極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

残件満載のグラススキー

2013年09月07日 | 時事書評

 

 

 

【広まるグラススキー】

オースリアで8月に開催されたジュニア世界選手権は回転で斎木達彦選手が日本人男子選手初となる優勝、
同じく、大回転では前田知沙樹選手が優勝している。
今月は宮城県七ヵ宿町でジャパンオープンが開催され
ている。ところで、つい最近までこのような大がかりなスポーツ競技が日本で定
着していることを知らな
かったが、滋賀県ではサンケバレンでレジャースポーツとしてやられているのだ
という程度にしか考えて
いなかった。 
 

 

ところで、グラススキー(Grass skiing)は、スノースキーのトレーニング方法として、1966年にフラン
スで開始されたアルペンスキー。実際にあったショートスキー連続トレッドずっとタンク、または車輪の
上のものなどが使用された。これらのスキーは、スキーヤーのブーツを装着し草で覆われた下り坂で行わ
れる。草のスキーヤーのスキルに応じ、高速走行やジャンプを楽しむことができる。多くのスキーヤーは
ゲレンデや山岳地帯の草で覆われた斜面に夏季の練習に行ったのが始まり。また、一般的にはアルペンス
キーヤーやスキー初心者が積雪に際し、スキートレーニングや技術を学ぶために、ドイツ人のリチャード・
マーティンによって発明された。二年後、マーティンは、新しくスキーフランスのヴォージュの地域に導
入し、それが普及し現在に至る。正式の競技として、米国、ヨーロッパ、イタリア、台湾、中国、日本 、
イラン、レバノン、オーストリア、そしてスイスで導入され、グラススキーのワールドカップが確立され
た。例えば、スペイン北部の Pajares 村のゲレンデでは、八月の週末にはたくさんの参加者が押し寄せ、
毎年恒例のグラススキーの競技が開催されている。



このように、キャタピラ・ベルト付の用具を用い、草の斜面を滑走するスポーツ。基本動作がスノースキ
ーと同じため、当初はスノースキーのシーズン・オフのトレーニング用具として、主にヨーロッパのアル
ペン種目の盛んな諸国で発展。ヨーロッパではグラススキーの人気や認知度は非常に高く、スキーヤーな
ら誰もが知っているトンバ、ツルブリッケン、ステンマルクといったオリンピック・メダリストは、ほと
んどがグラススキー愛好者だという。
日本国内では、故高円宮殿下が愛用、現在は同妃久子殿下が日本グ
ラススキー協会名誉総裁に就任、グラススキーの普及に尽力。七ヶ宿スキー場は、日本国内ではグラスス
キーを体験できる数少ない公認グラススキー場のひとつであり、2013年は世界選手権会場に決定している。




基本的なテクニックは冬スキーと一緒。一般的には横滑りしないし、急停止ができないため、回転する際
はしっかり
とした外側荷重とスムーズな荷重移動がポイントだ。山方向へ回り、ゆっくり、しっかり止ま
るようにし、カービングタ
ーンの基礎レッスンにもぴったりで、スキー自体が短いのでバランスが磨ける。
まずはスタンスを広めに取り、ボー
ゲンから始める。両膝を内側にしぼるようにして、角づけをしっかり
するようにし、ボーゲンが上達したら、パラレル
スタンスに挑戦。その次は、リフトに乗ってのグラスス
キーへゲレンデでチャレンジ。なお、服装は、長袖、長ズボン
を着用。ヘルメットとプロテクター(ひじ、
ひざ)、グローブは普通の軍手でも結構。キャタピラが付いた専用の板を使
用。長さは50~80センチ程。
ブーツとストックは冬と同じものを使用。
 

このほかに、ポッカールという遊技は、ドイツ生まれ。登山家が登山後、楽しみながら下山できる方法と
の発想から開発され、2002年より販売が開始されたばかりの新感覚スポーツギア。ゆるやかな斜面から急
な坂まで、ポッカールはどんな斜面も魅力的な遊びの場に変えてしまう。最大の特徴は、3つのタイヤが
ついた可愛らしいデザインと自転車と同様のハンドル操作により簡単に操縦とブレーキができることで、
子供から大人まで楽しむことができる。もう1つ、マウンテンボードは、冬のスノーボードの熱烈な愛好
家達が、夏でもスノーボードのようなスポーツが出来ないかと発想し誕生したスポーツギア。基本操作は
スノーボードと良く似ていて、スノーボードの経験者ならすぐにコツをつかんで楽しめるアイテム。服装
は、長袖、長ズボンを推奨。ヘルメット、プロテクターを着用する。
 



