがこの峠を越えたならそんなこともしたい。






【湯湯婆で足下を暖かく】

冬場の節電として足下を湯湯婆で暖めているがこれは使い勝手が悪く効果が低いという結論を
だしたが、足袋を改良できないネットで下調べしてみたが適当なものがなったが、株式会社ネ
ギシの‘エネCATCHに眼がとまった。原理は、酢酸ナトリウム水和物、チオ硫酸ナトリ
ウム水和物、硫酸ナトリウム水和物、塩化カルシウム水和物を主成分とした蓄熱材を使うもの。
これらの蓄熱材組成物の相変化に伴う凝固を利用し、例えば酢酸ナトリウム水和物は、比較的
高い温度(例えば、55~35℃程度)の熱を確保。硫酸ナトリウム水和物は、やや低めの温度(
例えば、35~20℃程度)の熱を確保し、チオ硫酸ナトリウム水和物は、その中間の温度(例え
ば、45~35℃程度)の熱が確保できる。従って、どの組成物を用いるかは、蓄熱槽2で加熱す
る熱媒体や温水の使用用途に応じて適切なものを選ぶようにすればよい。下記特許はその一例。

 

実登3177022|蓄熱材利用湯たんぽ

上図クリックしてもらえれば全容がわかるが、可撓性(フレキシブル)もあり使いやすそうだ
が、なぜか
電子レンジでの過熱は否定的だ。蓄電もいまは電磁誘導でワイヤレス給電の時代。
安全性を第一として、過熱伝導しなくても非接触で過熱できるマイクロ波吸収蓄熱材を使えば
折りたたんで過熱した後、各々のユースポイントや靴やスリッパなどの衣料品に挿入すれば良
い。なお、ケースに金属が含まれていると帯電放電が起きるので素材選定が重要になる。前に
も記載したが表面温度センサで過熱を自動停止させることができれば問題解決できる。まぁ、
蓄熱材と収納素材加工がポイントになる。



ワープする銀粒子』で防カビくん煙剤を購入しテストを開始。彼女曰く本当に効くのかしら
というので、充分に効くでしょうとだけ答え、充分に下調べしたつもりだからという言葉を付
け加えることを忘れなかった。高度情報・高度消費社会だ、やる気と根気と後はセレンディピ
ティ(serendipity)ということになるが、これに運(外部環境事象)がつけばなお結構。

 

コメント
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