こんなこをなぜ考えたのか?それはカヌー&カヤックのツーリングの延長で、比良山系、伊吹山系にかけ
夏場の
スキーツアーに絶好で、週末から休みにかけ、腕前を競い合えば、冬場のスキーの腕前も上達で
きると、いたって
単純な思いつきだった。




ここ3週間、パソコンのOSの不調で思っているだけの10分1だけしか作業がはかどらず、イライラ続きで
おかげで、すっかり、ウイスキーのストレートが馴染んでしまった。今朝も朝から調整しやっと昼から、残
件処理。「コンパクト型レーザ核融合」「微生物バイオ燃料電池」「地盤凍結」の3件を処理する。まず、
「地盤凍結」は福島第一原発事故の汚染水で、凍土方式としてセンセーショナルなニュースとして伝えられ
ているが、もともと、鹿島建設が手がけている地下トンネル工事などの防水方法として設計されたもの。矢
板を打ち込み出水防壁を敷設するハード方式だと、配管の貫通などの工事のたびに穿孔作業とその仕舞いに
難点があるが、凍土方式では循環冷媒をコントロールし開口部を穿孔しやすくできるという施工技術で今世
紀に入り実用段階にきているものだ。これがうまいこといくかいかないか、採用されれば、実地テストで必
死のパッチということになるが、詳細な計画と工程表が出て来んと判断はできないということに落ち着く。

 

  

次は「微生物バイオ燃料電池」。埼玉工業大学の内山俊一学長らの研究チームは、独自の微生物電解セルを
開発し、間伐材などの木質バイオマスから水素を高速・高効率で生産することに成功した件だ。木質バイオ
マス抽出液からの平均水素生成速度は溶液量1リットル当たり毎時50ミリリットルの収量で、従来の生産技
術である光合成細菌を用いた処理プロセスに比べて1桁速いとしうもの。
水素変換効率は1グラム当たり、
1300ミリリットルと、グルコース水素醗酵の場合の報告値よりも4倍以上というもの。実験条件は電圧印加
0.7ボルト、アノード(陽極)室に供給する電解液中の有機成分の重量百分率は0.1%。酢酸からの平均水素
生成速度は溶液量1リットル当たり毎時25ミリリットルで、水素変換効率は1グラム当たり650ミリリット
ル。
木質バイオマスからのバイオ水素生産はエネルギー転換効率が低いため、実用化が遅れている(日刊工
業新聞 2013.09.06
)。この発表の前、ペンシルベニア州立大学で、微生物でゴミ中の有機物を分解しエネル
ギー源とする掃除ロボット
の開発し2013年3月2~5日にシカゴで開催された展示会International Home +
Housewares Showに出展している。いまは玩具程度だが、もっとダウンサイジングすれば大化けする可能性
は秘めている確信する。この続きの詳しいことは、いずれまた論考してみるがこれは残件扱いではない。



常温核融合の話はなかなか進展しないが、レーザー核融合は原発が風前の灯しみ状態になり、光産業創成大
学院
大学光産業創成研究科の北川米喜教授らの研究グループは5日、トヨタ自動車や浜松ホトニクスと共同
で進める核
融合発電の実用化に必要な繰り返し核融合の研究で、燃料であるターゲットの連続投入に世界で
初めて成功したと
発表した。核融合に中性子と三重水素のリスクがあるものの、研究課題として継続させた
いようだ。ここもダウンサイジングだ。ダウンサイジングを効果的に進めることで、いろんなことがわかっ
てくるというの「デジタル革命の基本即」だとわたし(たち)は考えている。そのためには最先端のセンシ
ング技術の開発欠かせない。もし手のひらサイズの核融合炉が実現できれば、常温核融合との相違は見かけ
上ないはずだが? そんなことを考えさせられ、大急ぎで残件処理を行った。
 

 

コメント
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